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城戸特派員のレポート「2014春節祭駆け歩る記」その1 [2014年02月13日(Thu)]
城戸さんのそばにいつも最新の中国情報有り(!?)
協会きっての中国通・城戸特派員が、今年も2014年春節を祝って各地で催された様々なイベントに参加されました。今日明日と2回に分けてレポートを紹介します。(^^
タイトルは、ずばり「2014春節祭駆け歩る記」!!
(YU@東京事務局かわいい


ーーー2014春節祭駆け歩る記ーーーー
昨年は長崎ランタンフェスティバルに遠征したが、今年は名古屋を始めとして東京、神奈川県の春節祝賀のイベントに老体に鞭打って参加した。その゛政冷民熱”の現場の印象記をお届けする。

<その1>名古屋春節祭(1月11日)

 今年も日本橋三越の長崎展でランタンフェスティバルのパンフレットを入手し、イベント内容の豪華さに又心を動かされたが、昔から中国語の無料新聞に大きな広告が登場し、詳細なHPでも情報が得られる名古屋春節祭に今年は初遠征した。東京では知られていないがもう八回も開催されている。
 今年はあの障害者芸術団で有名になった”千手観音”が敦煌舞踏団によって見られるという。

 もう遠征するしかない。

 当日は新幹線で名古屋まで行き、地下鉄で久屋大通公園の会場に開幕式典開始ごろに到着したが、中央ステージ前の観客席は満席でいい写真を撮るのも難しい状況であった。晴天だったが、立ち止まると底冷えがしてくる。会場の回りには中国料理、中国語学校、中部国際空港セントレアに便を持つ中国航空会社、不動産会社、自動車教習所等のブースが50箇所ほど設けられ、中国の方が皆、流暢な日本語で熱心に呼び込みを行っていた。名古屋の大学に在学する中国留学生の姿も多く、バイトで参加していた。

 開幕式の後は特別ゲストの敦煌舞踏団の千手観音、二胡演奏、太極拳、中国舞踏等の演目が中央ステージで演じられた。
 さすが千手観音の演技になると、観客が満杯になり、望遠レンズの放列でカメラマン同士の肩が触れるほど。


1千手観音.JPG
▲金色の衣装が映える千手観音の華麗な演技(於名古屋)


 来日公演でお馴染みの障害者芸術団の千手観音の踊りの流れと音楽は同じだが、一糸乱れず何度みても感動する。期間中午前、午後の二回公演を行ったが何れも一番人気であった。シャチホコに代表される金が大好きなのが名古屋人の特徴と言われるが、千手観音の金色の衣装も多いに気にいったにちがいない。雑技的に人間で組み上げた金色シャチホコを演目に加えたら”どえりゃー パフォーマンス !!”と驚かれたろう。

 名古屋には中華街はないので、このような催しを定期的に行い、在名古屋中国人と日本人の交流活動を盛り上げるとの開催目的が設けられている。実際名古屋在住の中国人も多いのだが、日本有数の工場地帯なので、観光は少なく工場視察の中国人が非常に多いようだ。

 名古屋と中国の関係で私にとって思い出深いものは2005年の愛知万博の中国館見学である。特に特別ゲストのサニー・ガールズという古典楽器による中国現役音大生の演奏が大人気で展示品以上に深く印象に残ってしまった。今回の訪問も勝手が解らず様子見的な要素もあったが、中国人パワーを大いに感じさせるイベントで来年以降もその内容が期待できそう。


【文・写真 城戸弘人様】
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