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熊本市のフードパル熊本内にある障がい者就労支援事業所です。事業所内での悲喜交々の活動をご紹介しています
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きょうされん熊本支部 総会[2023年04月22日(Sat)]
IMG_4535.JPGきょうされん熊本支部総会が宇土市民会館会議室で行われました。
3年ぶりとなる対面による総会。50名を超える方が参加されました。
就労支援センターくまもと、キラリアートファクトリー、グループホーム自立応援団、あいえすヘルパーステーションの仲間や職員も参加し、2027年ビジョン、2022年度活動報告及び収支決算、2023年事業計画及び収支予算について、協議を行いました。
総会に先立ち、小野常任理事より情勢報告、各地で起きている虐待問題等を通して、私たちが目指すべき指針として国連の権利委員会から出された総括所見について学ぶ事ができました。
障がいがあっても地域であたりまえに暮らし、仕事をする中で、きちんとした障害者の権利の保障が求められます。
IMG_4536.JPG午後からは、提案された事業計画等を通して、各事業所の課題や仲間の暮らしを支える為に何が必要なのか?
いろいろと意見交換をする事ができました。

コロナ禍の中で、楽しく交流する機会が失われてきた中、「やっぱり楽しく活動をする事」
が大事だという意見も出ました。
withコロナ時代に向けて、感染予防対策を引き続き行いながら、いろんな事業所の方々と交流をしながら、活動を頑張りたいと思います。
今年度最後のおとなりマルシェ[2023年03月24日(Fri)]
336350646_575801801183193_1830358379028530802_n.jpg今年度最後のおとなりマルシェが、びぷれす広場で開催されました。
今年度は、熊本市主催4回、企業協賛2回、熊本市社会福祉協議会「いきいき福祉基金」2回の合計7回開催し、市民の方々との交流を通して、販売会を開催する事ができました。
ありがとうございます。

そのほか、第一生命様のご協力で、楠支店や長嶺支店での販売、阿蘇、菊陽等県内各地での販売会も開催する事ができました。更には、ゆめタウンはませんでの販売会等、各企業の皆様のご協力により、「つくる」「つながる」「ひろがる」のメッセージを込めたおとなりマルシェが広がってきたことをうれしく思います。
今後とも、いろんな事業所と連携をしながら、障害者就労支援事業所の活動を広げていきたいと思います。
きょうされん熊本支部 第2回代表者会議[2023年03月19日(Sun)]
336541433_169613472600273_1989104571580724532_n.jpg2023年度第2回代表者会議が、宇土市民会館で行われました。

2022年度を振り返りながら、今後のきょうされん熊本支部の活動方針としての各委員会及び部会からの事業報告案と次年度に向けた事業計画案を提案し、意見交換をする事ができました。
コロナ禍の中で、各事業所いろいろな取組みを進められています。

その中での課題等を意見交換をしながら、5ヶ年ビジョンについても共有する事ができました。
国連における総括所見、旧優生保護問題さらには、令和6年度の障害福祉に関する報酬改定等、議論を深めながら、仲間たちにとってあたりまえに働く社会。選べる暮らしについて、考えていきたいと思います。

その後、九州ブロック学習交流会実行委員会が行われ、今回の総括及び収支決算案等についても協議致しました。
九州ブロック学習会最終日[2023年03月05日(Sun)]
331574429_3462827793993748_3035366410637146704_n.jpg初日に引き続き、3つの分科会と特別分科会が行われました。

第1分科会のはたらくなかまの就労・労働実践では、コロナ禍でも私たちは「はたらくなかでたくましく」を大切にしながら、実践してきた中で、障害の重い仲間にとって、働くことの意義の再確認と高工賃の取り組みの重要性について意見交換を行いました。

第2分科会では、グループホームなどの生活支援実践として、障害のある仲間の暮らしを支えるためには、多くの支えが必要です。「豊かに暮らす」為には何が重要なのかを考え合う事ができました。

第3分科会では、事業所の現場での相談支援機能として、障害者自立支援法が施行される以前より、作業所現場では仲間の暮らしに寄り添い、本人や家族から聞き取ったニーズをもとに支援の実践を積み、制度の不備や不足については、行政へ要望して現状を伝えてきました。
現場での相談活動の実践を共有する事ができました。
329759492_948812379582792_6013760502863162542_n.jpg

特別分科会は、働く職員の現状とこれから
〜世界と日本の福祉労働〜 について、高林実行委員長から2時間にわたる講演をして頂きました。
障害のある人が安心して支援を受けられるよう、福祉・介護等の深刻な人手不足を根本的に解消し、福祉に携わる人が、安心して働き続けられることが望まれます。
世界と日本の福祉労働を比較し、働く職員のこれからについてお話を聞くことができました。

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仲間交流会は、熊本城探索と作品づくりに挑戦!
きじ車のちぎり絵をボランティアの皆さんと一緒に楽しむ事ができました。
また、熊本城探索は、復興中の今しか見る事ができない熊本城を満喫しました。

分科会終了後、昨日遅くに熊本入りした小野理事からの情勢報告を通して、現在の障害福祉の課題、65歳問題や旧優生保護の課題。何より怖いのは戦争です。
ウクライナにおける侵略は他人ごとではありません。戦争は障害者を生み、多くの人の命を奪います。一日も早い平和の実現に向けて、力を合わせる事ができればと思います。


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九州ブロック学習交流会 初日[2023年03月04日(Sat)]
331522597_5796107073835264_4465531709526042608_n (1).jpg第25回きょうされん九州ブロック学習交流会が熊本市国際交流会館、熊本市市民会館シアーズホーム・夢ホールで開催され、200名超える参加者となりました。
オープニングセレモニー後、開会全体会、基調報告が行われ、記念講演では、大会実行委員長の高林秀明熊本学園大学教授の「自然災害・コロナ禍から考える、みんなが当たり前に働き選べる暮らし」という内容でお話をして頂きました。

この10年の間に、九州北部豪雨災害、熊本地震、熊本南部豪雨災害と立て続けに災害が起こっています。障害のある人、そして家族、職員の声から見えてきたもの…
アンケート調査等の資料を元にご講演頂きました。
その後、「はたらく」「くらす」「ささえる」の3つの分科会に分かれて共に学ぶ機会となりました。

特別分科会では、旧優生保護裁判の経過として、松村弁護士にお話をして頂きました。
1948年から1996年までの長い間、優生思想に基づいてつくられた優生保護法に対して、その被害者らが国に対し、賠償を求めた裁判。

国はこの法律の下で障害等を理由に、同意や説明もなく強制的に不妊手術や中絶手術をした多くの被害者に対し、充分な謝罪や補償もせず、検証や総括もせず、いまだに深刻な障害者差別を生み出しています。1.23熊本地裁での裁判経過等を通して、この問題の本質について、参加者の方々と共に考えていきました。

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仲間交流会では、〇×クイズをボランティアの皆さんと参加し楽しみました。
サプライズゲストにくまモンも登場!
大変盛り上がりました。


きょうされん「TOMO][2023年03月01日(Wed)]
334994604_780624346318944_2151951683203925010_n.jpgきょうされんの月刊誌「TOMO」
熊本地裁での判決内容について、書かせて頂きました。
今月号は、東日本大震災から12年という事で、特集記事が掲載されています。
また、障害者権利条約について、日本政府への総括所見がありますので、ぜひご覧ください。

障害者就労 サイトで橋渡し[2023年02月28日(Tue)]
IMG_4506.JPG熊本県の補助事業で今年度、はーとアラウンドくまもとで取り組んだ企業と障害者就労支援事業所をつなぐマッチングサイト。
コロナ禍の中で、仕事が減少している障害者就労支援事業所。
一方で、企業は人材確保に困難さを感じています。
互いにwin winにという想いで、障害者就労支援事業所の作業の見える化を図りながら、企業からの受託を目指すものです。
障害者の法定雇用率も今後2.5%〜2.7%に順次上がる中、障害のある方の一般就労に向けた支援にも繋がる事ができればと考えています。

企業から頂いた仕事を通して、企業が求める人材育成。一方で、合理的配慮が企業文化に広がる事に繋がればと願っています。
本日、熊本県庁で、意見交換を行いましたが、障害者就労に繋がる活動として、連携を強めながら今後も進めていきたいと思います。
事業所協議会研修会[2023年02月13日(Mon)]
329614003_611874810757861_8568727883602052044_n.jpg
事業所協議会研修会が、熊本市障障害者福祉センター希望荘で開催されました。
今回は、「障害のある人の人生設計を支えるグループホーム経営」という題で、プレジャーワークの吉田さんから活動報告。
「働く」「暮らす」を利用者中心に支援していく中で、一緒に悩みながら日々の活動をしている実践は、とても大切なところだと思います。その中でも食事を通した生活支援の重要性のお話をして頂きました。
午後からは、障害者総合支援法の改正の概要などについて、熊本県からお話を聞くことができました。
令和6年度に制度が変わる中で、今後の就労支援、共同生活援助での暮らしの支援を職員の皆さんと共有しながら、今後の活動に繋げていきたいと思います。
きょうされん経営管理者総合研修[2023年01月29日(Sun)]
326797968_892663115389128_2888429266404854512_n.jpgきょうされん経営管理者総合研修が、戸山サンライズで開催されました。
自立応援団から荒彫塾生として、三井くんを出している関係もあり、一緒に参加しました。3年ぶりの対面での研修参加です。
記念講演から、障害者権利条約の総括所見の学びを深めながら、人権モデル、はたらく、発達保障の観点から議論を深める事ができました。
翌日は、職員の確保・育成・職場定着・世代交代などさまざまの現場の課題について、意見交換を行いました。慢性化した人材不足。
その中での実践育成が障害福祉の分野で求められます。
持ち帰ってみんなで考えていきたいと思います。
地裁初の勝訴 旧要請保護法裁判[2023年01月23日(Mon)]
326800877_502042968676106_7361132900334410148_n.jpg1月23日(月)、熊本地方裁判所の優生保護法国賠訴訟で、原告の渡辺数美さん(78歳)と女性(76歳)の一部勝訴の判決がでました。
地裁初の勝訴であり、とくに意義が大きいのは「除斥期間」についてです。東京高裁、大阪高裁においては、一時金支給開始からの観点で示されましたが、熊本地裁においては、そもそも除斥期間は認められないという判決でした。それは、私たちが一貫して裁判の中で争ってきた争点です。

裁判官は3つの理由を説明しました。
●原告が被った身体的・精神的損害が甚大であり、大規模かつ長期にわたる憲法違反の人権侵
害よりも法的安定性を例外なく優先させなければならない理由(除斥期間)は、見いだせないという事。
●約半世紀という長きにわたり、被害者への適切な対応や救済措置を取らずに、差別や偏見を
正当化・固定化してきた国は、重大な責めに帰すべきという事。
●深い羞恥、後悔や自責の念、周囲の者らへの言いようがない負い目ないし恐れを内心に抱え
ていた者が、優生手術を受けさせられた事を社会に公表して損害賠償請求権を行使する事が
長期にわたり事実上、不可能であったのは無理からぬ事。

326756344_6245727122172438_2709309390319280243_n.jpgそのうえで、「憲法17条で保障されている損害賠償請求権の行使を民法によって妨げる事は、慎重であるべきだ」としました。

判決を前に1月14日(土)に行なった集会では、障害者は「孤独だった」と語られました。
私たち福祉の人間や医師から、親が手術を勧められて、「この子の為に」という本人不在の意
思決定がなされました。
私たちが彼らの人生を奪った反省をしなければ本当の意味での障害者
の人権回復はできません。それを承認してきた司法、進めてきた国を含めてこの問題に向き合
うことが大事だと思います。

また、女性は渡邊さんの半分の損害賠償金となりました。
生まれた子どもに障害があり、親戚や親から責められ、その後、二人目を授かった時に中絶
手術をし、不妊手術もした方です。障害に対する差別や偏見が彼女を追い込んでしまったので
す。しかし、成人で、自らの判断で手術を受けたことで、損害賠償は減額されました。
優生保護法の全面解決は、私たちがしっかりと反省した中で、仲間の願いを聞く事からはじ
まると思います。未来の子どもたちの為にも、この問題に向き合い、連帯して取り組み、障害
者権利条約がこの国の文化として位置づけられる事を願っています。
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