夏ボラ2017体験談 〜特例認定NPO法人麦の会〜 [2017年10月02日(Mon)]
今年夏ボラに参加してくれた高校生のみなさんの体験談を紹介していきます。 体験先団体:特例認定NPO法人麦の会 〓団体紹介〓 私たちの団体名は、障がい者もお年寄りも子どもも大人も、みなが笑顔で支え合い、優しいハーモニーを奏でるような地域作りをという思いがこもっています。「ひとりの人として出会うこと」「褒めること」「(子どもからの意欲を)待つこと」を軸に、感情豊かに表現する子どもたちと一緒に本気で遊び、学び、言葉にならない子どもたちの気持ちを感じ取れるよう、寄り添って過ごしてください。 〓参加した高校生の体験談〓 私は、8月2日から4日まで特例認定NPO法人麦の会でボランティア体験をしました。このボランティア先を選んだ理由は、高齢者や子どもとの交流はあっても、障がいを持った人との交流はなかなか無いと感じ、交流を持ってみたいと思ったからです。 1日目はクッキー作りと袋詰め、2日目と3日目はパン作りと袋詰めをしました。 この3日間で色々学び成長することが出来ました。その中でも一番学んだことは、障がいを持つ人達との関わり方です。お店には色々な障がいを持った人たちがいました。最初は、どう接して良いのかわからず、あまり話す事が出来ませんでした。でも、お店の人達を見ていると障がいを持たない人と変わらない接し方をしていて、驚きました。そこで、一人のひととして平等に接しなければならないと気付きました。 そこからたくさん話をし、交流を深めることが出来ました。 将来はリハビリの職に進みたいので、今回の体験を活かしていきたいです。 ------------------------------------------------------------------- 私は7月25日から3日間コッペさんでボランティアをしてきました。1日目はパン作りとクッキー作り、2日目はクッキー作り、3日目はパン作りとクッキー作りのお手伝いをしました。パン作りは生地を丸めたり成形したものを鉄板に並べる作業、クッキー作りはクッキーを鉄板に並べたり焼き上がったクッキーを袋詰めする作業をしました。 作業の中には簡単に見えてコツがいる作業があったりしっかり数字を確認して行う作業がありました。私は慣れない作業で少し難しく感じた所もあったのですが、みなさんがとても作業に慣れていてスムーズに作業をしていてすごいなと思いました。障がいがあるというと出来ないことがあるイメージだったのですが、出来ないことばかりではないことを改めて感じました。 また、作業の内容ややり方、次に何をしたらいいのかなどを優しく教えてくれてとても嬉しかったです。少ししかお話できませんでしたがとても楽しかったです。 今まで障がいのある人と接する機会があまりなかったので、どのように接すればいいのか分からない部分もあったのですが、今回の体験で障がいがあるからと変に気を使わず、普段と変わりなく接すればいいということがわかりました。 今後、働いたり生活をしていく中で障がいのある人に出会うことがあると思います。その時に今回の体験を活かしていければいいなと思いました。また機会があればボランティアをやってみたいなと思いました。 ------------------------------------------------------------------- 私は8月2日から3日間、特例認定NPO法人麦の会で、障がい者の方々とパンやクッキーを作るボランティアの体験をしました。 私は臨床心理士を目指しているため、障がい者の方やその家族の方からカウンセリングを依頼された時に、どのように接すればいいのかなどをボランティアを通して考えてみたく参加しました。 1日目はクッキーの並べ方や袋詰めをしました。どのようなことをするのか見当もつかず不安と緊張でいっぱいでした。しかし、みなさんに優しく教えていただき、なんとか上手くできました。2日目、3日目からはパンを作りました。りんごパンやあんぱん、メロンパンを作りましたが、中でもクマのチョコパンはとても難しく、エイリアンのようなパンができた時は、パン作りの大変さを身に染みて感じました。しかし、障がい者の方々はクマだけでなくアンパンマンやかわいい似顔絵などを器用に作っていてすごいなと思いました。 障がい者の方々と触れ合うのは初めてで、ボランティアの前日には何を話そうかなどと考えましたが、行ってみるとみなさんの方から話しかけてくれて、考えることなんて何もなかったなと思いました。みなさん、明るく楽しくて、仲が良くて、3日間でしたがとても居心地がいい場所だなと感じました。 この体験を通して、障がい者と健常者との違いを探しましたが、大した違いはないと感じました。将来もし障がい者の方やその家族の人からカウンセリングの依頼がきたとしても、この体験を思い出すことによってクライアントの心に少しでも寄り添えることができると思います。麦の会のみなさん、3日間ありがとうございました。 |