旧優生保護法裁判 和解合意調印式[2024年09月13日(Fri)]
9月13日、子ども家庭庁において旧優生保護法裁判の和解の合意書への調印式が行われました。
熊本では、希望荘大ホールにオンライン会場を設け、原告と弁護団、関係者延べ13名が参加。
調印式を見届ける事ができました。
6年余り続いた裁判もようやく和解に向けめどがつきそうで、原告の方もほっとされていたのが印象的でした。
和解合意内容は国が被害者に対し多大な苦痛と苦難を与えたことへの反省と謝罪。損害賠償金として本人に慰謝料1500万、夫婦の場合、本人1300万、配偶者200万円を支払うこと。
優生思想と障害者にたいしての偏見差別を根絶することが約束されました。
弁護団からは、国からの謝罪はあったものの国会からの謝罪がまだないこと。まだまだ、優生保護問題解決に向けて運動が求められます。
長かった裁判…
あと半年早ければ…
2月にご逝去された渡邊さんの想いから、もっと早めに解決できていれば、一緒に喜べたのにという無念さが残りました。
熊本での裁判は、10月17日11時より福岡高裁で和解合意が結ばれる形になるだろうとのことでした。
優生保護法裁判は、障害者に対して子どもを産む権利、育てる権利を差別による偏見で国が奪った大きな人権侵害です。和解に向け少しずつ進んでいるものの、検証と二度と起こさない為に何が必要なのか?まだまだ、優生問題は根強く残っています。
私たちも普段の実践を通し、なかまのキラリと輝いている部分を多くの方に伝えていき、共生社会が少しでも早く実現できるよう取り組んでいきたいと改めて感じた調印式となりました。
熊本では、希望荘大ホールにオンライン会場を設け、原告と弁護団、関係者延べ13名が参加。
調印式を見届ける事ができました。
6年余り続いた裁判もようやく和解に向けめどがつきそうで、原告の方もほっとされていたのが印象的でした。
和解合意内容は国が被害者に対し多大な苦痛と苦難を与えたことへの反省と謝罪。損害賠償金として本人に慰謝料1500万、夫婦の場合、本人1300万、配偶者200万円を支払うこと。
優生思想と障害者にたいしての偏見差別を根絶することが約束されました。
弁護団からは、国からの謝罪はあったものの国会からの謝罪がまだないこと。まだまだ、優生保護問題解決に向けて運動が求められます。
長かった裁判…
あと半年早ければ…
2月にご逝去された渡邊さんの想いから、もっと早めに解決できていれば、一緒に喜べたのにという無念さが残りました。
熊本での裁判は、10月17日11時より福岡高裁で和解合意が結ばれる形になるだろうとのことでした。
優生保護法裁判は、障害者に対して子どもを産む権利、育てる権利を差別による偏見で国が奪った大きな人権侵害です。和解に向け少しずつ進んでいるものの、検証と二度と起こさない為に何が必要なのか?まだまだ、優生問題は根強く残っています。
私たちも普段の実践を通し、なかまのキラリと輝いている部分を多くの方に伝えていき、共生社会が少しでも早く実現できるよう取り組んでいきたいと改めて感じた調印式となりました。