おしくらまんじゅう。[2016年03月08日(Tue)]
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おしくらまんじゅう。[2016年03月08日(Tue)]
紙飛行機[2015年07月23日(Thu)]
![]() こんにちは。 いただいた手紙にお返事を書こうと思って 書いた手紙を 後から繰り返し読み返せるようにと ここに記すことにしました。 パブリック・スペースにおける 1対1。 なかなか素敵な設えでしょう? (それに、「1対1」という表記は 剣を手に真剣に向き合うふたりのようです) この、うさぎのようなもの、知ってますか? リサとガスパール。 通称リサガスというのですが 東京駅のエキュートで 海の日までの間、リサガス・スペシャルをやっていて その可愛らしさに思わずパシャりと写しました。 リサガス、すごくいいんですよ。 なにがって、ちょっとブラックでシュールなところが。 私、いま日本の社会で起きている いろんなヘンテコなことについて、 この人たちの反応をみてみたいものだと思います。 例えば、リサガスがデモに参加したら いったいどんなプラカードを掲げるだろうとか 想像する先に 何か、光が見えるような気がして。 (余談ですが、私は、 ミュージカル『レ・ミゼラブル』の『民衆の歌』が とても好きです。 あの歌を聴くと いつも目頭が熱くなる。 とくに"It is the music of a people who will not be slaves again" っていうあたり。 もう、奴隷じゃない。 それはとても深い叫びで その対象は、 あからさまに顕在化した 権力組織だけじゃない) 紙飛行機、と このメッセージのタイトルに添えました。 あなたから届いた 手紙の中で見つけた言葉です。 紙飛行機は 風に乗って、軽やかに飛ぶ。 紙飛行機を飛ばそうとすると 人は 風の方向をみて それから、飛ばす先の相手のことをみて そこを通り過ぎる誰かがいないかと 周りのことも、ちょこっとみて その一瞬に、 ずいぶん、たくさんの存在に こころを払うのですね。 雨降りだと、 湿度を吸って うまく飛ばすことができないし。 そんな紙飛行機という存在のことを 「・・・ね」っていう感じで 一緒に、味わってみたくなった。 それが、私からのお返事です。 私がここのところ 思い出したように、言葉を紡ぐことにしたのは 病室に入るようになる日がきたとして (病室って、Rich peopleしか入れない シェルターになるんじゃないかしら、いつか) こうして綴る言葉こそが 癒しをもたらす希望の種になってくれるように 思うからです。 全然、ぴんぴん、元気なんですけれど 「病室(という、豊かさがなんたるかを 突きつけてくるような空間)」の存在が ときどき頭をかすめ 言葉と身体に 向き合わずにはいられません。 花火大会のない、2015年7月23日、鎌倉。 線香花火に優しい夕べとなりますように。 粒。[2014年05月13日(Tue)]
ねえ 歩くと沈むやわらかな砂浜を歩くように こんなことを考えたんだ いのちについて。 よく、(生まれかわり)っていうでしょう? 死んでもまた、生まれかわって会えるよって それ、違うんじゃないかなって 死んでしまったら、やっぱり同じようには出会わないと思うの (次の人生で)っていうの、あんまり期待しすぎると いまがぼやけてみえちゃうなって それでは今があんまりだなって (死)ばかりが確かすぎるように見えたから あえてそんな風に 考えてみた。 かわりにね、 こんなことを考えています 人は死んだら、ちいさなちいさな砂粒のようになって 粒となった魂が、ひかれあい、交わり、導きあったりしながら あたらしい(ひとつの魂)を形成する そして、宿る身体をみつけるの だからね 今生きているような形で、あえるのは今世だけ つぎにあうときは 私たちは(とけあって)違う塊になっていることだろう 見知らぬ感情に 胸が熱く焦がされ あるいははじめてあった誰かに 懐かしさを感じるのは たぶん、そういう理由じゃないかな。 ねえ 誰も知らないことをしゃべろう 世界ではじめて話すように、しゃべろう 道界[2014年05月02日(Fri)]
どこかの片隅にて:[2013年09月30日(Mon)]
「誰かさんにみつけて欲しくなったときに、訪れるカフェ」のこと そこには、もう忘れてしまったくらい長く会っていない誰か と ふと会いたくなった人が、ふわりと訪れる そして、珈琲を一杯飲み干すだけの時間が過ぎると、また、ふわりと立ち去ってゆく 設置されたカメラが、店内のようすをネットの海へと結びつける カメラの性能は、面影を想像させるに十分なだけ鮮明で その隙間は、想像力が埋めるのにちょうどいい 誰かさんに見つけて欲しい誰か は、 お店のボード(黒板)に、手書きでメッセージを書き残していく (消されるまでの時間・・・は店主の気まぐれや店の混み具合によって決まる) 手書きのメッセージは、ちゃんと、はっきりと、読み取れるようにスクリーンに映る チョークを手にすると人は、やさしい気持ちになるから不思議 (だからそこには、嫌な言葉を誰も残さない) 誰かさんにみつけて欲しくなったときに訪れるカフェ メイプルシロップの香るどこかに。 未来から聴こえるあなたへ[2013年01月28日(Mon)]
もしも。[2013年01月23日(Wed)]
てくてくと朝。[2013年01月21日(Mon)]
ふたつの世界の王様の話。[2012年11月30日(Fri)]
軀[2012年10月30日(Tue)]
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