「夢は叶う」池田弘一さん講演記5 [2011年11月25日(Fri)]
皆さんこんにちは
いよいよ来週水曜日、南相馬市の小学校にメッセージと支援金をお届けしに行ってきます また、今回は、会員の糸山敏和さんのご紹介により、パキスタンを支援する「日パ・ウェルフェア・アソシエーション」さんから19個のサッカーボールもお預かりし、一緒にお届けする予定です 今はまだ野外活動の時間が制限されているそうですが、1日も早く、そのサッカーボールで思いっきり遊べる日がくるといいですね。 まずは雲南やパキスタンの皆さんの気持が、少しでも南相馬の子どもたちの励みになりますように ちなみに、こちらのブログにお贈りするサッカーボールの画像が載っています ボールだけに、まさにGlobalです 震災はまだ決して終わってはいません。日本がもう一度「夢を叶える」ため、わたしたち1人1人が当事者として、出来ることをやっていかなくてはいけないのだと思います それでは、池田さんの「夢は叶う」、第5回目をお届けいたします 第5回 人々からの援助 また、世代を問わず多くの人々が、ボランティアとして被害地域や被災者を応援し、あるいは色々な人たちが金銭的援助・物的支援を行いました。近年、日本社会におけるコミュニティーの崩壊や他人に対する無関心が指摘されることが多かったわけですが、このような時に、今一度そういう助け合いが起こったこと、お互いを見つめ直したことも新しい発見ではなかったかと思います。 更に、世界中の国々や人々からも多くの支援を受け、被災地に限らず日本中の人々がグローバル化の時代を実感しました。 雲南省も大きな地震が起こるところですし、この先日本も雲南省も、また地震の被害を受ける可能性が大いにあります。それをどうやって予防し、あるいは被害を最小限にするかという工夫、互いに連絡しあって、災難を克服していくということも大きなテーマになるのではないかと思います。 ただ、日本としては、この震災の被害から立ち直るのにまだ数年は要するでしょう。我々は前向きに、今一度、震災前以上の日本を築くという気持ちで頑張っていきたいと思います。 そういう意味では、今日のテーマ「夢は叶う」に、もう一度日本全体としてチャレンジするだといえるでしょう。 ≪続く…≫ 池田弘一さん略歴 アサヒグループホールディングス(株)相談役。1940年、福岡県生まれ。九州大学を卒業後アサヒビールに入社、九州・中国・関東などの営業に従事。1978年より千葉県酒販(株)出向、飲料営業部営業課長を経て1987年本社営業部部長。その後、各支店長・支社長を歴任し、1997年常務取締役、2002年に代表取締役社長となる。その後4年間会長を勤め、2010年3月より現職。 |