ニュースでは、今年の連休は、どこも人出は少ないと報じています。
しかし、宮城県の被災地には、多くの災害ボランティアが集まってきています。
とてもありがたいことです。

マスコミからは、多くのボランティアに対して、うまく対応できていないという指摘もあることから、まさに、ボランティア受け入れの窓口である市や町の災害ボランティアセンターでは、受け入れ体制を強化しています。
特に、中央共同募金会を中心に構成された「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」からは、この連休中に宮城県内の災害ボランティアセンターに20人の運営支援者を派遣していますので、きっとコーディネート力を発揮してくれると期待しています。

ところで、杜の伝言板ゆるる「被災NPO復興支援室｣が中心となり4月18日から緊急調査をした、高齢者や障がい者支援の事業をしている被災NPOの現状が見えてきました。
太平洋沿岸地域でデイサービスをしていた施設がすっかり流されて消失してしまったところが5団体、１階がすっかり水に浸かってしまい多額の修繕費が必要となっているところが、1団体。
この数字は、ｱﾝｹｰﾄが返ってきた団体だけですので、今後の調査によっては増えることが予想されます。

6日には、調査したネットワーク団体が集まり、今後を検討する予定です。
資金繰りが厳しい団体もあることから、間をおかずの活動が求められています。
今週末には、現地の訪問も行います。