こんにちは、ゆるるインターンのCです。
8月に「せんだいファミリーサポート・ネットワーク」(以下、ファミサポ※1)にお邪魔してきた様子をお伝えします。
仙台市ガス局3階「仙台市子育てふれあいプラザのびすく仙台」(以下、のびすく仙台)には、子どもたちの元気な泣き声が響いていました。
今回、夏ボラ参加の高校生は、
仙台市の子ども家庭支援ネットワークの中心を担う施設「のびすく仙台」での活動に参加していました。
取材当日が体験初日だったMさん、Kさん、Aさん。
「小さい子ほどお母さんやお父さんの方へ行ってしまうので、関わるタイミングが難しい」
と、初日とはいえ、活動の難しさを分析していました。
それでも、子どもたちに「これは使う?」と声を掛けながらおもちゃの片付けもてきぱき行っていました。
そしてインターンの私も活動に参加させて頂きつつ、気付けば早くも1時間…
初めは遠慮がちだったAさんは、複数の子どもに囲まれ「おままごと」。
「人見知りなんです」と言っていたKさんは、人形を使いながら子どもたちとコミュニケーションを図り、
活動の難しさを冷静に分析していたMさんにも弾ける笑顔が見られました。
本日は、取材日に体験中だったAさんからの体験談が届きましたので、ご紹介します。
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私は高校生のうちにボランティアを経験してみたくて、今回ボランティアに参加しました。
のびすく仙台でボランティアをさせていただき、とても良い経験が出来ました。
3日間の体験では子どもたちが遊ぶひろばのおもちゃの片付け、
子どもたちの遊び相手、見守り、イベント時の子どもの見守りやお手伝いをしました。
色々な年代の子どもがいて、皆たくさんの友達がいて楽しそうだと思いました。泣いてしまった赤ちゃんを、泣き止ませることが難しかったです。
初めて会った私に抱っこをされたら、もっと泣いてしまうのではないかと思い、なかなかうまくあやすことが出来ませんでした。
おままごとのところで一緒に遊んでいたら、これは食べ物のおもちゃだと認識はしているくらいの子から、
おままごとで作る料理のメニューを発想豊かに考えて、きちんと野菜を洗って、包丁で切って料理をしてくれる子まで、
やはり年齢によって様々な遊び方があると思いました。
ボランティア最終日に子どもたちへ読みきかせをしました。練習しているときはとても簡単で字が全然ない絵本だったので、
このような本で喜んでくれるのかな、と心配でした。しかし、読んでみると、子どもたちは一生懸命聞いてくれて、とても嬉しかったのと同時に、
私たちが見て、少しつまらないような本でも、子どもたちはとても興味を持ってくれて、少し驚きました。
ある女の子に名前を覚えてもらえたのも、とても嬉しかったです。のびすくの先生が絵本の読みきかせをしたとき、皆とてもよく聞いていました。
その先生はやはり私たちとは読み方、声の大きさ、おもしろく読むためのアイデアが、とてもすごいと思いました。見習いたいと思いました。
話始める時期は、人それぞれだと思うけれど、様々な年の子どもたちがいるので、年齢の違いが分かり勉強になりました。
私は、将来、幼稚園の先生を目指しているので、今回、このような体験ができてとても良かったです。今回の体験を将来の仕事に活かしたいです。
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※1 「ファミサポ」は、子育て環境の改善を図り、子どもを育てる家庭の支援を目的に活動しているNPO法人です。
子育てに関するネットワークづくりやイベントの企画・運営、派遣託児など、その事業は多岐にわたります。
また、指定管理者として「仙台市子育てふれあいプラザのびすく仙台」の運営も行っています。