皆さんこんにちは
今週頭にピークを迎えた外堀通りの桜も、少しずつ散り始めてしまいました。
今日は、いつも耳寄り情報を下さる城戸弘人さんが、雲南が生んだ世界のスター・ヤンリーピンの観劇記を寄せてくださいました
前後編にわけてお届けします雲南の至宝、ヤンリーピン再々来日
舞台はチベットの万華鏡の世界となった―
(前 編)
中国の至宝、精霊と最大級の賛辞を込めて呼ばれる雲南省大理ペー族出身、ヤンリーピンが今年も蔵・謎というショウと共に3回目の公演を大成功で終えた。大震災の影響で実施が危ぶまれたが追加公演1回の追加を加えての実施となった。
ヤンリーピンは指で孔雀の真似をする、ほとんど中国の方が見たことはなくても知っているという驚くべきスーパースターで50歳を超えて現役、究極の踊りで中国ならず世界中を魅了し続けている。
シャングリラの公演時に行っていた前宣伝のTBSの王様のブランチ、不思議発見にも出演が無かったが(私の記憶では)アエラや各新聞の蔵・謎のショウ直前記者会見の記事などを見てチベットの文化の紹介が劇中でどのように行われるか期待感で観劇の日を指折りで待った。
小生、実は2008、2010年の公演とも切符売り出し初日に1時間電話を廻し切符をゲットで、皆勤している。今回はリピータ用の切符売り出し初日に2回目で電話が繋がり公演の人気そのものが不安になったものだ。
ヤンリーピンを知ったのは2008年の中国の紅白歌合戦とも言うべきCCTVの全国的名物番組、略して春晩(日本語で春節連合芸能大会とでも言おうか)での彼女の孔雀の舞である。満月をバックにした孔雀が飛び去るシーンを両手で表現するシーンが驚くほど真に迫っており、急いでビデオを巻き戻して舞踏家の名前を確認したものだ。ちなみに千手観音のリーダー、タイリーファも孔雀の舞を踊っている・・・・・・(続く)