昔の人は強かった…[2012年05月30日(Wed)]
夏の様な暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日休日に気になる映画を見に行きました。
「鬼に聞け」という映画で宮大工の西岡常一さんのドキュメントでした。
なかなか渋そうな映画だなと思い見たら本当に渋い映画でした。いわゆる職人の魂の様な映画で、すべての大工仕事に魂を打ち込む映画でした。
大正生まれの方だったと思いますが、今では忘れてしまいがちな職人カタギを見せてもらいました。体も小柄で良い意味で昔の日本人体型の方でした。
頑固一徹で自分の芯を決して曲げない方で、本当のカッコイイとはこうゆう事だよな…と思ってしまいました。
目先の事や表面的な事ばかりが多い現代において、こんな人はなかなか見なくなったなと思いました。
「君かわい〜ね〜」と言って女の尻を追っかけるのはギャグとしては良いですが、それが本質になってしまっては、情けな過ぎです。ビックリする事に西岡さんもちょうど僕と同じ事で悩んでいました。
自分の信じた仕事を通すか、周りの近代的な事をどう受け入れるか、やはりそこは避けて通れない様です。
結局、西岡さんは中道を進まれた様で、使いたくないコンクリートを周りのブレーンに押し切られ受け入れた様です。
僕の場合はマルチですが…。
それにしても昔の人は強かった…と思います。
昔は今ほど便利な訳ではない時代ですので、応用力に長けていたんだと思います。
それがゆえに隣り近所ともしっかり繋がっていたはずです。
今は一人でもある程度生活できるので周りと協力しあう必然性がないのだと思います。
なんだかそこに現代の空虚な風のヒントがあるような気がします。
これから農芸班が西岡さんの様な名刀になるか、はたまたナマクラになるか、毎日失敗を繰り返していつの日か絶対に折れない刀ができたら本望です。
先日休日に気になる映画を見に行きました。
「鬼に聞け」という映画で宮大工の西岡常一さんのドキュメントでした。
なかなか渋そうな映画だなと思い見たら本当に渋い映画でした。いわゆる職人の魂の様な映画で、すべての大工仕事に魂を打ち込む映画でした。
大正生まれの方だったと思いますが、今では忘れてしまいがちな職人カタギを見せてもらいました。体も小柄で良い意味で昔の日本人体型の方でした。
頑固一徹で自分の芯を決して曲げない方で、本当のカッコイイとはこうゆう事だよな…と思ってしまいました。
目先の事や表面的な事ばかりが多い現代において、こんな人はなかなか見なくなったなと思いました。
「君かわい〜ね〜」と言って女の尻を追っかけるのはギャグとしては良いですが、それが本質になってしまっては、情けな過ぎです。ビックリする事に西岡さんもちょうど僕と同じ事で悩んでいました。
自分の信じた仕事を通すか、周りの近代的な事をどう受け入れるか、やはりそこは避けて通れない様です。
結局、西岡さんは中道を進まれた様で、使いたくないコンクリートを周りのブレーンに押し切られ受け入れた様です。
僕の場合はマルチですが…。
それにしても昔の人は強かった…と思います。
昔は今ほど便利な訳ではない時代ですので、応用力に長けていたんだと思います。
それがゆえに隣り近所ともしっかり繋がっていたはずです。
今は一人でもある程度生活できるので周りと協力しあう必然性がないのだと思います。
なんだかそこに現代の空虚な風のヒントがあるような気がします。
これから農芸班が西岡さんの様な名刀になるか、はたまたナマクラになるか、毎日失敗を繰り返していつの日か絶対に折れない刀ができたら本望です。