
優生保護法問題の全面解決をめざす7.22九州フォーラム[2023年07月22日(Sat)]
優生保護法違憲訴訟の現状と全面解決に向けての課題として、徳田弁護士は、意見訴訟の現状を説明したうえで、早期の政治解決を目指す運動の現状として、3.28集会の成功を挙げられました。
また、マスコミの報道の変化を通して、優生保護法問題を早期に解決すべきである論調の確立が必要だと訴えられました。
全面解決の前提は、謝罪と被害に対する賠償が大前提です。そのうえで、人の価値、命の価値を選別する優生思想を一掃する事が大切です。
その為にも司法的な解決が前提であり、裁判所での勝訴(和解)が必要不可欠です。九州はひとつ、たたかいの輪を市民へ、そして全国へ繋がて行きましょう。
その後、福岡弁護団、大分弁護団、熊本弁護団からの裁判状況の報告。
支援団体からも報告がありました。福岡の支援団体からは、2018年聴覚障害の女児事故脂肪における裁判闘争(聴覚障害を理由に逸失利益減額)
裁判における不当判決聴覚障害者は聞こえる人よりコミュニケーション能力が劣るという医学モデルに基づく不当判決。についても報告されました。
優生思想に基づく障害者差別は絶対に許してはいけません。みんなで力をあわせて「優生思想を根絶する運動」を進めていきましょう。