麗江孤児院で育った夢基金卒業生、故郷へ [2020年08月31日(Mon)]
2016年度入学の春蕾生である彝(イ)族の沙小花さんから初鹿野理事長宛に連絡が来ましたので皆様にお伝えします。
沙小花さんは6歳の時にお父さんが事故で亡くなり、母は家計を維持するために故郷を離れて出稼ぎにいきました。それ以後、雲南省麗江市の孤児院で育てられました。高校入学の際に孤児院の院長の推薦によって、昆明市女子中学の春蕾クラスに縁があり入学できました。そして昆明市女子中学と協働で行う協会のプログラム「25の小さな夢基金」の支援生徒となりました。3年間の支援を受け、無事2019年に春蕾クラスを卒業し、現在は広東省のある大学へ進学。現在は大学の夏休み期間中で、沙小花さんは久しぶりに故郷へ帰省し、実家にいる高齢のお祖母ちゃんに会い、また、育ててくれた孤児院を訪問しました。 沙さんのように故郷を想う気持ちが人一倍強く、一歩外に出るチャンスをつかんだ春蕾生は社会で大きく活躍しています。私たちは少女たちが夢をあきらめることなく、社会に大きく羽ばたいていけるよう引き続きサポートしていきます。 【東京本部】 |