8月1日、熊本県庁新館職員研修室において、10時30分から12時30分までの時間を頂き、要望懇談会を行いました。
熊本県内の事業所とそこで働く仲間たち40名が参加。利用者部会(つばさ会)からは、県内で事業所に通っている仲間たちのアンケートを元に、生活面や仕事面における困りごとやこれからの夢、差別に感じた事を中心にお話をすることができました。収入の面において、障害がある方の困りごとが多い事がアンケートから見えてきました。一人暮らしをしている仲間の多くは生活保護に頼らざる負えない現状。作業工賃の使い方も生活の為に使って、余暇活動に使えるお金がないこともわかってきました。普通の生活をしたいという切実の意見がたくさんでました。
要望懇談項目はこちら ⇒
20170801要望懇談(提出).docその後、きょうされん熊本支部会員事業所との要望懇談では、
「グループホームに関する事」7つの項目と日中加算に関する質問事項
「就労継続支援A型事業に関する事」2つの項目と就労会計に関する質問事項
「日中系福祉サービスに関する事」2つの項目要望
「障がい児教育に関する事」3つの項目要望
「相談支援に関する事」2つの項目要望
「地域活動支援センターに関して」2つの項目要望
「重度心身障害児(者)に関する事」2つの項目とショートステイに関する質問事項
「放課後ディサービスに関する事」1つの項目要望
「障害者権利条約と批准に関する事」2つの項目と要望と4つの質問事項を挙げ、丁寧にお答えいただきました。行政も同じような課題認識を持ちながら、国にも働きかけて頂いている事がわかりましたが、今後も一緒に考えながら、少しでも事業所で働く仲間や、ホーム、地域で暮らす仲間たちが、当たり前にはたらき、選べる暮らしの実現に向けて、障がい者支援課の担当の方々と意見交換でした。