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熊本市のフードパル熊本内にある障がい者就労支援事業所です。事業所内での悲喜交々の活動をご紹介しています
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2018年職員研修 「対話のある事業所・集団づくりとはなんだろう」[2019年01月19日(Sat)]
熊本県内のきょうされん加盟事業所から70名近くの方々が集まり、2018年度職員研修が、宇土市民会館で開催され、自立応援団からは、職員5名が参加しました。
今回のテーマは、「対話のある事業所・集団づくりとはなんだろう」です。
鹿児島支部の麦の芽福祉会の取り組みやきょうされん長崎支部のなかま会活動から学ぶ形で、全体研修を行ったのち、3つの分科会に分かれて分科会が行われました。

麦の芽福祉会の報告からは、「誰も排除することなく、ひとりひとりの違いを認め合い、生かされる」事として、麦の芽の事業事例から見た「きょうどう」の意味について深く学ぶ事ができました。直面している課題や問題を財政面から考え、その先に福祉生協に行きついた活動を振り返りながら、「原点は絶えず今にする」事の重要性をお話して頂きました。
長崎支部の仲間会活動からは、施設長や職員に向けた「要望書」を通しての対話について報告を頂きました。「仲間の力を信じてもっと力をつける機会が欲しい」という願いの中に、「職員だけ」「仲間だけ」ではなく、共に活動をしたいという想い。その為に「時間がかかるのかもしれないが、そこに大きな意味がある」事を訴えられました。

さて、日ごろの支援を通して、私たちはいつの間にか「職員」と「利用者」という壁をつくっていないでしょうか?たぶん、そっちの方が合理的で良いのかもしれません。しかし、私たちの仕事の原点を振り返った時に、本当にそれで良いのでしょうか?

分科会では、自立応援団職員の小野琢也から、熊本支部の仲間会活動を通しての現状や課題。そして、ソーシャルアクションの重要性を報告。また、職員役割とは「そもそも何なんだろう?」という部分を参加者の皆さんと共有していく中で、「仲間たちの声」をボトムアップしていく事と、小さな社会モデルの理想への実現が必要である事を報告されました。
地域活動支援センターきらきらの活動からは、仲間対職員ではなく、同じ方向を向く事について実践例を通してお話して頂きました。その中で大事な事は「できたり、できなかったり」だと感じました。あたりまえに会を開き、終わる事が大切ではなく、そのプロセスを大事にする事なのかもしれません。基調講演で「互いを認め合う」という事がキーワードでしたが、「まさにできなくても良い。それまでの対話が重要」である事を考えさせられました。重度な障害があってもそこに参加し、その方の意見をみんなで考えていく。決して先入観にとらわれるのではなく、信じること。
活動を通して、互いに成長していく過程をお話して頂きました。

管理者向けの分科会としては、これからの障がい福祉組織という事で、社会構造の変化、現代社会の課題を通して、非営利組織のいのーべーションとして
国家公益⇒社会課題解決⇒社会価値創造へ
個人⇒組織⇒プラットフォーム
仲間⇒非支援者(消費者)→多者協働による利用者
が必要である事を報告し、各事業所や法人における課題等について意見を交わすことができました。

福祉人材育成は、単独の事業所だけでは難しい環境になっていく中、障害福祉サービスにおける本質をしっかりと伝えていくプログラムをきょうされん熊本支部で、行われています。確かな実践を行うためには、より多くの情報を取り入れ、学び続けていく事だと思います。参加頂いた職員の皆さんは休日の業務となりましたが、大きな力になったと思います。
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