私の故郷20-心安らぐリス族のふるさと [2013年10月29日(Tue)]
皆さんこんにちは。今日は寒いですね
![]() 今日のブログは、ご無沙汰していました連載「私の故郷」です。 協会「25の小さな夢基金」で応援する女の子たちのふるさとをご紹介するこの連載、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 李さんは麗江市の外れの民族郷の出身。そこには、雲南の山村に生きる少数民族の、ごくごく普通だけれど安らぎに満ちた生活があるようです ![]() ![]() 私は麗江の華坪県船房リス族タイ族郷出身です。 家は町からとても離れたところにあります。 以前、ふるさとには道路がありませんでした。 その後、土の道ができました。 晴れていれば車も通れますが、大雨になると路面は滑りやすくなり、泥がまとわりついて、歩くのも一苦労です。もちろん車なんか通れません。 雨の後、道が壊れることもあります。ここで活躍するのはバイクです。道がとても狭いのです。 私の家は坂の上にあります。そこからは、山に囲まれた低い土地が見下ろせます。大きな家やさな家、そして波のような田畑も見えます。子どもの頃、故郷は一番きれいなところだと思っていました。たくさんの美しい思い出があります。 李さんのふるさと「嘎佐村」の風景 今、さまざまな原因から、故郷は少しさびしいところに変わってしまいました。 そでれも、冬、雪が降れば一面の銀世界で、とても清清しい気持ちになります。春になると木々が芽吹き、山は若々しい緑で覆われ、生命の力に満ち溢れます。 でも、夏になると時には大雨が降って、家の中を水浸しにしてしまいます。雷鳴も聞こえてきます。家にいて一番怖いのがこの時です。暴風雨に見舞われると、農作物はだめになってしまい、お百姓さんは、落胆します。時には雹も降ります。雹にやられると農作物はもうだめです。 私の故郷は、小道に囲まれた、緑いっぱいの世界。 朝早起きして小道を行くと、とてもさわやかな気持ちになります。 心安らぐ場所です。 ![]() 文:李暁倩(春蕾クラス3年生) ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 「私の故郷」バックナンバー 第19回 命がけの交通手段「溜索」―唐玲(漢族) 第18回 水かけ祭りで有名なタイ族―刁月(タイ族) 第17回 中国胡桃の里―字麗鳳(イ族) 第16回 故郷の空はいつも青色―儂全倩(チワン族) 第15回 雲南版枕草子―央初竹瑪(チベット族) 第14回 烏蒙の江南―顧優(回族) 第13回 連なる山に囲まれた美しい町―蔡文嬋(リス族) 第12回 魅力ある県「剣川」―李金萍(ペー族) 第11回 雲南のプイの郷―劉星蓮(プイ族) 第10回 泥んこ文化―尹悦(漢族) 第09回 雲南の風情―和約花(ヌー族) 第08回 美しき滬西―楊噤i漢族) 第07回 桃源郷―莽徳芬(ペー族) 第06回 隠れた名所!東川―彭安麗(漢族) 第05回 黄金色のふるさと―王丹丹(プイ族) 第04回 世界を愛するために―雷木門(チンポー族) 第03回 多種多彩!故郷の民族―雷会蘭(タイ族) 第02回 自己紹介―賀金菊(リス族) 第01回 棚田の故郷―呉仙(ハニ族) ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ |