雲南省臨滄市翁丁村(ワ族)の火災に関しまして [2021年02月18日(Thu)]
2月14日、少数民族のワ族が暮らす雲南省・臨滄市翁丁村で火災が起き、100件以上の家屋が全焼しました。
ミャンマーの国境付近に位置するこの村では400年以上の独自の歴史が語り継がれ、ワ族の文化が凝縮されたような伝統的なかやぶき屋根の家が建ち並び、観光地としても人気を集めていました。 協会は2012年に学校建設の視察や「ふれあいの旅」にて何度かこの村を訪れ、多くのワ族と交流を図りました。村は質素でありながら伝統的な生活様式の中で清潔に保たれており、このころから観光地として少しずつ発展していました。 雲南省の有する貴重な文化がこのような形になってしまいましたこと大変悲しく思っております。 全力で復旧に努められている事を祈るとともに協会が協力できることがあるか模索してまいります。 一日も早い再建をお祈り致します。 なお、消火活動は既に終了し、現在火事の原因を調査中であるとのことです。 【東京本部】 |