
居住支援についての学習・意見交換会[2016年09月12日(Mon)]
きょうされん居住支援についての学習・意見交換会が新宿NPOセンターにて開催されました。
きょうされん副理事長の斉藤なを子さんから、「日本国憲法と私たち」というテーマで、お話をして頂きました。ナチスドイツ下での「T4作戦」この優生思想の怖さとワイマール憲法の機能停止について過去を振り返りながら、相模原市における障害者施設で起きた殺傷事件は、他の国で起こった過去。そして70年前に起こった事ではなく、実際に今後起こり得る話である事を実感する事ができました。「ここにいるみんなが大切な仲間だね」という斉藤さんの言葉が身に染みました。
進められている改憲の準備。
私たちはどのようにとらえたら良いのでしょう。
日本国憲法の根幹は、「個人の尊厳」にあります。
個人の尊厳13条、人権の永久不可侵性97条
ここには、基本的人権の保障と国民主権が謳われています。
このような動きにしっかりと注視しながら、仲間たちと一緒に考えていかねばならないと感じました。
塩田さんからは、情勢報告として、2018年介護保険制度改正についてのお話を社保審の論議から詳しく説明を頂きました。要介護3以上にサービスを重点化していく中で、軽度者に生活援助サービスを減らす雰囲気が見え隠れする中、私たちは、軽度者への支援、生活援助の専門性とは何かという面を社会に訴える必要があります。この流れは、障害福祉分野においても同じだからです。
しっかりとした専門性を学びながら、その専門性の必要性の理解を地域に深めていく事が重要だと思いました。
きょうされん副理事長の斉藤なを子さんから、「日本国憲法と私たち」というテーマで、お話をして頂きました。ナチスドイツ下での「T4作戦」この優生思想の怖さとワイマール憲法の機能停止について過去を振り返りながら、相模原市における障害者施設で起きた殺傷事件は、他の国で起こった過去。そして70年前に起こった事ではなく、実際に今後起こり得る話である事を実感する事ができました。「ここにいるみんなが大切な仲間だね」という斉藤さんの言葉が身に染みました。
進められている改憲の準備。
私たちはどのようにとらえたら良いのでしょう。
日本国憲法の根幹は、「個人の尊厳」にあります。
個人の尊厳13条、人権の永久不可侵性97条
ここには、基本的人権の保障と国民主権が謳われています。
このような動きにしっかりと注視しながら、仲間たちと一緒に考えていかねばならないと感じました。
塩田さんからは、情勢報告として、2018年介護保険制度改正についてのお話を社保審の論議から詳しく説明を頂きました。要介護3以上にサービスを重点化していく中で、軽度者に生活援助サービスを減らす雰囲気が見え隠れする中、私たちは、軽度者への支援、生活援助の専門性とは何かという面を社会に訴える必要があります。この流れは、障害福祉分野においても同じだからです。
しっかりとした専門性を学びながら、その専門性の必要性の理解を地域に深めていく事が重要だと思いました。