
公開講演会『障がい児・者の性発達とその支援』、『夜明け前』上映報告[2018年12月27日(Thu)]
公開講座『障がい児・者の性発達とその支援』及び『夜明け前』上映が12月1日(土)、熊本市食品交流会館で行われた。当日は、保護者や支援者、仲間を含め120名以上の参加があった。『夜明け前』の上映に続いて、長崎大学の宮原春美先生の講演が行われ、後半にはシンポジウムとして、宮原先生、支援者、保護者、仲間との意見交換がなされた。さらに、『夜明け前』上映の時間を利用して、宮原先生より仲間向けにお話をいただき、大変充実した学びの場となった。
『夜明け前』については、「知らないことがたくさんあって勉強になった。」、「保護者が、自分の子どものことを引け目に感じたり、周りの子どもや、保護者に過剰な遠慮をしたり、周囲の人も、偏見を持って見る人が少なくありません。そんな事をいまだに考えさせられる映画でした。」等の感想があった。
一方、講演会やシンポジウムでは、「子どもが成人になり、一人で行動することも増えてきたこのタイミングでお話を伺えたことはとても参考になった。」、「親子であれば親自身の価値観や知識を本人に押し付けたりするのではないかという心配もあり、専門家の先生や正しい知識のある方から学ぶ機会があるいと良い。」といったご意見もいただいた。
今回の公開講座は熊本では初めての企画であり、多くの方々の関心があることが分かった。これからも引き続き、この『障がい児・者と性発達とその支援』につての学びを深めていきたい。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。