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雲南支部 夏季インターンシップ終了! [2014年08月26日(Tue)]
みなさま、こんにちは!わーい(嬉しい顔)

 夏休みを利用して雲日国際大学生協力会のインターンシップを開始してから、先週金曜日で6週間が経ちました。
 期間中、雲南で日本語を学ぶ大学生たちにそれぞれ2〜3週間ずつ、前半と後半の2つグループに分かれ、インターンシップを体験してもらいました。

 インターン生たちは「25の小さな夢基金」のお手紙翻訳をはじめ、雲日国際大学生協力会のイベント企画や会報づくり、アジア新産業創造研究会のマーケティングリサーチなど、初めての仕事ばかりで忙しい毎日。それも最終日になりました。

 学生たちはこの体験を通して、どのような感想を持ち、何を学ぶことができたのでしょうか?
 皆さんに学生たちの声を紹介したいと思います。


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 雲南大学滇池学院二年生の劉依萌です。
 私は8月11日からインターンシップに参加し始めました。今日で今回のインターンシップが終了となります。この二週間は本当にあっという間でした。今回のインターンシップを通して、色々な事を習いました。
 仕事の経験を積むことができるばかりでなく、日本語能力もすこし高めましたと思います。
 出勤時間は朝の9時ですが、うちの学校は事務所から遠いですから、遅刻しないように、毎日早めに起きないといけないので、大変でしたが、おかげで今は規律正しい生活をしています。今回のインターンシップに参加できて本当に嬉しかったです。


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 私は雲南大学滇池学院の石静です。
 今回のインターンシップはもうすぐ終わりました。
 今振り返って見ると、二週間の間私はいろいろな種類な仕事をしました。手紙の翻訳とか、新聞を作るとか、市場調査とか。本当に有意義な経験でした。
 最初の時、私は日本語を練習するために今回のインターンシップを参加しました。仕事の内容は翻訳だけだと思ったのですが一日目の仕事の内容は全然予想と違いますので凄く困りました。でも、だからこそ以前接触できなかったものをいろいろ接触できました。
 計画書を書いたり、会報の内容について考えたり、いろいろ学びました。特に市場調査をしていた時、本当に深い影響が受けていました。人々の冷たいと暖かいところを心から感じていました。本当にいい経験になりました。
 これは頑張った二週間でした。何と言っても、今回のインターンシップは唯一の記憶です。必ず大切にします。これからの日本語の勉強はきっともっと頑張ります。


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 私は雲南大学滇池学院の周嫻です。
 今日はインターンシップの最後の日です。今度のインターンシップを参加して、本当に楽しかったです。
 仕事マナー、企画書の書き方や市場調査など、いろいろなことを勉強していました。そして、春蕾生の手紙を翻訳していました。翻訳通して、自分の翻訳能力をだんだん上げました。
 毎日、インターンシップ終わった時、反省文を書きました、その後、一人一人、自分の反省文を発表していまして。そして、みんなで一緒に会報を作って、その時間で、チームワークの重要性を分かりました。とても大切ですね。
 事務所の先生はとても優しいです。翻訳を書き直すして返しました。 本当にありがどうございました。
 今回のインターンシップはとても有意義です。それからもっと頑張ろうと思います。


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インターン生の皆さん、お疲れ様でした!これからも協会の活動をサポートしてくれることを期待しています。


【雲南支部】
広島県大規模土砂災害及び大雨被害に遭われた皆様へ [2014年08月22日(Fri)]
8月20日未明に広島市北部で大規模土砂災害が発生し、現在も各地で大雨による被害が発生しているとの報道を受け、当協会事務局一同、心よりお見舞いを申し上げます。

広島では現在死者39名、不明者51名、避難者1000名以上とのことで、甚大な被害に心が痛みます。

当協会としても、被災地のため今後協力できることを考えていく方針です。
もし被災地域にお住まいの協会会員および関係者の方でお手伝いを必要とされている方がいらっしゃいましたらどうぞ協会までご連絡ください。

被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

▼報道記事(参考)
http://www.asahi.com/articles/ASG8P2T0NG8PPTIL00C.html

支援第21校「老村小学校」をスタッフが訪問 [2014年08月21日(Thu)]
こんにちは。雲南支部の新スタッフ、ペマツォモです。
いよいよ来週29日から、第一回日本雲南大学生交流スタディツアーが始まります。
今回の日程中3日間は、日本と雲南の大学生たちが、協会の支援小学校がある農村で滞在する予定になっています。ツアー参加者はスタッフも含めると総勢40人! 
村の負担を考えて、「ラオムーバ村」と「老村」の二手に分かれて訪問します。ラオムーバ村へはすでに7月に依頼と下見を行いましたが、老村へは雨季が明けるのを待っていたため遅くなってしまいました。
8月11日(月)、雲南支部スタッフの私(ペマ)と先輩の林娜さんで、協会の支援校である第21校老村小学校を訪問し、受け入れの正式な依頼を兼ねて下見をしてきました。
老村は昆明の東北部に位置し、昆明から車で片道4時間弱かかりました。
途中の街から村までの道が舗装されていないとの情報でしたが、現在では村までコンクリートで舗装されていました。ボランティアで車を出してくれた李然さん、ありがとうございます!

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老村への道 image004.jpg


今回は校長先生が体調不良のため、急遽、校長先生からの依頼を受けた村のおじさんが、学校と村を案内してくれました。
老村小学校では1年生から3年生まで通うことができます。4年生になると、村からさらに約2時間離れた小学校に行かなければなりません。学生の半分はイ族の子どもたちで、山奥に家があるため、小学校で寄宿生活を送っています。

今回は学校の教室と食堂の鍵がなかったため、教室と食堂に入ることができませんでしたが、窓からは覗くことができました。食堂の調理室には冷蔵庫と炊飯器などの家電用品は揃っているとのことです。


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▲老村小学校

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▲校舎の裏からのぞいた教室


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▲きれいな食堂

老村は主に漢族である96世帯が暮らしています。イ族の世帯は村からさらに山を登った場所にあります。村の総人口は435人です。村での主な農作物はタバコ、サツマイモ、トウモロコシなどです。年間通して現金収入が少ないので、若者の多くは出稼ぎに出かけているそうです。村を歩くと、「うちに遊びにおいで」、「ご飯食べに来て」と声をかけてくれる優しい村人たちに出会いました。

今回は昭通市鲁甸県でおきた地震の影響が心配でしたが、おじさんに聞いたところ被害は何もなかったそうです。村までの道路は順調で、家屋も被害はなさそうでした。


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▲▼周辺の農家
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▲村の風景
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▲煙草の葉を干す建物


スタディーツアーで大学生たちが、村でどのような労働の体験ができるのかを聞いたところ、トウモロコシとジャガ芋の収穫、ヤギや豚の放牧、そしてタバコの葉を干すことなど、様々な農業体験ができますとの答えが返ってきました。

大学生の皆さんには、今回行うフィールドワークを通して、支援小学校や村で継続可能な事業に関して考えていただきたいと思います。
日本の大学生たちが来るのを楽しみに待っています!

【雲南支部ペマ】

美しい聖歌の響くミャオ族村・昆明市富民県永定鎮小水井 [2014年08月19日(Tue)]
雲南支部スタッフ林娜と中洲は、昆明市海外聯誼会の招聘で昆明市富民県永定鎮小水井ミャオ族村を訪問しました。

昆明よりバスで1時間半、海抜2,350mの山の上に位置するこの村は、8月でもジャケットのいる寒さでした。
この村には150世帯450名のミャオ族が暮らしています。また、昆明市内のミャオ族が最も多く集まる村なので、「昆明ミャオ族第一村」と呼ばれています。
村の食糧生産は主に、トウモロコシ、じゃがいも、小麦などで、一人当たり年間平均収入は1,000元で、貧困村落に属しています。

このような雲南の貧しい村に、とても神秘的で美しい“聖歌”の伝統が守られています。
この村は、1937年にオーストラリアのキリスト教牧師によりキリスト教が伝えられ、ミャオ族の人々はキリスト教徒になりました。70年以上経った今でも村の80%がキリスト教信者です。


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▲村の教会


ミサでは聖歌を歌うため、村人のほとんどが小さい頃から聖歌を歌うことができます。しかも、驚いたことに、誰の教えもなく皆が自然と歌い合わせ、男女の高低が自然にハーモニーを作っているいるというのです。皆が“譲り合う”ことでできる自然な調和だそうです。

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▲▼民族衣装で聖歌を合唱

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2002年、地元政府の指導により小水井ミャオ族村に初めて合唱団が設立しました。これまでに中国で多くの合唱コンクールに参加し、数々の賞を受賞してきました。中国中央テレビでも度々取り上げられ、国内だけでなく海外へも飛び回っています。

皆さんが昆明に遊びに来たら、是非一度小水井ミャオ族村訪ねてみてください。
農民が弾くピアノとアコーディオンに合わせ、老若男女が重ねる美しい聖歌に、驚きと感動を得ることができるでしょう。


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▲世界で活躍中の合唱団


【雲南支部】
江戸川区子ども未来館・世界の国をくらべるトラベル♪ [2014年08月15日(Fri)]
 7月26日、子どもたちにとって待ちに待った夏休みが始まった頃、江戸川区子ども未来館のイベント・世界の国をくらべるトラベル♪に初鹿野理事長と協会スタッフ・ボランティアが参加しましたハートたち(複数ハート)

 このイベントは世界の国のことを子どもたちに知ってもらうことを目的に、江戸川区子ども未来館が毎年夏休みに小学校3年生〜6年生を対象に開催しています。
 今年は中国、イギリス、日本がテーマだったので、協会は中国と雲南省について子どもたちに紹介してきましたるんるん
 もちろんスタッフ一同民族衣装着用です!!


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▲ボランティアスタッフ・平田さんが中国の歴史を熱く語る

 ブースではボランティアスタッフ滝澤さんからプーアル茶が子どもたちに配られました。
 「にがーい。。。」と顔をしかめる子も多かったですが、これも文化体験!


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▲初めて見るトンパ文字にみんな興味津々


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▲めずらしい民族衣装に「かわいい!」の声


 午後からは伝統音楽と舞踊の紹介のコーナー。当協会からはウイグル族のアリアさんがボランティアで参加してくれました!
 アリアさん、とっても美しかったですかわいい


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▲異国情緒ある音楽とやわらかな動き

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▲子どもたちも全員参加


 子どもたち、最初は恥ずかしがっていましたが(特に男子)、最後はみんな楽しく踊っていましたよ!

 最後に、江戸川区子ども未来館の図書館にトンパ文字の本を寄贈しました。
 今回のイベントをきっかけに異文化に興味をもち、いつか雲南省にも行ってみてほしいです
ぴかぴか(新しい)
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▲トンパ文字の本、皆読んでね!

【東京事務局リボンあや】
雲南支部★インターン生の感想第4弾! [2014年08月14日(Thu)]
 雲南支部の大学生インターンシップは、今月も続いていますexclamation
 普段の学生生活との違いに戸惑いながらも、一生懸命仕事をし、学んでいますぴかぴか(新しい)マナーや日本語能力にとどまらず、国際協力関係の仕事をして考えたことは今後も生かされるはずです!残りもがんばってくださいね揺れるハート

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 私は雲南大学三年生の潘秀美です。
 実は、私は今回のインターンシップに参加するかどうかすごく迷っていました。でも最後は参加することに決めました。ふるさと親から遠く離れている私にとって、いささかホームシックがあり、辛いこともあり、少し疲れていました。
 でも、よく考えたら、この経験をしなければ、一人前になれないだろうと思いました。このインターンシップに参加できるからこそ私は仕事の経験を積むことができ、日本語能力も高めることができて幸いだと思います。
 最初の二、三日は、私はまだオフィスの仕事慣れていなかったため、毎日頭がぼうっとして、目もかすんでいた状態でした。それに、私は目上の人に対して恥ずかしがりな性格なのでどうしても自分の意見やアドバイスなどをはっきり伝えられなかったです。その結果、仕事がなかなか進まなかったです。反省文を書くたびに私は自分の不足に痛感します。
 このチャンスのおかげで私は改めて自分の職場能力を認識することができました。これから、ちゃんと仕事に力を入れて頑張ります。真面目に勉強すれば、きっと上手になれると信じています。
雲南大学三年生 潘秀美


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 私は雲南大学三年生の陳玉然です。今回のインターンシップに参加することができるのは大変嬉しいです。
 私は8月4日からインターンシップに参加し始めました。今日はインターンシップの4日目です。この4日間のあいだに、様々な事を習いました。ここ何日間はずっと日本語授業のスケジュールを作ったり、PPTを作ったり、資料を整理したり、多種多様な仕事をしました。仕事の時に全部日本語を使うので、日本語を勉強している私達にとって大変練習になりました。
 そして、仕事をする時には、間違ったところがあったら、事務所の先生たちは必ず真面目に直してくれました。そこで、会社員としての事も習いました。みんなと一緒に協力し合って任務を完成するのは楽しかったです。
 この4日間のインターンシップを通じて、私はWPSの使い方と日本の職場マナーを習いました。仕事の経験も積むことができました。今回のインターンシップを通じて、社会人の生活は学生の生活とは大きな違いがあると思いました。今回の体験はほんとに貴重です。
 これからまた2週間ありますので、もっと頑張らなければならないと思っています。
雲南大学三年生 陳玉然


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 私は雲南大学三年生の盛燕です。今日はこのインターンシップに参加してからの第四日目です。この4日間、ずっと日本語授業のカリキュラムや資料を作っていました。
 仕事は朝9時から始まり、午後6時に終わります。私毎日遅刻しないように、毎日早めに起きて、仕事に行く準備をします。従来、夏休みになったら、毎朝寝坊する私ですが、今は朝早く起き夜早く寝て、規則のある生活を送っています。仕事をしながら勉強をし、毎日充実に過ごしています。本当に嬉しいです。
 日本語授業の資料になるPPTと説明書を作るのは少し難しかったです。高校生たちに楽しく勉強できる日本語の授業の内容はどういうのが良いか、私たちはチームで頑張って考えました。
 日本文化の内容は、インターネットを利用していろいろ調べました。こうして、資料を集めながら私自身も日本文化について知ることができました。日本語を勉強している私たちにとって、とても役に立ったと思います。
 これから二週間ぐらいの時間が残っています。次の仕事は何でしょうか、簡単でしょうか、それとも難しいでしょうか。私は期待しています。皆と仕事を完成することができるように一緒に頑張ります。
雲南大学三年生 盛燕


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▲左から:潘さん、陳さん、盛さん


【雲南支部】
雲南支部インターン生から第3弾! [2014年08月08日(Fri)]
雲南支部でインターンシップに参加している大学生の皆さんからの感想、第3弾が届きましたぴかぴか(新しい)

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私は易守艶です。今度のインターンシップに参加できて、とても楽しかったです。
職場マナーとか、企画書の書き方とか、PPTの作り方とか、いろいろなことを勉強することができました。また、春蕾生徒の手紙と感想文を翻訳して、翻訳能力が少し向上したと思います。
そして、毎日発表して、自分の自信も少しずつ増えました。
みんなと一緒に仕事をして、協力することがとても大切だと思いました。
先生たちはとてもやさしいです、私たちが間違えたところを何度も修正してくれました。
本当にありがとうございました。
今回のインターシップを通じて、自分が足りないところが分かりました。
これからはもっと頑張ります。
雲南師範大学3年 易守艶


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今日はインターンシップの最後の日です。皆と一緒に日本の花見団子※1を作りました。
本当に楽しかったです。朝は大雨で、材料を買いに出かけた私たちはビッチョビチョに濡れました。しかし、帰ってきたら皆はなにもないように団子を作り始めました。
作った団子は失敗しましたが、皆と一緒に作れることは楽しかったです。
皆さん、今後も努力して日本語を勉強しましょう。
雲南大学3年 劉雅茜


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今日はインターンシップの最後の日です、3週間の仕事の中で様々なことを勉強しました。
もうすぐ離れるのはちょっと寂しいです。
インターンシップに参加してから、皆と一緒に様々な課題を討論し、花見団子を作りました。
そして皆の前で発表して、とても楽しい経験でした。
私の日本語はまだまだですが、これからは続けて頑張って日本語能力を上向させたいと考えています。
そして日本へ留学する夢を叶えたいです。先生たちにお世話になりました。
本当にありがとうございます。
雲南民族大学3年 劉丹奇


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※1 花見団子とは?
アジア未来への人材プロジェクトの一環として発足したアジア新産業創造研究会
日本と雲南の知恵を集め、貧困地域の経済的自立を促すための活動をしています。
現在、「アジア新産業創造研究会」では各プロジェクトが商品開発の真っ最中。
今回雲南支部でもインターン生が独自に商品開発をし、試作品を披露してくれました!

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▼▲みんなで花見団子作り
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【雲南支部】
雲南省魯甸県地震で被災された方々への募金活動を開始!ご協力のお願い [2014年08月06日(Wed)]
 すでにテレビや新聞でご存知の方も多いと思いますが、先日8月3日16時30分頃、中国雲南省昭通市魯甸県でマグニチュード6.5の地震が起きました。多くの建物が倒壊し、子どもを含むたくさんの住民が下敷きとなりました。

 雲南省民生庁によると、被害があったのは昭通市魯甸県、巧家県、昭陽区、曲靖市会沢県で、8月4日23時での統計では、合わせて398名が死亡、3名が行方不明、1892名が負傷、被災者は約109万人に及ぶと発表されました。現地では今も余震が続いており、死者負傷者の数は増え続けています。また、降り続く雨による土砂崩れやダム水位上昇も見られ、二次災害、三次災害が懸念されています。

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 日本雲南聯誼協会は地震発生から3日間、関係者の安否を含め、現地での情報収集に努めてまいりましたが、一方で日本では、毎日非常に沢山の方々からお見舞いの言葉やご寄付の意向が寄せられました。

 思えば私、日本雲南聯誼協会代表の初鹿野惠蘭が最初の活動を始めたのは、1996年の雲南省麗江大地震からでした。今回の地震は、当時の状況をまざまざと思い起こさせ、とてつもなく心が痛みます。倒壊した建物に囲まれて暮らす貧困地域の子どもたちに、安全な教育の場を提供したいという思いは、今も変わりません。この18年間、皆様のご支援のおかげで、私たちは日本と雲南を結ぶ唯一の民間組織として今日まで活動を続けてくることができたのです。

 被災者の方々のために、少しでもお役に立ちたい。多くの方々からの声にも励まされ、日本雲南聯誼協会ではこの度、正式に募金活動を開始することを決定しました。皆様のお気持ちが、被災者の方々を勇気づける力になるでしょう。ぜひともお力添えくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
 お預かりした募金は、協会が現地の状況を視察してから、教育に関する分野を支援するため適切に現地へお届けいたします。


2014年8月5日
日本雲南聯誼協会 理事長 初鹿野惠蘭
東京事務局スタッフ一同


★ご寄付の宛て先:
【現金書留】
〒162-0846東京都新宿区市谷左内町21-13 1階
「雲南省地震支援プロジェクト」係

【振込】
●ゆうちょ銀行振替口座00100-8-610935
●三菱東京UFJ銀行目黒駅前支店普通口座1300380
特定非営利活動法人日本雲南聯誼協会
トクテイヒエイリカツドウホウジンニッポンウンナンレンギキョウカイ

※ゆうちょご利用の場合は、通信・ご依頼人の欄に住所と氏名をご記入ください
※銀行口座をご利用の場合は、お手数ですがお振込の後、事務局までご連絡をお願い致します。

募金受付期限:2014年12月31日まで

★お問い合わせ
NPO法人 日本・雲南聯誼協会
所在地:〒162-0846 東京都新宿区市谷左内町21-13 1階
電 話: 03-5206-5260 F A X : 03-5206-5261
アクセス方法: JR「市ヶ谷駅」より徒歩5分
東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷駅」より徒歩3分
業務時間:月〜金10:00〜18:00
メール: yunnan@jyfa.org 【担当】高野、吉成
雲南省昭通市にてマグニチュード6.5の地震発生 [2014年08月04日(Mon)]
 3日16時30分頃、雲南省昭通市から南方向49キロ離れた鲁甸県にて、マグニチュード6.5の地震が発生しました。

 雲南省民生庁の発表によると、被害があったのは昭通市鲁甸県、巧家県、昭陽区、曲靖市会沢県で、合わせて381名が死亡、3名が行方不明、1801人が負傷したとのことです。
 震源は龍頭山という山で、地震による山崩れのせいで道が塞がれ、4日深夜3時頃ようやく震源までの道が開通しました。この影響で救援がかなり遅れてしまいました。余震も続いており、またこの時期は雨季のため山崩れが起きやすく、再度道が塞がれる可能性もあります。気象庁の発表によると、ここ2日間は大雨が予想されており、現地では救援を急いでいます。
 民生庁の話によると、すでに20,000のテント、30,000の布団、15,000折りたたみ式ベッド、25,000の上着が準備されているとのことです。また、輸血用の血が足りておらず、インターネットやテレビにて献血が呼びかけられています。

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  幸い、今回の地震で当協会が支援している小学校へは影響がなく、生徒も校舎も無事です。
 現地の学校や子どもたちの被害については、いまのところ確かな情報はありませんが、学校や生徒の死亡や大きな被害は無いとの一部情報もあります。

▼昭通市で協会が支援した学校の情報はこちら
>>15校目「日中友好木杆林区僑心小学校」
>>23校目「翠華鎮中心完全小学校」


 すでに会員様や関係者の皆様からたくさんのメッセージをいただきましたが、協会の関係者等に大きな影響がございませんので、ここに報告いたします。現地で被害に遭われた方々には、協会スタッフ一同、心よりお見舞い申し上げたいと思います。


▼現地メディアに掲載された写真より抜粋
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