
ハンセン病市民学会 初日[2025年05月10日(Sat)]

〜市民学会20年、さぁ踏み出そう誕生の地から〜
-真の解決を目指して-
全体会第一部では菊池事件について
事件の現状と今後の審理予定についてお話があった後、徳田靖之さんと内田博文さんの対談という形で、憲法的最新事由を求める意義についてお話を聞くことができました。
第二部においては、人権なき医療という内容で、隔離政策の中での患者としての権利、ハンセン病療養所における解剖(自己決定権保障の観点)、断種。堕胎問題、虹波問題を通して、患者の権利が正にパターナリズムが如何に人権侵害の論理に容易に転換していった状況を聞き、改めて障害者権利条約における総括所見における勧告を思い出した。
真の解決につなげる為にも他人事ではなく我がことと捉えなければならないと思います。特に仲間の暮らし、仕事を進めるうえでの自己決定支援の大切さ。あたりまえにはたらき、自分らしい暮らしを選ぶ事ができる社会についてみんなで考えていきたいと思います。