
JDF地域フォーラム[2024年02月12日(Mon)]

権利委員会より、総括所見が出されて1年半経過しました。
「わたしたち抜きに私たちのことを決めないで」をスローガンでつくられた障害者権利条約。
今の日本の障害者の暮らしや生活についての地域社会の状況についての通知表ともいえるのが総括所見。
基調講演は、DPI日本会議の尾上浩二さん。
「障害者権利条約・国連審査を受けてのこれからの取り組み」としてお話しして頂きました。
医学モデルパターナリズムから人権モデルへの転換が求められます。
障害者の地域生活の包容に向けて私たちは、総括所見を通してどう考えるのか?
また、シンポジュウムでは、寝たきり芸人のあそどっぐさんをお招きして、「障害のある人の地域生活と社会参加」というお題で、シンポジュウムを行いました。
コーディネーターは福島貴志
障害者家族の想いとして、手をつなぐ育成会の西さんや熊本県精神保健福祉会連合会から飯塚さんが、お話して頂きました。
また、障害者の定義が医学モデルから社会モデルとして変わる中、新たに障害として認知された難病や化学物質過敏症に生活に障害がある方からの話を聞きながら、医療と福祉の連携等での課題を含めて、地域における障害者の包容とは何か?
未来に向けて参加者の皆さんと一緒に考える事ができました。