• もっと見る

«渡部圭一歯科に取材に行ってきました! | Main | 社会福祉法人一麦会「麦の郷」に「夢の自動販売機」が登場!»
日本財団チャンネル
『1本10円のチカラでみんなハッピー!』

日本財団チャンネル
『飲んで貢献、置いて貢献』

カテゴリ
★ちょきんバク君★

日本財団 寄付チームさんの画像
リンク集
トラックバック
私たちは社会貢献活動支援サイト【プレコラ】に協力しています。【http://www.precolla.jp】 日本財団ROADプロジェクト
安心して暮らせる場所を目指す 「JOY HEART」を訪問 [2010年08月09日(Mon)]



NPO法人ジョイ・ハートの皆さん


「漬物コンテストやマジックショーにパソコン・絵手紙教室など、いろんな仕組みで、利用者数が約100人に増えました」と笑顔で話すのは、ジョイハートなのはな施設長・副理事長 満永 三千代さん。2009年11月に「夢の自動販売機」設置のお礼にうかがった時と比べ、とても活気があります。
JOY HEARTを立ち上げたどころで、どのように利用者を増やしたら良いのかわからなかった満永さん達は、町内清掃やグランドゴルフなどに参加し、根っからの地元民たちとの交流を重ねてきました。満永さんは「自分達が他の団体の会員となってイベントに参加したら、そこで出会った人たちが、また新しい人たちをジョイハートに連れて来てくれるようになった」と言います。(写真左:満永施設長)


高齢者の福祉施設で介護士を務めてきた満永さんが目指すのは、すべての人が安心して暮らせる場所づくり。多くの人が集まる温かい場所にしようと、介護レッスンや絵手紙教室、パソコン教室などはワンコイン500円で、それ以外のものは基本的には無料で誰でも参加できます。講義の無い日にも、ジョイハートを利用してもらうよう呼びかけていて、利用者の方からは「活動が楽しい」「行ける場所が出来て良かった」と言われています。


満永さんによれば、介護認定を受けて介護サービスを受けられる人は幸運で、介護認定を受けらず、施設にも入れない人達は沢山いるのに、そういう人たちほど誰に、どのように相談したら良いのかわからない人が多いと言います。介護については、地域包括と言いながら行政側の窓口ではパンフレットを渡し、ただの施設の紹介に終わってしまうケースもあります。そこで、ジョイハートでは月末の2日間、介護に関する電話相談も受け付けています。ジョイハートに来る「預けている施設が良いのかどうか」「高齢者の預け先としてどういう介護施設があるのか」などの問い合わせには、介護士として相談者と同じ目線でアドバイスをしています。(写真:ジョイハートの活動を紹介しています)


「介護の現場では、経営者と介護士との意見が違います。安い給料で文句言うくらいなら自分たちでやろう!とジョイハートを立ち上げました。普通は、施設を建ててからスタッフを集めるけれど、私は逆の発想で、スタッフを集めてから施設を建てる方が互いの気心が知れてその方が利用者の方にとっても良い。NPOなので収入はないけど、他の介護サービスとの連携も可能だし、人のつながりはどこにでもあるから」そう語る満永さんは、これからも介護職の立場から現場の声を発信していきます。写真:絵手紙教室やパソコン教室が開催される部屋




詳しい活動の様子はHPでご覧ください。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~npo-joy-heart/index.html



トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント