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キラキラの瞳にふれて〜NPO法人せんだい杜の子ども劇場〜 [2014年08月26日(Tue)]

8月23日(土)の暑い暑い夏の日。

泉区の七北田公園で行われた「泉区民ふるさとまつり」に出展する「NPO法人せんだい杜の子ども劇場」(以下、杜の子ども劇場)。

「泉区民ふるさとまつり」でのブース運営が、夏ボラ高校生体験最終日!ということで、ゆるるスタッフKも、参加してきました。

 

さて、今回杜の子ども劇場のブースで体験できるのは「水万華鏡づくり」

ブースを訪れた子どもたちは、見本の水万華鏡を瞳をキラキラさせて、夢中になって覗いています。

↑いざ、水万華鏡づくり!

 

そして、「私(僕)作りたい!」と・・・そこからが、高校生の出番!

各作成パートに分かれて、途切れることなくやってくる子どもたちの真剣な瞳を前にして、優しく丁寧に作り方の説明していました。

「子どもでも年齢が違うと作り方の説明も変えなければいけないので、そこが難しくて大変でした。でも楽しかったです!」

とこちらの高校生も、キラキラの笑顔。

みんな違う高校で、夏ボラで初めて知り合ったのですが、チームワークはバッチリ! 

暑い中、お互いのことを思いやりながらの体験でした。

杜の子ども劇場のメンバーさんも「今日のイベントは彼女たちがいなくては成り立たなかった」とお話されていました。

 

他にも会報発送の準備や児童館でのボランティアも体験した高校生たちからは、

「事務局や児童館。様々な場所で、体験することができて、学びの多い夏ボラでした」

「とても大変でしたが、いろいろな方と出会えて楽しい時間でした」と3日間を振り返って話してくれました。

夏ボラでの貴重な体験は、今までの夏休みとは、またひとあじ違う夏の思い出となったのではないでしょうか。

この体験は、私の思い出にもしっかりと刻まれました。くっきりの日焼けともに・・・(・∀・i)

===================================================

「NPO法人せんだい杜の子ども劇場」は、すべての子どもが心豊かに育つ環境づくりを目的として

子どもたちのための舞台鑑賞会や自然体験、子育て支援等の活動を行っています。

Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 16:36 | 夏ボラ | この記事のURL
児童館へいらっしゃ〜い〜NPO法人FOR YOUにこにこの家〜 [2014年08月25日(Mon)]

こんにちは。
ゆるるインターンCが取材に行ってきましたので、その様子をお伝えします。


23日にお邪魔したのは、「NPO法人FOR YOUにこにこの家」(以下、にこにこの家)。

夏ボラ3日目の23日、高校生は、仙台市東四郎丸児童館での夏行事のお手伝いを任されていました。
その名も「児童館へいらっしゃ〜い&納涼祭」(以下、納涼祭)。

これは毎年恒例となっている行事で、お神輿やゲームを通じて
近所の老人ホームのおじいちゃん・おばあちゃん、子ども達、親御さんが交流し、
地域の人、皆が楽しめる行事です。

夏らしい暑さの中、
「わっしょいわっしょい」「魚釣りにお化け屋敷、スライムも作れるよ」と声を掛けながら
カラフルなお神輿を担いだ子ども達と、夏ボラの高校生が町内を巡ります。

児童館に戻ってくると、すでに各ブースにお客さんが!
お神輿の次は、ゲーム運営をお手伝いします。

夏ボラ高校生の3人はそれぞれ、
Sさんは「魚釣り」、Wさんは「輪投げ」、Tさんは「お化け屋敷」でお化け役を担当しました。

「(高校生は)私達より年齢的にも近いので、
目線や口調という面でも、子どもと自然なコミュ二ケーションがとれている」
と「的あて」ブースを担当していたスタッフのYさん。

また、どのブースからも、子ども達からの「楽しかった!」「もう一回行く!」という声が。

「お姉さん」としての高校生の頑張りもあり、お祭りは大盛況でした。


納涼祭には親子以外にも、近隣の高齢者の方の姿もありました。
「地域が広い意味での家族になるといいかな」と代表の小岩さんは言います。

東四郎丸児童館は、
地域が「家族」となるためのつながりを育む場所なのだと感じ、
児童館がそのような場所になり得るのだということを実感しました。


=======================================
「にこにこの家」では、多彩な事業運営が行われています。
介護予防事業として「にこにこ倶楽部」というミニデイサービスを運営し、
児童館事業として「仙台市東四郎丸児童館」の管理を担い、
地域交流事業を担う地域福祉ネットワーク「ほっとネットin東中田」の代表としても活動しています。

Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 11:20 | 夏ボラ | この記事のURL
想いは繋がる〜NPO法人住民互助福祉団体ささえ愛山元〜 [2014年08月25日(Mon)]

こんにちは。ゆるるスタッフのIです。

「NPO法人住民互助福祉団体ささえ愛山元」(以下、ささえ愛山元)の夏ボラ体験にお邪魔してきました!

「ささえ愛山元」は、「助け合いの精神に基づき、安心して老いるために」を合言葉に

誰もが心豊かに安心して暮らしていける地域社会を目指して活動しています。

20日からの2日間「ささえ愛山元」の通所介護事業(デイケアサービス)を担う事業所では、

夏ボラ体験に高校生2名が参加しています。

 

今日も30度を超える真夏日でしたが、「ささえ愛山元」のスタッフの皆さん、利用者の皆さんは朝から笑顔と元気でいっぱいでした。

その姿に、体験初日ということもあって高校生は圧倒されていました。

しかし、午前中の指や足の体操、入浴の体験、また、パズルや貼り絵など

利用者の方と一緒に活動するうちに自然と笑顔が出て、自分から話しかける高校生たち。

体験している高校生からも「すごく緊張していますが、利用者の方と接するごとに楽しさも生まれてきました」という話も聞けました。

 

今回夏ボラ体験を受け入れた理由について団体から、

「介護職員が少ないという現状があります。だからこそ若い人たちにもっと福祉について知ってもらいたいです。

また、将来職業を選ぶ選択肢の一つになってもらえればいいと思っています」と語ってくれました。

そして、この夏ボラ体験を通して高校生には

「介護という学問レベルではなく、普段家で“おじいちゃん”や“おばあちゃん”に接しているみたいにして欲しいです。

その中で、自分が持っている優しさを外にいっぱい出せるようになって欲しいです」と思いを伝えました。

 

そして、今回の夏ボラ体験の受け入れ先を「ささえ愛山元」に選んだ理由を高校生に聞いてみました…!

「将来福祉関係の道へ進みたいと思っています。そのために現場でさまざまのことを見たり聞いたり、

一つでも多くのことを学びたいと思ったからです」

夏ボラ体験に参加している高校生には、夢に向かって実りのある充実した時間を体感してもらいたいと思います。

最後に、私自身、受け入れ先の「ささえ愛山元」の願いと高校生が描いている夢が繋がり、一つの形になっていくことを強く感じた一日でした。

Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 10:49 | 夏ボラ | この記事のURL
続々・条例の会仙台取材 [2014年08月22日(Fri)]
こんにちは。
ゆるる事務局の大西です。

本日は朝から宮城野区松岡町に直行。
NPO法人麦の会代表の飯島茂さんに話を聞きに行くためでした。

麦の会は松岡町で『コッペ』という店を開いており、そこでパンやクッキーを作って販売しています。
スタッフには知的障がいを抱える方もおり、『コッペ』は就労支援の場所にもなっています。
ゆるるにも2週間に1度『コッペ』のパンを売りに来てくれるので、ゆるるスタッフにも馴染み深い団体さんです。
そして麦の会も条例の会仙台の構成団体であり、飯島さんはその立ち上げ以前から条例づくりに関わってきました。

P8220001.JPG
飯島さんです。

飯島さんからは主に知的障がい者支援の観点から、条例の会の取り組みの話を聞きました。
ただ、その内容は月刊ゆるる9月号に掲載させて頂くとして、この記事では別の問題を取り上げたいと思います。

それは、条例が制定されるまでのタイムスパン。
仙台市の計画では、条例制定を2016年4月としています。
15年12月の市議会定例会に条例案を提出する予定なので、実質残された時間は1年と3か月程度しかありません。

それまでに何をしなければいけないのか、市の計画に沿って記載します。
・現状の把握
・課題・論点の整理
・条例の骨格(構成案)の作成
・条例の中間案の作成
・パブリックコメント募集
・答申案の作成
・答申
と、こうなっています。
そして現在の進捗は、というと現状の把握の段階です。(市では8月31日まで障がい差別の事例募集をしています)

そして条例案を作っていく機関は仙台市障害者施策推進協議会となるわけですが、この協議会では条例制定の議論だけがなされるわけではなく、仙台市障害者福祉計画やその他直接条例とは関係がない内容もその場で話し合われます。
また、15年12月までに開催される協議会は7回。
残り7回の協議会の、限られた一部の時間を使って、上記のタスクを進めていかなくてはならないことになります。

ただ条例を作ることだけが目的なのであれば、制定までの期間も制定に至るプロセスもそこまで重視しなくてもいいのかもしれません。
しかし、条例の会仙台が、そしてもちろん仙台市も、目指しているのは条例を作った先、その条例を活かして差別のないまちづくりを進めることです。

そのためには条例づくりの段階から、協議会委員だけでなく、障がい当事者、一般市民、その他様々な立場の人びとの意見を集め、ぶつけあい、それぞれの理解を深めながら作る必要があります。
今現在の進め方で2016年4月の制定を目指すとして、どれだけ議論を深める余裕があるだろうか、条例の会仙台はその点を危惧しています。

ただ、幸いなことに6月25日に開催された第1回障害者施策推進協議会において、奥山恵美子仙台市長はこのように発言しています。

「ただ単に条例ができればそれで事がなるというほど単純ではないというのはもう委員の皆様方十分ご存じのことでございまして、世の中、一般がやはりこの問題を深く受け止め,自分たちの暮らしの中でどういうふうにそれを実践していけるかというところまで踏み込んでいかないと、なかなか本当に意味のある条例にはならないのではと考えております。そういう意味では、このことを多くの障害をお持ちの皆様、当事者の皆様、また市民の皆様とともにつくっていくというプロセスが大変重要ではないかと思っておりまして、協議会のほうにはぜひ今年度の時期におきましてはどのようにつくり上げていくことが望ましいかということにつきましても改めてご意見をいただければ大変我々もありがたいと思っているところでございます。ぜひ時間はかかっても、市民の皆様にじっくりご理解いただいて、そして実際に仙台のまちがこれによって5年後、10 年後には確かにあの時期を1つの節目として変わったと言われるような、そんな形になればと願っておりますので、ご尽力をお願いしたいと思うところでございます。」http://www.city.sendai.jp/kenkou/shougai/sesakusuisinkyo/pdf/260625/2601giji.pdf

この市長の言葉もあり、条例の会仙台では先日市長あてに下記の要望を提出しています。
・障害者施策推進協議会の中に、条例制定のためのワーキンググループを作ること。
・2年の期間で制定されることが望ましいですが、場合によっては検討の期間の延長も視野に入れ、内容の検討が不十分にならないようにすること。
・仙台市付属機関等の会議の公開に関する取扱要領第3条を厳守すること。協議会の傍聴ができる環境作りを進めること。傍聴者の定員を設けないこと。
・十分な予算措置を取ること。
・市民が十分な情報を得るための幅広い見地から、推進協議会での手話通訳の設置を行うこと。
以上。

市長の言葉通り、また条例の会仙台が要望する通り、きちんとしたプロセスを伴う中身のある条例が完成することを期待してやみません。

次回、第2回障害者施策推進協議会の開催は9月5日(金)です。
Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 14:32 | 月刊杜の伝言板ゆるる | この記事のURL | コメント(0)
続・条例の会仙台取材 [2014年08月21日(Thu)]
こんばんは。
ゆるる事務局の大西です。

9月1日に発行する月刊ゆるる9月号の特集記事を作成するため、条例の会仙台を取材中です。

前回のブログ記事では条例の会仙台の杉山さんと及川さんへの取材を報告しましたが、本日新たに追加取材を敢行しました。
取材相手は条例の会仙台事務局長の大江正義さんとメンバーのサラさん。

P8210003.JPG
大江さんです。
サラさんのお写真はゆるる9月号までお待ちください。
とても魅力的な女性、とだけお伝えしておきます。

前回取材した杉山さん、及川さんはどちらも肢体が不自由という身体障がいを持つ方。
そして今回の大江さんはポリオに起因する身体障がい、サラさんは統合失調症という精神障がいを持っています。

今回の特集は、仙台市が障がい者差別をなくすための条例を作ろうとしている、ということがメイントピックとなるわけですが、これまで4人の方のお話を聞いてきて一つ重要なことに気がつきました。
それは、条例を作ること自体が目的なのではなく、大切なのは条例を作るプロセスを通じて、健常者と障がい者間の相互理解を深めることだ、ということです。

今の社会において障がいを持つ人々がどのような苦労、嫌な思いをしているか、を障がいを持たない人と話し合い、両者がともに暮らしやすいまちを作っていくこと。
条例づくりは、健常者・障がい者それぞれが歩み寄るきっかけになりうるのではないか、と感じています。

しかし、話を聞けば聞くほどに、今回取り上げようとしている話の内容の深さを知ることとなり、どうまとめていけばよいものか、たいそう頭を悩ませているところです!
複数回の連載にするべきかどうか…うーん。
Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 20:23 | 月刊杜の伝言板ゆるる | この記事のURL | コメント(0)
世代を越えた交流が育む心〜NPO法人ホームひなたぼっこ〜 [2014年08月20日(Wed)]

こんにちは、ゆるるインターンのCです。

本日は、「NPO法人ホームひなたぼっこ」(以下、ひなたぼっこ)へ取材に行ってきましたので、その様子をお伝えします。

「ひなたぼっこ」には3つの事業所があり、
お年寄りの為の通所介護や子どもたちの託児をメインに運営する「ひなたぼっこ桑原」「ひなたぼっこ二木」、
ハンディを抱える子どもたちへの発達支援をメインに運営する「ひなたぼっこハーモニー」があります。


3つの事業所は歩いて行き来することが出来る程近くにあるため、
年齢やハンディの有無にとわれない多世代間での交流が日常的に行われています。
また、事業所は民家を改築して利用しているため見た目からも親しみやすく、
利用者の方にとって「ひなたぼっこ」は、もう一つの「家」のような存在です。

8月19日、本日は夏ボラ体験初日です。

朝10時―。
今日の活動場所である「ひなたぼっこ二木」へお邪魔すると、
まずは、歌に合わせながらの朝の挨拶と自己紹介。
今日来ている子ども達、おばあちゃん・おじいちゃん、スタッフさんの名前と顔を皆で確認します。

そして、今日は絶好のお出かけ日和!
おばあちゃんたちは車でお出掛けです。

一方、子どもたちは皆でお留守番。
でも今日は、夏ボラ参加の高校生、Rお兄さんも一緒です。

まずは「リトニック」と呼ばれる、音楽に合わせながらの軽運動。
次に外へ出て「ひなたぼっこハーモニー」(以下、ハーモニー)へ移動し、庭の畑でナスを収穫。


初めは緊張気味でしたが、時間が経つごとに子どもたちとのコミュニケーションが増えているR君。
活動半ばに感想を聞いてみると、
「大変だけど、やりがいががあります」とはにかみながら答えてくれました。

 

口数はあまり多くないR君でしたが、
子どもたちと話している姿からも、「子どもが好き」という気持ちが滲み出ていましたました。

そして、お昼の時間。

小さい子どもたちは先にご飯を済ませ、お昼寝をします。
準備では、R君も着替えの手伝いをしようとしますが…子どもに逃げられ悪戦苦闘していました(笑)
一方で、分からない点はスタッフの方にきちんと質問する姿も印象的でした。

ちょっぴりお兄さんお姉さんの子どもたちは、おばあちゃんたちと一緒にお昼を食べます。
メニューは、年齢に関係なくみんな一緒、そして、囲む食卓も一緒です。

 


「(子どももお年寄りもみんなが)一緒に楽しめるように活動していて、ここではそれが普通なんです」
と代表の布田さん。また、
「子どもたちやおじいちゃん、おばあちゃんの立場に立って話題を考えたりしています」とスタッフさん。
「ひなたぼっこ」では、分け隔てのない優しさや心遣いが溢れています。

お昼寝前にはあばあちゃんたちに「おやすみなさい」を言い、
赤ちゃんがミルクを飲んでいればそっと手を添える。
スタッフさんたちが利用者の方々に向ける優しさは、子ども達にもしっかりと伝わっています。


今回の取材では、
多世代間での交流により子どもの「心が育つ」こと、そしてこの交流は子どもに限らず、
関わるすべての人たちに気付きや発見、さらには生きる力をももたらし得るのだと感じました。

Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 19:07 | 夏ボラ | この記事のURL
条例の会仙台さんを突撃取材! [2014年08月18日(Mon)]
こんばんは、ゆるる事務局の大西です。

今日僕は仙台市太白区、地下鉄長町一丁目駅を降りてすぐの場所にある、CILたすけっとを訪問していました。
FB_IMG_14079115048763071.jpg

何をしていたかというと、条例の会仙台(正式名称:誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会)の取材です。
条例の会仙台は、CILたすけっとを始めとする障がい者支援に関わる全24団体で構成されており、事務局はCILたすけっとの中にあるのです。

今回、条例の会仙台を取材した背景には、昨年「障害者差別解消法」が国会で成立したことに伴い、仙台市が条例を制定しようとしていることがあります。
それに対し、条例の会仙台は2009年から障がい者への差別をなくすための条例案づくりを続けており、このたびの仙台市の条例制定にも当事者として市民として参画し、市民案を提案しようとしています。

ということで、今日は条例の会仙台の代表杉山裕信さんに、そもそも障がい者差別とはなんぞや、差別をなくすための条例づくりとはなんぞや、といったお話を聞いてきました。
また、前被災地障がい者センターみやぎ代表の及川智さんからも、特に震災、被災地で感じた障がい者差別のお話を聞くことができました。

IMGP5214.JPG
左が杉山さん、右が及川さんです。

条例の会仙台の活動とは、障がい者差別とは、そのあたりの詳しい話は月刊杜の伝言板ゆるる2014年9月号に掲載する予定です。
ご興味のある方はぜひ、次号の月刊ゆるるをご覧ください。

また、9月7日にはエルパーク仙台で「第2回誰もが暮らしやすいまちづくりフォーラム2014」が開催され、9月15日には条例の会仙台も参加する「みやぎアピール大行動2014」が、せんだいメディアテークでの講演を皮切りに開催されます。
気になる方はどうぞそちらへご参加してみてください!
Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 18:48 | 月刊杜の伝言板ゆるる | この記事のURL | コメント(0)
心の壁を取り払う〜認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット〜 [2014年08月18日(Mon)]

こんにちは、ゆるるインターンのCです。

本日は、「認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット」(以下、サポートネット)での夏ボラ体験にお邪魔してきました。

「サポートネット」では、発達障がいを取り巻く環境の改善・向上のため、

通信『すぽっと』での情報発信などを通じて発達障がいに関する理解を広めること、

療育事業や相談事業、学び合い事業といった多岐分野にわたる支援活動を実践しています。

目指すのは、「発達障がいのある人と家族が、人格の尊厳保ち、安心して暮らせる社会づくりに貢献すること」です。

 

今回、夏ボラ高校生が参加したのは、

療育事業を担う施設の一つである「ぬくもりすぺいす虹っ子」(以下、虹っ子)でのボランティア体験。

 

仙台市内にある「虹っ子」にお邪魔した日は、「夏祭り」が開催されていました!

シャーベット作りやスライム作りなどどれも楽しそうでしたが、ひときわ賑やかな声が聞こえるお部屋が…

そこでは夏ボラ参加の高校生Mさんとmさんが子どもたちと一緒におしゃべりをしていました。

 

2人とも子どもたちの話によく耳を傾けながら、笑顔で遊んでいるところで、

「とにかく子どもたちがかわいいです」とMさんが話すと、mさんも傍らでにっこり頷いていました。

夏ボラに参加した理由を聞いてみると、

Mさんは前年度も夏ボラに参加し、子どもと関わるボランティアを経験をしたことがあり、

mさんは「ボランティアやってみよう!」という思いから、今回夏ボラに申し込んだと話してくれました。

2人ともやる気は十分でしたが、はじめはやはり緊張の連続。

それでも、「子どもたちが自分から話しかけてくれて緊張も解け、楽しく関わることができました」とmさん。

 

 

↑子どもたちとのボードゲーム準備中

 

2人の様子から、障がいの有無に関わらず、

笑顔で接すること・接していこうという気持ちを示すこと、それが心の壁を取り払うのだと感じました。

 

一方、サポートネットの夏ボラ受入を担当したIさん、Tさんには、受入にあたって、実は不安もありました。

「事前学習会で、発達障がいの子どもたちと接したことがあるか聞いたのですが、

‘‘夏ボラで発達障がいの子どもたちと接するのが、初めての体験になる’’と、高校生の皆さんから返答があって。

私たちも、高校生たちに伝えられるか、活動をフォローできるかなと考えていたんです」

 

しかし、体験後スタッフのお二人に聞いてみると、

参加した高校生の男の子も女の子も自分から積極的に子どもたちに関わってくれてよかった!」と笑顔でこたえてくれました。

 

「また来てね」とお兄さんお姉さんとの別れを惜しむさ子どもたちの姿も。

そんな子どもたちの姿を見ることができ、スタッフさんも嬉しかったといいます。

 

夏ボラの体験期間の3日間は決して長いものではありませんが、

たくさんの貴重な「出会い」が生まれ、新たな一歩へつながっていくのだと感じました。

Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 17:32 | 夏ボラ | この記事のURL
一人ひとりの力が合わさり〜NPO法人シニアのための市民ネットワーク仙台〜 [2014年08月15日(Fri)]

ゆるるインターンのCが夏ボラブログ取材に行ってきました!

仙台七夕最終日の8月8日は、
シニアのための市民ネットワーク仙台」(以下、シニアネット仙台)での夏ボラ体験の最終日でもありました。
 

シニアネット仙台が、
仙台七夕TANZAKUフェスタ」という商店街と連携した行事に参加しています。
夏ボラ参加の高校生は、その仙台七夕TANZAKUフェスタのため
7月下旬から七夕飾りの制作、8月の七夕まつり期間中には震災遺児への育成金のカンパ呼び掛けに参加しました。

実際に活動場所である、サンモール一番町のアーケードに行ってみると、様々な七夕飾り、そしてたくさんの七夕観光客の中、
周りとは一味違う活気溢れる場所が…

そこには、シニアネット仙台のスタッフさんと一緒に
「短冊書きませんか」と元気に呼び掛ける夏ボラ参加の高校生、Aさん、Mさん、Sさんの姿がありました。

短冊を書くことを通して育成金のカンパを呼び掛け、
その短冊がつなげられていくことで「吹き流し」と呼ばれる七夕飾りの一部となります。

↑皆さんの書いた短冊が、七夕に!!

 

周辺ではAさん、Mさん、Sさんが、それぞれ積極的に声掛けをしていました。


「(短冊を書く場所まで)丁寧に誘導までしてくれて、とても助かっている」
と仙台シニアネットのスタッフさん。


一方で、
「笑顔を作るのが苦手だった」というSさん。
それでも日を重ねるごとに慣れ、3日目には「自然に笑顔になっていた」と笑顔で話してくれました。


高校生を受け入れた団体からは、
「短冊を書いてもらうということは、大切な『願い』をお預かりするということ。
だから、人と人がどう接するか、勉強する貴重な経験になってほしい」と、
夏ボラ受入れへ込める熱い思いを力強く語ってくださいました。

その思いを一緒に聞いていたAさんは、
「立って長時間声掛けするのはつらいけど、一瞬一瞬に学びがあります」と話してくれました。
また、
「短冊を書く人たちが笑顔になってくれることが嬉しい。やりがいにつながります」とMさん。

3人の生き生きとした表情から、充実した3日間であったことが伝わってきました。


短冊に込められる願いが多種多様であるように活動に関わる人たちの思いも多様にあること、
そして、それらが一つに集められることで、仙台七夕という大きな物事が成し遂げられることを感じました。

 

================================================
「シニアネット仙台」の合言葉は、「行くところがある 会う人がいる することがある」。
シニア世代の方が、長い人生経験や豊かな知識、技能を活かしながら
自身の生きがいとなる場をみつけ、大学や地元商店街と連携したまちづくりの活動などを行い、
「活力に満ちた豊かな高齢社会」を築くことを目指している団体です。

Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 18:17 | 夏ボラ | この記事のURL
―夏ボラ2014事前学習会アンケート結果― [2014年08月15日(Fri)]
7月から始まっている「NPOで高校生の夏ボラ体験2014」も残すところ、あと9日間となりました。
各地のNPOのもとでボランティア体験に励む高校生の様子は、別ブログhttps://kacco.kahoku.co.jp/author/yururuで随時紹介中です。

さて、この夏ボラでは7月19日〜21日にかけて事前学習会という高校生向け集合研修を行っています。
そのときに高校生に回答してもらったアンケートの集計が終わったので、その一部を公開させて頂きます。
***************************************
アンケート回答者総数123名

Q.なぜ、夏ボラに参加しようと思いましたか?(回答を一つ選択)

49名 進路に役立つと思った
27名 人や社会の役に立ちたいと思った
26名 自分の成長につながると思った
12名 楽しそうだと思った
4名 先生から勧められた
2名 友だちに誘われた
0名 新しい友だちを作りたかった
0名 自分の地域のことを知りたかった
2名 その他
1名 記入なし


Q.体験希望の団体は、何を基準に選びましたか?(回答を一つ選択)

40名 体験プログラムの魅力
32名 通いやすさ
21名 スケジュール
14名 進路との関連性
13名 団体への関心
2名 その他
1名 記入なし


Q.今回の夏ボラに期待していることは何ですか?(回答を一つ選択)

51名 自身の成長
23名 進路に関連する学び
20名 地域社会に関する知識
10名 NPOに関する知識
5名 新しい出会い(同年代)
3名 新しい出会い(社会人)
2名 その他
9名 記入なし

***************************************

結果を見てみると、高校生の夏ボラ参加動機としては進路や自分自身の成長という回答が目立っています。
また、団体を選ぶ際の基準として最も多かったのは「体験プログラムの魅力」ということで、このあたりは来年の夏ボラを計画するにあたって参考にしていきたいところです。
Posted by NPO法人杜の伝言板ゆるる at 16:41 | 夏ボラ | この記事のURL | コメント(0)
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