夢は叶う―新井会長講演記O [2010年12月10日(Fri)]
皆さんこんばんは ![]() 今年6月に「25の小さな夢基金」実施校の昆明女子中学で行われた新井淳一さんの講演会をご紹介するこの連載。 8月から始まりましたが、とうとう今日で最終回です ![]() 皆さん、どんな形でも何歳からでも信じれば夢はきっと叶いますよ ![]() ![]() 最終回 人生とは、幸せとは 「馬で行くことも、車で行くことも、ふたりで行くことも、三人で行くこともできる。だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない」(詩人、ヘルマン・ヘッセ) 「人生にはどんなつらいことがあっても生きるに値する。それには3つのことが必要だ。勇気、希望、そしてサム・マネーだ」(喜劇俳優・チャップリン) 「幸せとは冷蔵庫の残り物だ。冷蔵庫を開けてそこにあるものでどんな料理が作れるのか。野菜炒め、カレー、寄せ鍋・・・いろいろ浮かぶ人は幸せだ。反対にこれではラーメンは作れない、すき焼きはだめと作れない料理ばかりを思い浮かべるひとは不幸せだ」(作詞家・秋元康) 「いわゆる学校の成績というものがありますね。それがなぜ実社会の成績とイコールにならないのか。その理由は学校では単科でしかものごとを教えてくれないからです。数学、国語という単科で評価されます。ところが実社会ではそれらの総合力で勝負しなければいけない。相互に関連付けながら単科を使いこなす教養が必要です」(作家・塩野七生) さて今回はいちいち言葉の説明はいたしません。よく聞いて人生の先輩たちのいいたいことから、みなさん夢を考えてください。最後に私が作った言葉をひとつ紹介しましょう。70歳、論語でいう古希のひとの発言ですから、馬鹿にしないで聞いてください。 「人生は何事も思うようにはいかないが、ときには願うことよりもっと素晴らしいことがおこる。これが人生の優しさなのである」 みなさんいっぱい失敗しながら、夢を追求してください。 ![]() 新井淳一さん略歴 1940年、仙台市生まれ。東大経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。金融担に始まり通商政策、外交、景気、財政などを担当、1975年にNY特派員。帰国後は雑誌編集・編集局経済部長・東京本社編集局長を歴任、2008年、代表取締役で日経を退社。現在は社団法人日本経済研究センターの会長を務める。2010年10月より日本雲南聯誼協会顧問。 |