
きょうされん全国大会最終日
各分科会で、様々な学びを深める事ができました。私は、地域交流に参加…。
各事業所における地域の方々との交流を通した事例を通しての就労支援や暮らし支援のあり方を考える機会になりました。
特に、就労支援においては企業との連携…。
人材不足等がある中、障害がある方が業務に参加できる仕組みづくりや、一般就労に向けた協力体制。福祉×企業が今後のキーワードになると思います。
また、ホームから一人暮らしへ向けた支援も地域の協力なしでは進みません。
今後の活動に繋げたいと思います。

最後の全体会において、全国大会アピール文が採択されました。
私たちは、10月17日・18日の2日間、「はじめよう戦後80年から咲かせようまんまの笑顔を 〜みんなのチカラ 奈良の地から〜」をテーマに、きょうされん第48回全国大会を奈良市で開催しました。ごあいさつをいただいた奈良県知事、奈良市長をはじめ来賓の方々、後援、協賛いただいた皆様、大会を支えていただいたすべての方々に心より深く感謝申し上げます。また、わたしたちの大会をともにつくっていただいた行政・学校・そして市民のみなさんにも同じく感謝申し上げます。
今大会には、障害のある人600人を含む2,200人が集いました。300人のボランティアのみなさんに支えられながら奈良県で初めての開催、そして戦後80年という大切な節目での開催となりました。
今大会では、古都奈良にふさわしい利用者フォーラムや観光などが企画され、「みやびをたのしむ」という雅楽の体験、世界遺産の法隆寺やキトラ古墳めぐりを通して、奈良の魅力をたっぷりと楽しむことができました。また、利用者交流を含む14の分科会では、実践・経営・運動や地域づくり、制度改革等、多岐にわたるテーマで交流を深めました。
大会初日の特別シンポジュウムは、「被爆・戦後80年 障害のある人と戦争を考える 〜人権と平和が花ひらく未来をひきよせるために〜」をテーマに、日本原水爆被害者団体協議会事務局長 濱住治郎さんにご講演頂きました。そしてピースアクションをすすめる会 中野素子さんと、きょうされん広島支部、長崎支部の障害のある仲間たちによるシンポジュウムを通じて、核兵器は人類の生存と幸福に重大な影響を及ぼす事を共有し、核兵器の廃絶と平和を希求することの大切さを語り合いました。
今この瞬間にもウクライナやガザでたくさんの尊い命が危機にさらされています。そして、能登半島地震をはじめ世界でも日本各地でも自然災害が頻発しています。各国のリーダーに何よりも大切なのは「いのち」であることを大会参加者の皆さんと共に強く訴えます。
みなさん
今、障害のある人を支援する事業所は、危機的な人手不足に陥っています。それは働く職員の労働環境悪化にとどまらず、急速かつ大幅な物価高とも相まって、障害のある人の生活や生存までも危うくしています。最低賃金は上がりましたが、その元となる障害事業所の報酬は減るばかりです。賃金を抑えざるを得ない事が、職員を確保できない最大の要因になっているのです。きょうされんは、現場の実態を重ねて政府、国会に伝えています。引き続き実態を明らかにし、強く改革を求めていきます。
昨年の優生保護法裁判、今年の7月の生活保護裁判では、相次いで原告勝訴の最高裁判決が示されました。国の政策の過ちを最高裁が断罪したもので、特質すべきは判決でした。しかし優生保護法被害者の補償は遅々として進まず、生活保護裁判に至っては国はいまだに謝罪する事無く、損害回復の目途は立っていません。また、日本以外の国や地域にルーツを持つ人たちを排斥する言説が広がっている事を見過ごすことができません。
大会テーマソングで「まんまの笑顔 あなたのまんま 咲きましょう」とうたっているように、人間の権利が障害の有る無しや性別、国籍等で差をつけることがあってはなりません。この大会を通じて、すべての人の尊厳が守られる平等な社会を作っていくことの大切さを確認することができました。
参加者一人一人がその確信をそれぞれの地域に持ち帰り、多くの人と手を結びながら、だれもが大切にされる社会を作っていく一員となっていきましょう。