お知らせ
このブログは2009年秋より開設し、特に2010〜2012年はほぼ週一回のペースでとりとめもない独り言を展開してまいったのですが、今を去ること約一年半前、突然に私の気力が失われ、開店休業状態がそれ以降、ずっとずっと続いておりました(ごめんなさい)。
オフィスでPCを扱っていると、自由時間は電子機器に触りたくない病という、野生児のような状態になり(元々かもしれない)、ましてiPhoneが手に入ってからは、さらに画面を長時間見たくな〜い病になり、今に至りました。そんなんだから視力1.5なのですかね。 しかし、意外と読者がいらっしゃるもので、「『桑語録』どうしちゃったんですか最近?」という質問を定期的に内外から受け、これはいかんなと思っていたのもまた事実。 というわけで、リセット!!というのが私の結論。 このブログはこの夏までに閉鎖しようと思います。今さらですが。 そのうえで、次によりパワーアップしたブログ(??)なのか、何かもっとテーマを絞ったものなのか、はたまた仕事とは無関係なものなのか、別の形での情報発信をしてみたいなと思っています。 そんなこんなで、長い間、私のくだらない話につき合ってくれた皆様、ありがとうございました。謝謝。감사합니다. Thank you. Muchas gracias. Merci beaucoup. Grazie. Obligado. Danke schöen. شكرا ↑絶対にこんなに多様な国の読者はいない。
ヒッチコック監督もびっくり
モチベーションが戻りません!!
それは突然にやってきた。
このブログを開設してから2年8ヶ月ほどたったある日。 それまでほぼ毎週更新し、ここ1年半ほどは更新をちゃんとTwitterでお知らせすることも習慣になっていたのですが... 急に書く気がなくなってしまったのだ。 別にネタ切れではない。紹介したいものは仕事関連のものもくだらないものも、色々ともっている。 だが書く気がなぜかおきず... とりあえず4ヶ月放置してみた。もう誰も見てもいないだろうと思って、今久しぶりにログインしてみたら、意外とアクセスはまだあって、申し訳ないというかなんというか... もう一度立ち上がるか否か、私は今迷っている。
飛んで青島へ
宮崎の渚の交番
http://nagisa-koban.com/ に4ヶ月ぶりくらいに行くことができました。 何でって運営委員会と水難事故合同訓練があったからです。 ちょっと諸事情によりこのPCから写真がアップできないので、詳細はwebで...ってこれもwebですね。詳細は後日。 では。
東日本の砂浜で子供を遊ばせたら危険なのかどうなのか
東京湾の海底の泥の放射線量がどうのとか外遊びは危ないとか色々な議論が未だにあるので、私の周りでも
自然教育を行っているNPOでもイベントへの親子連れの参加が減った 日本では海水浴しない 中高生の娘たちには(将来の孫への影響を考えて)国産の魚は食べさせない とか具体的なアクションについて耳にします。 結局、「色々な情報が隠されているのでは」、「科学はあてにならない」、「念には念を」というようなことを言われると、説明しても「あんたは甘い」とお叱りを受けてしまうし、ともすると「あいつは原発推進派だ」とか、もはや違う方向に話題が逸れそうなのですが...だからこそこのブログでは基礎となる自然科学の知識とか、中立的な知識・論理的な考え方の材料みたいな立場をとってきたわけです。 それで、冒頭のような反応についてなのですが、 少なくとも浜辺にある日フラッと遊びに来て、干潟のカニを触ったり、砂山を作ったり、ちょっと泳いだりという程度では大丈夫。立ち入りが制限されているような地域の浜で遊ぶわけではないのですし。 仮にいやいやどうしても心配なのです、何十年後をどう保証するのだよと言われた場合、例えとして挙げるのですが、 仮に仮に放射線レベルが今後あなたが生きている間ずっと同じまたは上昇しかないとしても あなたとあなたの子供たちが そのカニをほぼ毎日毎日何kgも一生涯食べ続けたり(そもそも干潟の小さな泥臭いカニだし、放射線以前にそんなにカニばっか食ってたらじんましんが出るぜ) その海水を毎日毎日一生涯、一日につき何リットルも飲み水として飲み続けたり(しょっぱいぜ、ある意味ワイルドだぜ) その砂を持ち帰って毎日毎日一生涯パックをしたり砂風呂に何時間も入って、なおかつ洗い落とさなかったり(じょりじょりして気持ち悪いぜ、汚いぜ、しかも手間にも乾杯だぜ) するご予定があるならば確かに保証はできないかもしれませんね。しかし、そんなことをすれば放射線の量に関わらず、他の意味で常識的に考えて健康を害するでしょう。 というようなお話をします。 あと、日々心配ばっかりしているほうがよほど健康にも悪いですよとか。 これは屋久島の砂浜で拾った完全無傷のカニの殻。 もっと頻繁に食べるであろう魚についてはどうかと言うと、これもそもそも毎日何kgも食べるわけではい。 それに「○○産」と言ってもたまたま○○の港に水揚げされただけであって、○○近海の水の中を泳いでいたとは限らない。 そして、そもそも現在の国が定める基準は世界中の国々と比べても、念には念を(この考え方が裏目に出るのですが)の理念でやたら厳しいので、出荷を許可されたものについては大丈夫です。 一昔前、養殖ものについては残留抗生物質が怖いから避けるという議論があり、 その後には海外産水産物については日本で承認されていない薬品を使っているとか、汚染がひどい某国の海のものは嫌だとかいう議論もあり ...結局何年かおきにあれが怖いこれがやばいという話がぐるぐる回っていますね。その度に信憑性が様々な情報が出回り、マスコミも煽り、消費者自身も互いを煽ってしまう。 どの情報が正しいのか、そもそも食の安全ってなんなのか。 原発からは脱線してしまうが、その当たりもいつか触れたいと思う筆者です(が、いつ書くかは未定だぜ)。 長くなりましたが、最後に津波被害や風評被害にもめげず福島県いわき市で頑張っているアクアマリンふくしまのブログ記事を紹介します↓ http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/9202070.html ビーチの放射線について分かりやすく書いています。
その後のリス
ちょうど一週間ほど前に、東京都武蔵野市は井の頭公園のリスの脱走の話を紹介しました。
そしてその後どうなったか。 一部の読者の皆様は、不可解なニュースを耳にしたかもしれません。 それは、 逃げた数を上回る個体数のリスが捕まったという話題。 一応、下にニュース記事(動画つき)をリンクしておきます↓ http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00226435.html タイトルのみ一見すると、「野生のニホンリスも間違えて捕まえたんじゃないの?」 と、思われるかもしれません。 しかし、いくらここが大きな公園とはいえ、井の頭公園・吉祥寺近辺で野生のニホンリスは棲息していません。 ではなぜでしょうか? 実は、園の方によると、この春に生まれた子リスたちはまだ標識がつけられていない時期だったので、正確な数の把握が難しいとのこと。 そもそも逃げ出した正確な個体数が分かっていないのです。あくまで「30匹以上」ということ。 そして さらに困ったことに、おそらくまだ数匹が捕まっていないと見られているのです。厳しい自然界で暮らしたことのないリスたちなので、餌をうまく見つけられるか、ネコやカラスや自動車や自転車から逃げられるか...心配の種だらけです。 お近くにお住まいの方は目を光らせていてください。
台風のおかげで大脱走劇
日本在住が読者の99 %だと思われる本ブログ。皆さんがお住まいの地域では、この一週間の台風騒動は大丈夫でしたでしょうか?
私は火曜日の夜、電車が止まるぎりぎり前に地元に着けました。雨対策でジャージを持参して出社したのが正解でした 笑。 東京都に関して言うと、台風4号は珍しく内陸側の方が台風の目に近いという進路でした。 ですから、お約束の湾岸部での強風による電車の運転見合わせ(京葉線とか)だけでなく、山の方を走る青梅線が強風で止まりました。 というわけで、武蔵野台地にある都立井の頭自然文化園(なじみのない方に説明すると、郊外のおしゃれタウンとよく言われる吉祥寺にある井の頭公園の中に、動物園があるのです)でも思わぬ被害が。 この動物園には「リスの小径」というガラス張りのリスと鳥のいる建物があり、中で放し飼いにされています。私の幼少時にはもっとネンキノハイッタ建物だったのですが、いずれにせよ、ちびっ子にとっては一つの目玉です。 台風4号の暴風でこのリスたちのおうちに木(樹齢120年の巨木)がクラッシュし、建物が破損してしまったのです。 おうちに穴があいたらどうなるでしょう? はい、言うまでもなくリスの大脱走。野生ではめっきりその数を減らしいているニホンリスたちが30頭外出なさってしまったのです。 都の公式被害報告はこちら↓ http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/06/20m6l100.htm スタッフの努力によって、なんと既に20頭以上が無事に捕獲できたようですが、まだお戻りにならない方々の捜索が続いています。 (下はWikipediaから拝借したニホンリスの写真↓) これは昨日のニュース↓ http://sankei.jp.msn.com/region/news/120621/tky12062121350012-n1.htm 元々日本の生物で、なおかつ周囲が公園で緑豊かとは言え、ネコもいれば車も多いので気は休まりません。 ちなみに、素人で追っかけても多分捕まえられないし、万一できてもリスに怪我をさせたり、逆にあなたもがっつり噛まれたりするので、発見したときには自分で何とかしようとはせず、すぐに動物園に連絡を入れましょう→042-46-1100
世界をつなぐものって
YouTubeをあなたは主に何に使いますか??
私は、アカウントも持っていないので、買おうか迷っているCDの曲を聴いたり、家にないCDの曲を聴いたり(音楽ばっかりじゃないか)、友達にすすめられた爆笑動画を見たり...という受信者としての利用がほとんどです。何か面白い物はないかなという利用法もあまりしておらず、受信するものもやや偏っています、はい。 そして、好きな楽曲以外の物の場合、初めて観てから何年か後になっても見ている物って少ないと思うのですが、今日取り上げるのは、"Where The Hell is Matt"。もう4年近く全世界で見られている動画です。 某クレジットカードのTVCMにも出てきたので、ご存知の方の方が多いかもしれませんが。 マットさんが世界中を訪れては奇妙な踊りをし、そこに集まった現地の方々も思い思いに踊っているというものです。 改めて見ると深い。 いずこの人間も楽しそうだったり、自然に適当に踊ったときの動きが国によってそれぞれで面白かったり、38度線だけ異様な雰囲気だったり...色々考える要素が。 ちなみに、これだけ有名になったマットさんのこのプロジェクトは、その後大きくなっていて、続編も作られており... ホームページにサインアップすると、あなたの周りでマットが踊るときにお知らせが来て、一緒に踊って出演できるようですよ↓ http://www.wherethehellismatt.com/ ご出演を検討してはいかが!?
裏切りのサーカス
たまには観た映画でも紹介しようかシリーズ(思いつき、不定期)の第何弾かも思い出せない適当桑です。
先週、観てきたのが『裏切りのサーカス』(原題: "Tinker, Tailor, Soldier, Spy")。 (写真はIMDb http://www.imdb.com/より出典) スパイものです。まだまだ冷戦が激しかった頃、英国情報局秘密情報部、いわゆるMI6の内部にソ連の二重スパイがいるという話があり、それを引退したての元諜報員が突き止めるために動き出したら...という話。 イギリス+スパイ と聞くと、 007シリーズのようなド派手なアクションとお色気 または オースティン・パワーズのようなド派手でちょっとおバカな感じ というような娯楽大作を思い浮かべますが、こちらは 話はややこしいわ、派手なアクション・シーンはないわ、殺し方も冷徹でえげつないわ... などなど、だいぶ雰囲気が違います。 娯楽を求めて行くと、終わったときには重苦しい気分になってしまうかもしれない... が、面白い。まず、演技派が集まっています。 『レオン』とか『ハリー・ポッター』とか色々出ているゲーリー・オールドマン。本作の主人公、犯人探しの元スパイ役で、アカデミー主演男優賞候補に実はなっていました。今回、年のいった役なのですが、ご本人は実はまだ54歳とのこと。俳優さんは化けますね。 『英国王のスピーチ』での名演が記憶に新しいコリン・ファース など。 そして、ものすごい緊張感。これぞ冷戦という感じ。東側諸国って本当にこんなに怖いことをしていたのかな。 冷戦終結時代にまだ小さかった世代なので...ってチャウシェスクのあのシーンやら天安門やらベルリンの壁やら、全て映像が衝撃的すぎて意外と覚えてはいますが、冷戦のピークを知らないだけに、生まれてもいない時代に思いをはせてしまいました。 暗いけどおすすめです。
五月蝿とも言えないまま六月になり、気になるあの子たちはどこへ
どうも。前々回、このブログで今年の東京ではハエが少ないし小さいという話をしておりました。
そして、今回はもう少し大きくてかわいらしい身近な生き物、季節を感じさせる定番の生き物で最近少なくないですかねというものの話。 と言っても、これは私の発見でもなんでもなく、この春さまざまなニュース・記事などにも取り上げられておりました。 少ないのはずばり... ツバメ 2012/5/9付の朝日新聞オンライン版にも話題が出ております↓ http://www.asahi.com/national/update/0509/TKY201205090764.html 私の地元でも、家から駅までの間に3ヶ所の巣が例年あり、ツバメというのは南国での越冬後、同じ巣を繰り返し使い、場合によっては次の世代の誰かが使い...ということで、このうちの1ヶ所は私が小学生の頃からの営巣スポットになっていたほどです。 しかし、そこにすら誰もいないのです。 これは結構な異常事態だと思いますが、理由は何なのでしょう、気になります。 あの日本野鳥の会もインターネットでツバメを守るためのキャンペーンをしています↓ http://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/ まぁ、元々近年はツバメが巣作りできる場所が減ったりなんだりで昔と比べてだいぶ目撃数が減っていたようなのですが、今後の情報が気になるところです。
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