さくらカード 効果検証[2018年05月04日(Fri)]
さくらカード効果検証の記事が熊本日日新聞に掲載された。
今後、障害者団体との意見交換や市民ワークショップを行いながら検討が進められるようになっているようだが、違和感を感じている。
そもそもさくらカードは、市のサービスなのか?
今後サービスとして位置付けるものなのか?
さくらカードの一部のサービスとして現在、おでかけICがある。障害者は1割負担、高齢者は2割負担で、市電や市内を運行するバスに乗車する事ができる。平成28年3月までは、一定額の負担で、利用できたが現在は、1割負担となり、障害当事者の負担は大きくなっているのが現状。
カードタッチができない方や難しい方にとっての精神的負担と金銭的な負担増がある。
障害者団体は、負担軽減を求める運動を行ってきたが、良い方向で話し合いが検討されていくのか、不安が残る。そもそも冒頭で述べた通り、さくらカードは市のサービスなのか?
という点である。
さくらカードは、市の施設を無料で使用出来たりする。それは、とても良い事であると思うが、市のサービスとして考えるのであれば、切り離すべきだと私は考えている。
障害者権利条約における移動の自由の保障としてのさくらカードが必要である。生活に困難さを抱える方への施策が必要であり、効果を求めるものではない。というのが私の意見である。
移動等により困難さがある方への移動の保障が必要であり、それは福祉施策で進めるべきである。生活には移動が重要な位置を占める。食材の確保、医療機関への移動、行政機関への移動、福祉サービス利用の為の移動。移動手段を持たない方への移動の保障が必要で、一律的な応益負担ではなく、応能負担が求められる。
地方では特に高齢者運転による事故が問題になっている。なぜ、高齢者運転が続くのか?
車社会の時代により、公共交通機関が運営が厳しくなり、廃止されたり便数が減ったりして利用しにくい状況である為に、便利な車を使わざる負えない。マイカーから、公共交通機関への変更で、移動の自由が確保される社会をどうつくっていくのか?
高齢化社会を迎えた今、私たちがどう向き合うかだと思う。そういった観点から、より困難さを抱える障害者の移動の保障をすることで、より多くの方の移動に関する自由さを保障することに繋がるのではないかと考える。
今後、障害者団体との意見交換や市民ワークショップを行いながら検討が進められるようになっているようだが、違和感を感じている。
そもそもさくらカードは、市のサービスなのか?
今後サービスとして位置付けるものなのか?
さくらカードの一部のサービスとして現在、おでかけICがある。障害者は1割負担、高齢者は2割負担で、市電や市内を運行するバスに乗車する事ができる。平成28年3月までは、一定額の負担で、利用できたが現在は、1割負担となり、障害当事者の負担は大きくなっているのが現状。
カードタッチができない方や難しい方にとっての精神的負担と金銭的な負担増がある。
障害者団体は、負担軽減を求める運動を行ってきたが、良い方向で話し合いが検討されていくのか、不安が残る。そもそも冒頭で述べた通り、さくらカードは市のサービスなのか?
という点である。
さくらカードは、市の施設を無料で使用出来たりする。それは、とても良い事であると思うが、市のサービスとして考えるのであれば、切り離すべきだと私は考えている。
障害者権利条約における移動の自由の保障としてのさくらカードが必要である。生活に困難さを抱える方への施策が必要であり、効果を求めるものではない。というのが私の意見である。
移動等により困難さがある方への移動の保障が必要であり、それは福祉施策で進めるべきである。生活には移動が重要な位置を占める。食材の確保、医療機関への移動、行政機関への移動、福祉サービス利用の為の移動。移動手段を持たない方への移動の保障が必要で、一律的な応益負担ではなく、応能負担が求められる。
地方では特に高齢者運転による事故が問題になっている。なぜ、高齢者運転が続くのか?
車社会の時代により、公共交通機関が運営が厳しくなり、廃止されたり便数が減ったりして利用しにくい状況である為に、便利な車を使わざる負えない。マイカーから、公共交通機関への変更で、移動の自由が確保される社会をどうつくっていくのか?
高齢化社会を迎えた今、私たちがどう向き合うかだと思う。そういった観点から、より困難さを抱える障害者の移動の保障をすることで、より多くの方の移動に関する自由さを保障することに繋がるのではないかと考える。