熊本県庁防災センターにて、県との意見交換会を行いました。
きょうされん熊本支部からは、つばさ会から9名支部からは4名の13名が参加し、意見交換ができました。
最初に子ども未来課から優生保護裁判での最高裁判決を受けて、新たな補償法に関する対応等の説明がありました。
きょうされんからは、県知事としての謝罪を検討して欲しい旨をお願いしました。それを受けてではありませんが、11月15日に知事による謝罪会見が行われた事は嬉しく思います。
つばさ会からは、「仕事」「くらし」「社会資源」「将来」の4つの項目について、現在のおかれた障害当事者の状況を説明しながら、それぞれの想いを伝える事ができました。質問に対しても県から丁寧な回答があった事を嬉しく思います。まだまだ、課題はありますが、引き続き、本活動を通して訴えていきたいと思います。
支部からは、65歳問題や地域活動支援センター補助金、報酬改定の影響、等について要望書として提出しましたが、主に65歳問題と地域活動支援センター補助金について、意見交換を行いました。
介護保険優先原則という事は、法律上仕方がない事であるが、不安に感じている方が多い現状、特に相談支援についての不安について、現場の意見としてお話をさせて頂きました。市町村によって格差があるので、県からも情報提供等を行い、当事者に寄り添った支援をお願いしました。
地域活動支援センターについては、この10数年間、補助金が据え置かれている現状。最低賃金もその間上がり、職員を雇用できない現状等を説明しました。また、令和6年度の報酬改定により新聞等でも就労継続支援A型の解雇問題等の事案を説明し、今まで就労継続支援の利用者の行き場としての活用が今後見込まれる等の説明を行い、市町村との協議を求めました。