
九州ブロック学習会最終日[2023年03月05日(Sun)]

第1分科会のはたらくなかまの就労・労働実践では、コロナ禍でも私たちは「はたらくなかでたくましく」を大切にしながら、実践してきた中で、障害の重い仲間にとって、働くことの意義の再確認と高工賃の取り組みの重要性について意見交換を行いました。
第2分科会では、グループホームなどの生活支援実践として、障害のある仲間の暮らしを支えるためには、多くの支えが必要です。「豊かに暮らす」為には何が重要なのかを考え合う事ができました。
第3分科会では、事業所の現場での相談支援機能として、障害者自立支援法が施行される以前より、作業所現場では仲間の暮らしに寄り添い、本人や家族から聞き取ったニーズをもとに支援の実践を積み、制度の不備や不足については、行政へ要望して現状を伝えてきました。
現場での相談活動の実践を共有する事ができました。

特別分科会は、働く職員の現状とこれから
〜世界と日本の福祉労働〜 について、高林実行委員長から2時間にわたる講演をして頂きました。
障害のある人が安心して支援を受けられるよう、福祉・介護等の深刻な人手不足を根本的に解消し、福祉に携わる人が、安心して働き続けられることが望まれます。
世界と日本の福祉労働を比較し、働く職員のこれからについてお話を聞くことができました。
仲間交流会は、熊本城探索と作品づくりに挑戦!
きじ車のちぎり絵をボランティアの皆さんと一緒に楽しむ事ができました。
また、熊本城探索は、復興中の今しか見る事ができない熊本城を満喫しました。
分科会終了後、昨日遅くに熊本入りした小野理事からの情勢報告を通して、現在の障害福祉の課題、65歳問題や旧優生保護の課題。何より怖いのは戦争です。
ウクライナにおける侵略は他人ごとではありません。戦争は障害者を生み、多くの人の命を奪います。一日も早い平和の実現に向けて、力を合わせる事ができればと思います。