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熊本市のフードパル熊本内にある障がい者就労支援事業所です。事業所内での悲喜交々の活動をご紹介しています
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きょうされん熊本支部 くらし部会[2018年11月20日(Tue)]
熊本県身体障害者福祉センターにて、今年度のくらし部会が開催されました。今回は、横浜から社会福祉法人偕恵園 偕恵いわまワークスの荒井忠さんをお招きして、仲間が一人で暮らせる 社会自立生活援助事業のお話をして頂き、グループワークでは、事例を元に、地域で暮らす支援について、共に学びすことができました。
なぜ、ひとり暮らしをしたいのか?
その点を一緒の時間をつくり、行動し考えること。
今年度から自立生活援助事業がはじまりました。今までは、施設入所若しくはグループホームという選択肢はありましたが、ひとり暮らしという選択肢は非常にハードルが高かったように感じています。その人らしく生きるという点を考えた時に、その方の特性や暮らし方にあった地域生活支援が広がりができる事は、とても歓迎すべきことです。
当法人も11月にやっと認可がおりましたので、今後地域生活への移行を支援していきたいと考えています。しかし、横浜の事例からみると課題もたくさんあります。
先ずは、報酬単価が低い事から常勤を配置する事が難しいという点が大きいと感じています。今の状態では、ホームの職員や訪問介護の職員との兼任となり、本当に寄り添った支援ができるのか?
また、期間も最大2年間という縛りがあります。ご家族にとっては、継続的な支援が切れる為、不安を感じられる方も多いのではないでしょうか?
その点をどう考えていくのか?
福祉事業所の連携の強化が鍵を握っていると思います。その中で、私たちは障害者権利条約19条にもあるように、住む場所の選択や誰と暮らすかという選択ができる社会実現の為に、この事業を通して、仲間たちと一緒に考えていきたいと思います。
誰のために、何のために自分たちがあるのか[2018年11月10日(Sat)]
就労支援フォーラムNIPPON特別企画として、A型フォーラムIN熊本の分科会で、はーとアラウンドくまもとの取り組みについて、少しお話をさせて頂きました。
「官民一体となって創り上げる我が街くまもと」ネットワークを活かした取り組みです。
くまもと障がい者ワークライフサポートセンター縁と熊本市障がい保健福祉課から、現在の活動についてこれまでの経緯を含めてお話をして頂きました。自立支援協議会の就労部会の取り組みである「しごといく」の発刊事業や「就労フェア」、「就労継続支援A型事業所サポート事業」を通して感じたことには、「思い描く自分たちのまちを共有していきたい。」という熱意。そこから生まれる「やりたいことは、できることからやる」それが評価に繋がっているというお話でした。行政からの視点は、「共に」という言葉がありました。共に考え、共に協力をしながら進める事の大切さだったと感じています。また、まちくらネットワーク熊本さんからは、A型事業所同志のネットワークの構築の必要性を感じてAMT(A型ミーティング)について報告がなされました。それぞれの事業所の課題を共有し、他の団体との連携(就労部会やワークセンター縁)を図りながら、利用者からも頼りやすい仕組みと環境を整える事の重要性の内容でした。
わたしからは、はーとアラウンドくまもとのこれまでの取り組みとして、「共同受発注」の取り組みや、共同商品の開発及び販売。その先には、一般就労に向けた支援の方向性を意識しながら工賃向上への取り組みの必要性を報告させて頂きました。
まだまだ、社会においては、障害者の差別が存在する中で、私たちが共に歩まなければならないのは、障害に関する偏見や差別をなくしていきながらの活動が求められます。その上での職業訓練であるべきだと感じています。一般就労においても障害者枠は最低賃金であり、同じ仕事をしても他の人との給与に差がある現状を認識する事も必要ですし、企業からの委託事業においても差がまだまだあります。個の事業体から協働の視点を持って共に活動を行う事が必要であり、熊本においてもこのようなネットワークが広がっていく中で、次の段階としてパートナーシップに繋がる活動の大切さを報告させて頂きました。
誰のために・・・
そして、何のために・・・
そのことを中心に捉えなければ、ネットワークは崩壊してしまうと感じています。自分の作業所だけが良ければという観点から、共にを考えていく活動に広げていきたいと思います。