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内閣府主催「研修会」 [2009年02月25日(Wed)]



昨日、内閣府主催の「研修会」にパネラーとして参加してきました。

今朝の中国新聞に写真入りで掲載されていましたね・・・
私は、口をとんがらかせて「怒っている」そんな写真でしたが・・いつも口尖らせているわけではありませんよ(苦笑)

はじめに、京都大学の上原准教授による
「子どもを取り巻くネットと携帯の現状とその脅威」と題してのご講演。
数値やデーターもわかりやすく、体系だてて、非常にわかり易い内容でした。




先生の【結論】は・・・・

□ネットもケータイも社会に不可欠な道具
 そのうち子どもにも不可欠になるだろう
□しかし「自己責任社会」という大前提に立った
 設計のため、子どもを直接放り込むには不適当
 少なくとも大人の見守りが必要
□保護者には子どもの監督責任がある!
 ネット社会で子どもに起きた問題は保護者の責任
 ■被害者だけでなく加害者にもなりうる
□子どもにネット上でのルールやマナーを
 守らせるのは保護者の責任

後半部分は、私も参加してのパネルディスカッション。
今回特徴的だったのは、現役高校生2名が参加してくれたことです。
打合せの会場では、かなり緊張している様子でしたけど、さすが 陸上部と野球部のキャプテン!
本番では、しっかりと自分の意見を話していました。

彼らも、ある時期(持ち始めた頃)は、ケイタイが楽しくて「いじり倒していた」そうです。
でも、高校になり、部活も急がしくなり、メールをする程度の使用頻度に落ち着いているそうです。

私が彼らから感じたことは、

 高校生 と ケイタイ の 間には・・・・

   高校生 : 部活 ・ 友だち ・親 : ケイタイ

そんな関係が見えてきました。 つまり、ケイタイと「距離」をおくことができている。
そんなイメージです。  

 でも・・ ケイタイに依存している子どもたちは

  子ども : 親指 : ケイタイ ケイタイの向こう側に 友だちやサークル、掲示板・・・・

そんなイメージが見えてきました。

子どもたちからケイタイを無理やり遠ざけるのではなく、子どもとケイタイの間に・・・
その子の興味がある事を挟んでいけば良いのです!

その意味でも、中学・高校での「部活」は大切な存在ですね。

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