
自立応援団 虐待防止研修[2022年09月08日(Thu)]

大切な事は、仲間たち一人一人が大切にされること…。
障害福祉の歴史を通して、障害者運動を紐解くと、差別された社会の中で一つ一つ権利の保障を実現してきた学びがありました。
障害者権利条約は、あくまでもその方向性を示すものであり、現場においてその理念をどのような形で、形作っていくのか?
まさに、障害者権利条約の文化を法人内で確立していくことが求められます。
「他のものと平等を基礎として」一人一人があたりまえにはたらき、選べるくらしの実践をみんなで作り出していきたいと思います。
ビデオメッセージの中で、とら太の会の山下順子さんの想いを聞くことができました。
どこかに差別した意識があった過去の自分を振り返りながら、仲間の力の凄さを実感し、私たちができる事の実践。
小さい事かもしれないが、その方の力をほんの少し力を発揮できる環境をつくる事が出来たらという想いは、私たち、職員一人一人が常に向き合いながら、進めていかねばならない事だと感じました。
大切なのは、職員が仲間たちと日常的に接する中で、言葉遣いであったり、行動であったり、すべての事に対して、
「それが仲間にとって大切だったのか?」
「きちんと伝わったのか?」を考え、互いに議論を深めながら、互いに言い合う事ができる文化を法人内で作り上げる事だと思います。
主役は、仲間…
この認識を忘れずに今後も活動を続けていきたいと思います。