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熊本市のフードパル熊本内にある障がい者就労支援事業所です。事業所内での悲喜交々の活動をご紹介しています
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熊本市懇談会 おでかけICについて[2018年05月28日(Mon)]
本日、熊本市障がい保健福祉課と「おでかけIC」に関する意見懇談会を開催する事ができました。自立応援団からは、私をはじめ職員1名と仲間2名が参加。
熊本市で現在進められている「高齢者及び障がい者の社会参加促進等に関する検討会及び部会設置について」の説明をして頂きました。
この目的は、少子高齢化を踏まえ、高齢者や障がい者が住み慣れた地域で、健康でいきいきと、その人らしく安心して暮らせる社会実現を図る為、高齢者等の積極的な社会参加や健康づくりの促進について検討を行う検討会である説明を頂き、検討事項や委員構成についてご説明を受けたのち、今後の進め方についてお話を聞くことができました。
また、障がい者分野については、熊本市自立支援協議会の中に部会を設置し、6月〜8月の間に複数回予定した中で、意見を第3回検討会にフィールドバックする内容でした。

私たちとしては、公共交通機関は生活の足であり、暮らしに欠かせない点を指摘させて頂いたうえで、社会参加促進という位置づけだけではなく、障がい者の暮らしを守る視点で、今後検討して欲しい要望を伝え、ご理解を頂く事ができました。更に部会のメンバーには障害当事者を半数程度は入れて頂く事をお願い致しました。

仲間からは、運転手の合理的な配慮が不足し、嫌な思いをするケースやICカードの場所の問題、チャージをする事への戸惑いの問題等があります。バス関係の皆さんとの懇談会などを今後、進めていきながら、みんなが利用しやすい公共交通になるよう、進めていきたいと思います。

さくらカードを考える市民のつどい
とき:6月10日(日)14:00〜16:00
ところ:熊本市青年会館 ホール
はーとアラウンドくまもと平成30年度定期総会[2018年05月17日(Thu)]
はーとアラウンドくまもとの定期総会が、熊本市の協力で、ウェルパルくまもとにて開催されました。福島貴志会長より挨拶が行われた後、WAM助成報告・共同受発注事業・広報事業、販売報告がなされました。
平成29年度の反省や課題を踏まえて、30年度に向けた活動を行われる事が確認されました。
同会は、熊本市の障がい者施設等が集まり、主に共同受発注等の事業に取り組みを行いながら、障害当事者の工賃アップにつながる活動を行っています。
当日は、熊本市市議会議員の方々をはじめたくさんの来賓にもご参加頂きました。
その後、はーとアラウンドくまもとが昨年度から取り組んでいる「オーラルピース」に関する講演を、(株)トライフの手嶋社長をお招きして、オーラルピースの特徴、今後の可能性について、お話をして頂きました。飲み込んでも安全なオーガニック口腔ケア製品「オーラルピース」の製造・販売。革新的な技術とネットワークで、高齢化、障がい者雇用などの社会的課題解決に向けての活動は、とても共感する事ができました。
さくらカード 効果検証[2018年05月04日(Fri)]
熊日20180425.jpgさくらカード効果検証の記事が熊本日日新聞に掲載された。
今後、障害者団体との意見交換や市民ワークショップを行いながら検討が進められるようになっているようだが、違和感を感じている。

そもそもさくらカードは、市のサービスなのか?
今後サービスとして位置付けるものなのか?

さくらカードの一部のサービスとして現在、おでかけICがある。障害者は1割負担、高齢者は2割負担で、市電や市内を運行するバスに乗車する事ができる。平成28年3月までは、一定額の負担で、利用できたが現在は、1割負担となり、障害当事者の負担は大きくなっているのが現状。
カードタッチができない方や難しい方にとっての精神的負担と金銭的な負担増がある。

障害者団体は、負担軽減を求める運動を行ってきたが、良い方向で話し合いが検討されていくのか、不安が残る。そもそも冒頭で述べた通り、さくらカードは市のサービスなのか?
という点である。
さくらカードは、市の施設を無料で使用出来たりする。それは、とても良い事であると思うが、市のサービスとして考えるのであれば、切り離すべきだと私は考えている。

障害者権利条約における移動の自由の保障としてのさくらカードが必要である。生活に困難さを抱える方への施策が必要であり、効果を求めるものではない。というのが私の意見である。
移動等により困難さがある方への移動の保障が必要であり、それは福祉施策で進めるべきである。生活には移動が重要な位置を占める。食材の確保、医療機関への移動、行政機関への移動、福祉サービス利用の為の移動。移動手段を持たない方への移動の保障が必要で、一律的な応益負担ではなく、応能負担が求められる。

地方では特に高齢者運転による事故が問題になっている。なぜ、高齢者運転が続くのか?
車社会の時代により、公共交通機関が運営が厳しくなり、廃止されたり便数が減ったりして利用しにくい状況である為に、便利な車を使わざる負えない。マイカーから、公共交通機関への変更で、移動の自由が確保される社会をどうつくっていくのか?
高齢化社会を迎えた今、私たちがどう向き合うかだと思う。そういった観点から、より困難さを抱える障害者の移動の保障をすることで、より多くの方の移動に関する自由さを保障することに繋がるのではないかと考える。