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熊本市のフードパル熊本内にある障がい者就労支援事業所です。事業所内での悲喜交々の活動をご紹介しています
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お口の健康のつくり方 〜障がいを抱えていても元気に暮らす為に〜[2018年10月25日(Thu)]
はーとアラウンドくまもとの研修会は、今回お口の健康をテーマに開催しました。
講師は、社会医療法人芳和会 菊陽病院の歯科医師 山口彩子先生。今年の3月からはーとアラウンドくまもとで取り組んでいるオーラルピース。誤嚥性肺炎等を予防する為にも飲み込んでも支障がない商品の販売を開始しました。その中で、もっと深くお口の健康に学ぼうという企画です。

障害のある子どもの食を通した歯・口の健康づくりとして、8歳までに衛生行動の獲得がとても重要である。何故なら行動調整が難しい障害児の場合、成人期における歯周病などの管理が難しくなる点を指摘し、内科疾患とお口の健康はとても関連性が高い事から、医療による寿命が延長していく中で、歯科の分野においても小児期の虫歯管理から成人期・高齢期における歯周病管理に変わっている事を説明して頂きました。
かむ・飲み込む・接触機能の発達支援が重要であり、オーラルピースにおける口腔ケアの重要性を私たちも更に認識できたところです。
そして、障害のある子どもの食事を守る目的として、先生は、命を守る事と、子どもの尊厳を守る事であるとお話して頂きました。
必要量の栄養を摂取すること、窒息や誤嚥性肺炎の回避は勿論のこと、食べる事の喜びは、生きがいでもあることを私たちは認識しなければなりません。
しかし、その中においてご家族の食の悩みは、偏食、少食であること。これらは、口の機能の発達の遅れにある事を指摘され、唇による取り込み、舌の運動不全、歯のかみ合わせ、感覚統合が弱い部分である。だからこそ、幼児期におけるお口の健康習慣の指導の大切さをお話して頂きました。
その取り組みの一つとして、ベロタッチ運動のすすめをお話して頂きました。
これは、まさに自立応援団が、数年前から取り組んでいる活動であり、この活動の重要性を再認識する事ができました。ベロタッチ運動、そしてオーラルピースを通して、多くの障がい児者の方々にお口の健康を進めていきたいと思います。