久しぶりの散歩[2012年06月27日(Wed)]
好天に誘われて、久しぶりに散歩に出てみました。
しばらくぶりに歩いた散歩道は、街路樹の葉が茂るだけ茂って薄暗くなっていました。
公園ではラジオ体操をやっている人達や
のんびり陽に当たっている鴨たちを見ながら歩いて行くと
湿地の植物を植えて池に浮かべてある筏で、ノハナショウブが紫色の花を付けていました。
また、今はどこへ行っても白い花を咲かせたニセアカシアを見かけますが、ここでも満開です。
そして足元には、落ちた花柄がいっぱい溜まっています。
池をひと回りして公園を反対側から眺めると、暗い林の向こうに明るい丘が見えてちょっと面白い光景を形作っていました。
あちこちで賑やかな鳥の声は聞えるのですが、その姿はさっぱり見えません。
今日はとうとう鳥にお目にかからなかったなと思いながら公園を後にした時、道路にハクセキレイが飛んできて、
おお、やっと鳥に会った!
ようやく夏らしく[2012年06月26日(Tue)]
昨日の最高気温は23.6℃と久しぶりに暖かな陽気でした。
今朝も好天で、温度はさらに上りそうです。
ハマナスの加工を手掛けている団体に頼まれて、ハマナスの花弁摘みを手伝いました。
ハマナスは今が盛り、けっこう大きな花を付けていました。
ハマナスの紅茶を作るのでたくさんの花弁が必要と云うことで、頑張って摘んでいると、お昼近くになるにつれてだんだん日差しも強くなって頭がクラクラしてきました。
やっと夏が訪れたようです。
お昼に戻ってきましたが、我が家の庭でもフウロソウがいっぱい咲いています。
もうひとつ、ギボウシの白い花も咲き始めました。
こんな風に昼間は暑いくらいだったのですが、夕方になると涼しい風が吹き始めて、心地の良い温度になりました。
夏が来たと云っても、まだまだ真夏には遠いようです。
大通り公園風景[2012年06月25日(Mon)]
そのうちに行こう行こうと思いながらも果たせないままでいたらだんだん期限が迫ってきたので、今朝思いたって運転免許の更新に行ってきました。
すでに高齢者講習は済ませているので目の検査だけで済んだのと月曜日で混んでいなかったのとで、1時間ほどで新しい免許を貰う事が出来ました。
次の更新は5年後ですが、その時元気でいてさらに更新をすることが出来るでしょうか?
更新が早く済んだので午後からの講座「古今集を読む」にも余裕を持って出かけることが出来ました。
今日は久しぶりの青空です。早目に札幌へ着いたので、大通り公園で一休み。
天気も良くお昼休みとあって、公園ではたくさんの人が憩っていました。
見るともなしに眺めていると、人々の様々な姿が目に入ってきます。
お母さんに見守られながら手を挙げてはしゃいでいる男の子。
かと思えば、お母さんと二人で歩いている子の後ろにはハトがいっぱい!
しきりに噴水を覗きこんでいる女の子もいます。
反対側の芝生では、お昼を食べているのか、シートを敷いて座っている人達が。
視線を戻して噴水の向こうを見やると、兄弟でしょうか、二人の男の子が噴水に浸かって遊んでいます。その後ろには、赤ちゃんをあやしているお母さんがいて、さらに右後ろには、しきりに携帯を覗きこんでいる男女がいます。
見れば見るほど様々な光景が見えて飽きませんが、そろそろ講座が始まる時間です。
さて古今集は、今日は秋の部の萩の歌のところでしたが、良く知られたあの僧正遍照の歌が出てきました。
名にめでて折れるばかりぞ 女郎花(おみなえ)我おちにきと人にかたるな
遍照らしい機智のある歌です。
“おみなえし”と云う名前に惚れ込んで折り取っただけなんですよ、おみなえしさん、だから僧侶である私が堕落したなんて人に言ってはいけませんよ!
僧侶の遍照が、花を折り取っただけなのに、まるで女戒を犯してしまったように戯れに言いなした、ところが面白いところです。
ちなみに、遍照が女郎花を折り取ろうとして馬から落ちてしまった時(我おちにき)に作られた歌だと云う説があるそうですが、私はあまりにうがちすぎだと思います。
こんな風に、今日も古今集の歌についてあれこれ解釈して楽しんだのでした。
ああでもない、こうでもない、と意見が飛び交うのでなかなか進まず、今日も結局4首しか読む事が出来ませんでしたが、まあ、これがこの講座の醍醐味なので仕方がありません。
試験場見学と夜のイベント[2012年06月22日(Fri)]
「森林ボランティア・クマゲラ」の活動で、石狩から車で1時間半ほどの美唄市にある林業試験場を見学に行きました。
先ず、案内されたのが、試験場のシンボル・ツリーの大きなメタセコイア。高くそびえていていかにも頼もしげでした。一体高さが何メートルあるのか、聞きもらしましたが、中国から来たもので、ここには1957年に植えられたようです。
この試験場には、たくさんの種類の木がありますが、色々な仕立て方もされていて、カラマツの玉作りなんて云うのもありました。
仕立て方と云えば、77種もの木を使った生垣もありました。
普通は生垣になどできるとも思えないような、シラカンバやイチョウも使ってありました。
また、色々なハマナスの展示や試験場で作られたハマナスの仲間の新種もありました。
きれいな花のニセアカシアの種もいくつかありました。
見本園を見たあとは、新しいタイプのマツの育成のお話を聞きました。
成長は早いが野ネズミの害には弱いカラマツと成長は遅いが野ネズミ害には強いグイマツとを掛け合わせて、成長が早く野ネズミ害にも強いF1雑種が作られて「クリーンラーチ」と名付けられたそうです。
クリーンラーチは、材密度が高く二酸化炭素吸収率が従来の樹種より2割ほど良いので、温暖化防止に貢献できる木として普及が望まれているのだそうです。実際に、木材にしたもの同士比べると、クリーンラーチはカラマツなどよりずっしりと重く密度が高いことを実感しました。
最後に、北海道の多くの人が悩やまされるシラカバ花粉(北海道には道南以外スギはありません)対策として、組織培養で増殖している雄花のないシラカンバも見ることができました。
試験場には、たくさんの樹種が集めてあり、新種も多くあったので、大変楽しく見学する事が出来ました。また、来てみたいと思わせる所でした。
こうして試験場を見た後は、少し旭川寄りにある施設“ピパの湯・ゆうりん館”へ行き入浴組とパークゴルフ組に分かれて楽しみました。
私は入浴組で心地よい疲れで帰ってきて、ゆっくりくつろぎたいところでしたが、そうはいかず、すぐに札幌まで出かけなければなりませんでした。
と云うのは、市民カレッジと関係がある石狩市内にある藤女子大学のイベントがあったからです。実はこの日は、札響の定期演奏会だったのですが、浮世の義理は欠かせず、そちらにも行く事ができませんでした。
それでも、大学の先生との事務連絡も出来たので、出席の甲斐はあったのがなによりでした。