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熊本市のフードパル熊本内にある障がい者就労支援事業所です。事業所内での悲喜交々の活動をご紹介しています
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『きらり活動』 (04/09) 大塚瞬
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『きらり活動』 (04/09)
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新型コロナ感染対策 12月1日〜[2020年11月28日(Sat)]
11月25日発表の新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベルは「レベル3警報」とされました。
国内の感染拡大傾向は継続し、1日の感染者数は2,000人を上回る状況となっている中、全国的な警戒が非常に強まっています。11月17日~11月23日の新規感染者は46例で、感染者数自体は先週より少ないですが、今後の拡大が懸念される為、県より、社会福祉施設及び医療機関においては、施設内感染や院内感染を防止する対策の徹底が要請される中、公共交通機関を利用する事のリスクを回避する為に、12月12日までの期間を在宅までの送迎体制とし、利用時間を引き続き、10:00〜15:00で行います。ご理解・ご協力をお願いします。
尚、在宅就労ご希望の方は、ご遠慮なくお申し出ください。

空気清浄機が届きました。現在、就労支援センターくまもとで3機、キラリアートファクトリーで3機稼働しています。これにより95%のウイルス除去が可能となりました。
引き続き、こまめな手洗い、マスク着用等、感染予防対策を行いながら、コロナウイルスとの共生を目指していきましょう。
いきいき健康講座[2020年11月27日(Fri)]
IMG_3880.jpg植木町大和地区公民館で、「いきいき健康づくり講座」が開催されました。講師は、吉良直子さん。
この事業は、熊本市生涯学習の「出前講座」の一環として行われているものです。
今年は、コロナ禍の中で、なかなか開催ができませんでしたが、今年2回目の開催となりました。(前回はWEB研修)
お口の健康は、健康づくりの第一歩。本日は、「ベロタッチ」について、詳しく解説をして頂きました。
ありがとうございました。

空気清浄器を設置しました。[2020年11月27日(Fri)]
IMG_3881.jpg
新型コロナウイルス感染対策として、岩崎電気のエアーリアを設置しました。
性能はこちら → 目

本事業は、本県新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(障害分)を活用したものです。
就労支援センターくまもとに3台、キラリアートファクトリーに3台、グループホームの共有スペースにそれぞれ設置しました。

なかなか、感染予防に対してこだわり等もあり、ご家族の方も心配している部分が多々あったと思いますが、これから寒い冬を迎えるにあたり、飛沫感染を予防するうえで効果があがると感じています。
勿論、日頃の新たな生活様式の獲得が必要です。お仕事や暮らしの支援を通して、コロナとの共生を目指しながら、活動を広げていきたいと思います。
おとなりマルシェ[2020年11月26日(Thu)]
IMG_3878.jpgおとなりマルシェが上通りのびぷれす広場で開催されました。
障害者施設の商品販売の機会がコロナ禍の中で激減する中で、熊本市とはーとアラウンドくまもとの共催事業として、行っています。

コロナウイルス感染予防の為に、参加事業所を減らしての開催です。
その為、11月は、13日と26日の2回に分けて行いました。

ありがとうございます。
第8回居宅支援に関する学習意見交換会[2020年11月26日(Thu)]
今年は、ZOOMによる意見交換会となりました。

新型コロナウイルスに関わる居宅介護事業所実態アンケートの報告を共有し、特別報告として、佛教大学准教授の田中智子先生による家族調査を通して浮かび上がる高齢期家族の実態について、お話を頂きました。
今後、自立応援団も直面する課題です。
障害者の暮らしは、「家族のケア力+経済力に規定されていて、障害者の貧困は、家族に包摂されて見えにくくなっている実態から、アンケートから見えてきたことは、障害者本人の収支は、平均で月に3万〜4万円の赤字であること。更に年齢が上がれば、支出はむしろ上がってしまう(福祉サービスを利用する際の固定的経費等)しかも、親が定年を迎えれば、本人に先駆けて家族の生活の縮小が生じる実態です。

家族の不安は、「どのように家族から社会へケアの移行を行っていくのか?」「ケアラーとして生きてきた自分自身の役割?」「更に暮らしの場移行後の親子関係の不安。」
家族アンケートから見えてきた部分では下記の課題を挙げられました。
1)家族と本人の加齢の影響の同時進行
2)家族と職員による「同居の限界のズレ」
3)家族から見た本人の加齢の影響と本人自身の健康不安
4)離家後の本人との交流
5)家族自身の高齢化の自覚と職員の気づき
6)ケアラーの年代×自分が要介護になったときの生活場所
ここから考えられることは、ケアラーとして以外の家族生活への関心の薄さが、親に対する社会的支援の介入の遅れ(自分自身が要ケア状態となっても、なおケアラーとしての役割を果たそうとしている)を指摘されました。

高齢期の親の葛藤は、
○「もうしてやれないこと」が増えていく中で自分の老いと向き合わなければならないこと
○家族の時間を変えなければならない → 家族にとっての親密な時間の喪失

私たちは、子とつないでいるのは「関係性」であり「役割」ではないという事の認識を持つこと。しかし、日本の福祉の現状は家族依存である問題があります。
しかしながら、老いていく身で重い障害のある子どもの介護を担っている母親たちは、同時に嫁として妻として娘としての人生である事に寄り添いながら、親亡きき後問題に共に考える必要がある事を改めて感じました。

田中先生は、高齢期の家族を支える社会的支援の方途として、「高齢期の障害家族の”老いる権利”と”看取る権利”の確立の大切さ」をお話しいただきました。そして、障害者と家族のノーマライジェーションを同時に追求する事。それは家族自身の「ニーズ」に基づいた家族運動の必要性であり、変化していく親子関係に対しての寄り添いながら、専門職が引き継ぐのは、家族の歴史と物語である事です。
私たちが日ごろ行っている確かな実践記録は、「いま」「ここで」をイキイキと書き残し、家族の物語を聞く余裕と引き出しをたくさん作っていければと感じました。
必要なのは、家族支援の実態の可視化です。「自助・互助・共助」という言葉が簡単に言われていますが、ボランタリーに頼らない制度をつくる事が、本当の意味での共生社会への一歩だと思います。

その後、コロナ禍における居宅支援における実践報告が行われました。多くの課題はヘルパーの高齢化。コロナ禍にはじまったことではありませんが、福祉人材特に居宅介護の人材確保は不定期な勤務の為難しく高齢化が進んでいます。コロナ禍の中での感染リスクがヘルパーにとって大きな不安との闘いが続いています。また、外出自粛によるものも当事者にとって大きな精神的な負担を生じさせています。当法人においても同行援護の利用自粛が増えているのが現状です。
課題を共有しながら、仲間たちの当たり前の暮らしをコロナ禍の中でどのように支援を継続していくのか共に考えていきたいと思います。
自立応援団 職員研修[2020年11月20日(Fri)]
IMG_3874.jpg11月20日阿蘇YMCAにて、自立応援団の職員研修会を開催しました。
例年は土曜日に公開講座として開催していましたが、今年度は、コロナウイルス感染予防の為に、職員だけの研修としました。
特に、今回はコロナウイルス感染予防の為の学習と、コロナ禍の中でどのような支援を継続して行うのか?また、新しい生活習慣の中での仕事づくりについて、互いに学びあうことができました。

感染予防の為に、会場を貸し切った形で自然溢れる阿蘇の景色を満喫しながらの研修。
忙しい中で、話すことが制約されることもある中、冬場の感染拡大を見据えて、情報を共有も行う事ができました。
熊本南部豪雨災害 炊き出し支援活動[2020年11月14日(Sat)]
IMG_3869.jpg人吉球磨きぼうの家にて、熊本南部豪雨災害支援活動を行いました。

当日は、人吉球磨きぼうの家の仲間も参加しての活動となりました。
現在、きぼうの家の近くに西間上町第一仮設住宅と、第二仮設住宅が建設され、約100世帯近くの方が住まわれています。

全国から寄付を頂いた冬物の服や、食器などの生活必需品等をお渡しする事ができました。
また、ワイズメンズクラブ国際協会の協力により、豚丼等の炊き出し支援活動や有田陶器市も開催し、地域の方々も大変、喜んでおられました。
コーヒー等をのみながら、災害の体験談もお聞きしました。本当に命からがら逃げてきて、今までのご苦労をお聞きする事ができました。私たちができる事は小さい事ですが、少しでも元気になって頂ければと感じたところです。
IMG_3870.jpg学生の皆さんに人気だったのは、タピオカ
列を作っておいしいタピオカを味わいながら、話が弾みました。

皆さん、引っ越してきたばかりです。今後の息の長い支援がとても大切だと感じました。
私たちも熊本地震の際は、多くのボランティアの力に励まされました。
私たちの想いが少しでも次なる復興に向けての第一歩に繋がればと感じています。
 
火災避難訓練[2020年11月13日(Fri)]
今回は、地震発生後、二次災害として火災が発生した事を想定しての避難訓練を行いました。仲間たちと一緒に地震の性質やそれに伴う災害を考える機会となりました。一番大切なのは、自分の命を守る事です。
11時30分 緊急地震速報があり、安全に備えました。
一同、机の下へ
11時33分 台所より火災発生 
その後、みんなで避難しました。避難時間は2分28秒。
5分以内が目標なので目標は達成できましたが、反省すべき点も…
避難訓練を通して、今後も仲間たちと一緒に学びたいと思います。(因みに昨年は1分代でした(泣))
新型コロナウイルス感染対策[2020年11月12日(Thu)]
11月11日の熊本県リスクレベルは、「レベル3特別警報」の拡大傾向が発表されました。熊本県・熊本市新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 座長コメントにおいて、県内の先週(11/3〜11/9)の新規感染者は、48例(うち感染源が特定できないリンク無し感染者17例)が確認されており、「レベル3警報」の水準であるものの、レベル4の水準にかなり近接しており、国内の感染状況の拡大傾向に鑑みると、本県において一歩先んじて、レベル4で講じる対策に早急に取り組む必要があると考えられる。とされています。また、国分科会は、今までよりも踏み込んだクラスター対策が重要と緊急提言しています。
つきましては、11月16日より自宅送迎、出勤時間10時00分(終了時間15時00分)に変更したいと思います。
ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

【重要なお願い】
@ 症状がなくとも、外出時の屋内ではマスクを着用して下さい。
A こまめな手洗い・手指消毒を行ってください。
B 発熱時は仕事等を休み、かかりつけ医等に電話相談を!
特にBにおける皆様のご協力をお願いします。
尚、今後の状況変化により変更となる場合があります。変更の際は改めて皆様にお伝えいたします。
*在宅就労をご希望される方につきましては、随時相談ください。
旧優生保護法裁判報告[2020年11月09日(Mon)]
IMG_3868.jpg旧優生保護法裁判が11月9日熊本地方裁判所で行われました。
今回も除斥期間についての意見陳述となりました。各地方裁判所でもこの除斥期間が争点となっています。
前回は、徳田弁護士による障害者への名誉回復がなされていない状況の中であると共に、名誉回復の施策がない状況の中で、法律の名前が変わっただけという趣旨でしたが、今回の福井弁護士は、出生前診断及び人口中絶による障害児出生の防止は、今もなお行われており、心身障害者対策基本法4条で国及び地方団体の責務として、心身障害発生防止を掲げており、これに基づき出生前診断等による障害児の「発生予防」システムを構築した点。昭和49年学術会議の分科会が「人類遺伝学将来計画」を掲げ、「生産性の論理」から障害者の存在そのものを測定している点から、福祉コスト削減すなわち優生学的観点から導入された「出生前診断」及び「人口中絶」は、母体保護の観点ではなく、生産性の論理から障害者の存在を測定したうえで、未だ行われており、「障害=不幸」との考え方や生産性論理に見られる優生思想は平成8年改正を経ても大きな変化なく社会に根付いている。
という主張をした形です。

国民優生法とこれに続く優生保護法とその関連政策による被害は、人権に関する政策の中で最大かつ最悪の問題です。
法律によって身体を傷つけられ、傷つけられた身体は元に戻ることはなく、子どもを持つ権利・持つか持たないかを選ぶ権利を奪い、心も深く傷つけた行為です。しかも、障害者を劣等な人間として位置づけられた法律があった事を恥じるべきであり、除斥期間で済ませられる問題ではないと思います。
「命と尊厳が守られる安心した社会」「排除や差別のない平和な社会」の実現に向けて、みんなでこの問題を学び続けたいと思います。

次回は、1月25日に行われます。
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