
安永健太さん死亡事件裁判募金[2014年08月07日(Thu)]
安永健太さんの死亡事件裁判の募金活動ご協力ありがとうございました。
9014円の募金を頂きました。
今後の取り組みとしましては、福岡高裁での公判がはじまります。
第1回公判 9月22日(月)13:30開廷 福岡高裁5階 501法定
2007年9月25日に発生した、警察官5人による取り押さえの際、25歳の青年、安永健太さんが亡くなられました。この事件から半年後の3月28日ようやく佐賀地方検察庁からでた結果は、不起訴処分でした。死亡に至った原因は解明されず、不起訴の説明の内容もまったく納得いくものではありませんでした。なぜ健太さんは死ななければならなかったのでしょう。民事裁判を通じて見えてきたことは、警察官と司法の障がい者に関する無理解から生じたようにしか感じる事ができません。
事件の真相を解明していくことが、二度とこのような悲惨な事件が起きないようにすることと、障害者の権利擁護を守る事に繋がると感じています。
健太さんが自転車の走行の仕方がおかしいと感じた警察官が、パトカーで追尾し、健太さんに停止するようにマイクで合図しサイレンを鳴らして警告しました。知的障害者にわかるでしょうか。そして、パトカーが健太さんを追尾すると交差点の赤信号で停車中のバイクに追突し、健太さんは路上に倒れました。きっと怖い思いをしたことでしょう。
警察官は、「なんばしよっとか」と大声で怒鳴り、手で健太さんを押さえて制圧しようとしました。健太さんは、自閉症の知的障がい者です。触られることが苦手な方です。健太さんが大声で怒鳴られ、体を触られた事で、驚いて手足を振り回したり、言葉がでなくなった事は想像できる事です。それを見て警察官は2人がかりで、路上に引き倒し押さえ続けて、健太さんは心臓性突然死しました。
警察官は市民の命と財産を守る事が必要です。警察官の皆さんには、意思が通じなければ、その通じない原因を探って頂かないと、意思表示が難しい障がい当事者にとって、不安な毎日を過ごさなければなりません。今後、熊本においても考えるつどいを計画していく予定です。共に考えながら、障害があってもなくても共に生きる社会づくりを目指していきましょう。
今回の募金につきましては、きょうされん熊本支部を通しまして、「安永健太さんの死亡事件裁判を考えるつどい」に寄付致します。皆様のご協力誠にありがとうございました。
特定非営利活動法人 自立応援団
理事長 福 島 貴 志
9014円の募金を頂きました。
今後の取り組みとしましては、福岡高裁での公判がはじまります。
第1回公判 9月22日(月)13:30開廷 福岡高裁5階 501法定
2007年9月25日に発生した、警察官5人による取り押さえの際、25歳の青年、安永健太さんが亡くなられました。この事件から半年後の3月28日ようやく佐賀地方検察庁からでた結果は、不起訴処分でした。死亡に至った原因は解明されず、不起訴の説明の内容もまったく納得いくものではありませんでした。なぜ健太さんは死ななければならなかったのでしょう。民事裁判を通じて見えてきたことは、警察官と司法の障がい者に関する無理解から生じたようにしか感じる事ができません。
事件の真相を解明していくことが、二度とこのような悲惨な事件が起きないようにすることと、障害者の権利擁護を守る事に繋がると感じています。
健太さんが自転車の走行の仕方がおかしいと感じた警察官が、パトカーで追尾し、健太さんに停止するようにマイクで合図しサイレンを鳴らして警告しました。知的障害者にわかるでしょうか。そして、パトカーが健太さんを追尾すると交差点の赤信号で停車中のバイクに追突し、健太さんは路上に倒れました。きっと怖い思いをしたことでしょう。
警察官は、「なんばしよっとか」と大声で怒鳴り、手で健太さんを押さえて制圧しようとしました。健太さんは、自閉症の知的障がい者です。触られることが苦手な方です。健太さんが大声で怒鳴られ、体を触られた事で、驚いて手足を振り回したり、言葉がでなくなった事は想像できる事です。それを見て警察官は2人がかりで、路上に引き倒し押さえ続けて、健太さんは心臓性突然死しました。
警察官は市民の命と財産を守る事が必要です。警察官の皆さんには、意思が通じなければ、その通じない原因を探って頂かないと、意思表示が難しい障がい当事者にとって、不安な毎日を過ごさなければなりません。今後、熊本においても考えるつどいを計画していく予定です。共に考えながら、障害があってもなくても共に生きる社会づくりを目指していきましょう。
今回の募金につきましては、きょうされん熊本支部を通しまして、「安永健太さんの死亡事件裁判を考えるつどい」に寄付致します。皆様のご協力誠にありがとうございました。
特定非営利活動法人 自立応援団
理事長 福 島 貴 志