こんにちは！

杜の伝言板ゆるる・インターンのYです。

突然ですが、皆さんは「ホームレス」という言葉を聞いて

どのようなイメージをお持ちでしょうか？

一度、考えていただいて

皆さんなりのイメージと照らし合わせながら読んでみてください！

今回は、7月22日(水)に参加した「NPO法人仙台夜まわりグループ」さんでの体験について

夏ボラ体験をしている高校生の様子を交えながらお伝えします。

かくいう私も初めてのブログ取材＆夏ボラ体験だったので

実際に感じたことを盛り込んでいこうと思います！

NPO法人夜まわりグループでは、

「できる人が、できる時に、できる事を」

をモットーに、ホームレスの方々、生活困窮者の方々に対して支援活動を行っています。

夜まわりの活動を前に、NPO法人仙台夜まわりグループの方から、

「震災後は、宮城県外から復興事業を求めて、除染や建設作業をしていた人たちが

持ち場の仕事が終わったり、次の仕事に就くことが出来なかったために

故郷に帰ることも出来ず、

生活に困り、路上生活に至ってしまう例が多い」とお話がありました。

その人数は、調査されている人数より実際は多いと思われています。

では、夏ボラ当日の様子を。

活動は3チームに分かれてそれぞれの担当地域で行います。

3名の高校生、Mさん、Yさん、Rさんと私を含む8名は

勾当台公園で「夜まわり」をしました。

この日配ったのは

『みそ汁、ゆで卵、バナナ、おにぎり』

です。

みそ汁は作るところから(^o^)

紙コップ、気をつけて。熱いです！

高校生も始めは慣れない体験に緊張している様子でしたが

活動を通して徐々に慣れていきました。

高校生のMさんは、

『始めはホームレスの人が「怖かった」けど

食べ物を渡した時に「ありがとう」と言ってもらえて、イメージが変わった』

と言っていました。

今まで交流する機会が無かっただけで、抱いていた印象が大きく変わった様子でした。

私もそう思いました！

実際に歩み寄ってみることで、「本当は違うよね」という気持ちに変わりました！

高校生のYさんも、活動後

『新しい世界を目の当たりにすることができた。』

と言っており、

やはり、実際に歩み寄ることで

新しく気付くことがあるのかもしれませんね(^-^)

活動の途中、スタッフの方が

『彼らは冬場、こういった場所で過ごしているんだよ。』

ということを教えてくれました。

雨をしのげる屋根はありますが、寒さに強い私でも参ってしまうような

かなり「厳しい」環境だと思いました。

活動は最後にミーティングをして終わります。

川内追廻地区、青葉区中央地下道で「夜まわり」していた他の班も合流し、

その日の報告を通して情報共有を図っていました！

そして、余ったおにぎりを私もおいしくいただきました。

2個入りで、具は昆布と鮭でした(^o^)

ごちそうさまです！！

今回、参加させていただく中で

スタッフとホームレスの方々がフレンドリーに会話している様子をしばしば見かけました！

物的支援だけでなく、

コミュニケーションを介した「心の支援」をしているように感じました。

私はその光景から、「人と人とのつながり」も大切にされているように思いました！

また、スタッフの中にはボランティアとして継続して活動している大学生も。

大学で先生に「夜まわりグループ」を紹介されて活動している方で

こういった活動に自発的に参加している「同じ大学生」がいることを知る、良いきっかけにもなりました。

それでは高校生のみなさん、22日の活動と25日の活動

おつかれさまでした！