内なる対話を"ダンス"する -NVCダンス・フロア-[2017年05月04日(Thu)]
2017年4月下旬。連休初日の土曜日に、鎌倉の長谷のまちで-本音で表現する 共感的コミュニケーション体感的ワークショップ-を開催しました。
会場は、神社に隣接する静かな和風建築。由比ヶ浜の海が見渡せる、新緑に包まれた空間。

このワークでは、NVCダンスフロア(*)という手法を取り入れつつ、"内なる声を聴くこと・そこから表現すること" -YESということ/NOということ- をテーマに、自身の決断や他者との会話の中で起こるこころの動き・大切にしたいものに触れていきます。
(*) (NVCダンスフロア は、Bridget Belgraveさん、Gina Lawrieさんによって創造された、NVCを体感的に学ぶ手法)
「いま・ここで、どんなことを感じているか」をシェアする「チェックイン」のあと、クレヨンを取り出して心の中にある感覚を絵で表現するワーク。そして、(大切なこと・生命エネルギーの求めるもの)の言葉がかかれたカードを囲んで、自分が感じていること、その奥にあるニーズにつながる時間を持ちました。直感の赴くままの表現。そこに、自らの感覚にあう、言葉を添えてゆく作業です。
そして、そのあとは「自己共感」そして「YES/NO」という、2つのダンス・フロアのワークをしました。
ダンスフロアでは、何かを決めたり、行動したりする時に、自分の内面で起こる「内なる対話」を、NVC(共感的コミュニケーション)の「観察」「感情」「ニーズ」「リクエスト」というプロセスのどこにいるかを体感しながら表現していきます。自分が体感していることを客観視したり、起こりがちな困惑に気づきやすくなれるのです。

よく起こりやすい困惑とは:
・「観察」と「解釈」
(事実をありのままに受け止める「観察」をしているつもりが、自分の反応込みの「解釈」になってしまうこと。例えば:「彼は、集合時間が9時のところ、8時50分についた」という事実も、解釈次第で「彼は集合時間より10分も早くついた」にもなるし「彼は集合時間まで10分しか早くこなかった」という表現にもなりうるだろう。観察者の主観が、事実に"色"をつけてしまう)
・「感情」と「思考」
(体験しているありのままの感情を味わう代わりに、思考で組み立てた描写をすること。例えば「(悲しい、つらい、といった)"ネガティブ"な感情はよくない」という思い込みがあると、そういった感情を素直に味わいつくすことができず、"ネガティブな感情を持った、よくない自分"を防御するための思考につながりがち)
・「ニーズ」と「戦略・手段」
(戦略をニーズを思い込むこと:例えば「お金」をニーズそのものと誤解し、お金がない限りニーズが満たされないと思い込む。本当に満たしたかったニーズは「安心」で、それを満たす方法は、必ずしもお金である必要はなかったかもしれない。ニーズに明確になると、より多くの選択肢(戦略・手段)があることに気づくことができる)
・「お願い(リクエスト)」と「強要」
(相手のニーズへの尊重がない一方的なリクエストは強制的になってしまう。例えば「お願いします」と言葉で丁寧に伝えたとしても、相手のニーズを無視したお願いは「強要」。上下関係など立場の違いがあると、お願いされたことに「NO」と言いにくい状況もあるということにも意識を向ける)
「ダンス・フロア」のステップを踏みながらの体感。サポートしてくれる相手がいるとより明確さが得られやすいかもしれないけれど、一人で使っても、内なる対話のサポートになると感じています。
NVCダンス・フロアは、私がマーシャル・ローゼンバーグ氏の著作を通じてNVCを出会ったばかりのころに参加したワークショップでした。都内で受講し、強く惹きつけられ、名古屋、そして京都でも受講。そんなこともあって、受講後に教材(ワークショップ版)をただちにオンラインショップで購入し、ひとりで、また、身近な人たちとシェアしてきたツールです。
現在、日本語版のリリース準備も進んでいるそうで、今後日本でも多くの場で活用されていくのではと、楽しみです。
私もまた、今後も、このワークをシェアする場を設けていきたいと思っています。
会場は、神社に隣接する静かな和風建築。由比ヶ浜の海が見渡せる、新緑に包まれた空間。
このワークでは、NVCダンスフロア(*)という手法を取り入れつつ、"内なる声を聴くこと・そこから表現すること" -YESということ/NOということ- をテーマに、自身の決断や他者との会話の中で起こるこころの動き・大切にしたいものに触れていきます。
(*) (NVCダンスフロア は、Bridget Belgraveさん、Gina Lawrieさんによって創造された、NVCを体感的に学ぶ手法)
「いま・ここで、どんなことを感じているか」をシェアする「チェックイン」のあと、クレヨンを取り出して心の中にある感覚を絵で表現するワーク。そして、(大切なこと・生命エネルギーの求めるもの)の言葉がかかれたカードを囲んで、自分が感じていること、その奥にあるニーズにつながる時間を持ちました。直感の赴くままの表現。そこに、自らの感覚にあう、言葉を添えてゆく作業です。
そして、そのあとは「自己共感」そして「YES/NO」という、2つのダンス・フロアのワークをしました。
ダンスフロアでは、何かを決めたり、行動したりする時に、自分の内面で起こる「内なる対話」を、NVC(共感的コミュニケーション)の「観察」「感情」「ニーズ」「リクエスト」というプロセスのどこにいるかを体感しながら表現していきます。自分が体感していることを客観視したり、起こりがちな困惑に気づきやすくなれるのです。
よく起こりやすい困惑とは:
・「観察」と「解釈」
(事実をありのままに受け止める「観察」をしているつもりが、自分の反応込みの「解釈」になってしまうこと。例えば:「彼は、集合時間が9時のところ、8時50分についた」という事実も、解釈次第で「彼は集合時間より10分も早くついた」にもなるし「彼は集合時間まで10分しか早くこなかった」という表現にもなりうるだろう。観察者の主観が、事実に"色"をつけてしまう)
・「感情」と「思考」
(体験しているありのままの感情を味わう代わりに、思考で組み立てた描写をすること。例えば「(悲しい、つらい、といった)"ネガティブ"な感情はよくない」という思い込みがあると、そういった感情を素直に味わいつくすことができず、"ネガティブな感情を持った、よくない自分"を防御するための思考につながりがち)
・「ニーズ」と「戦略・手段」
(戦略をニーズを思い込むこと:例えば「お金」をニーズそのものと誤解し、お金がない限りニーズが満たされないと思い込む。本当に満たしたかったニーズは「安心」で、それを満たす方法は、必ずしもお金である必要はなかったかもしれない。ニーズに明確になると、より多くの選択肢(戦略・手段)があることに気づくことができる)
・「お願い(リクエスト)」と「強要」
(相手のニーズへの尊重がない一方的なリクエストは強制的になってしまう。例えば「お願いします」と言葉で丁寧に伝えたとしても、相手のニーズを無視したお願いは「強要」。上下関係など立場の違いがあると、お願いされたことに「NO」と言いにくい状況もあるということにも意識を向ける)
「ダンス・フロア」のステップを踏みながらの体感。サポートしてくれる相手がいるとより明確さが得られやすいかもしれないけれど、一人で使っても、内なる対話のサポートになると感じています。
NVCダンス・フロアは、私がマーシャル・ローゼンバーグ氏の著作を通じてNVCを出会ったばかりのころに参加したワークショップでした。都内で受講し、強く惹きつけられ、名古屋、そして京都でも受講。そんなこともあって、受講後に教材(ワークショップ版)をただちにオンラインショップで購入し、ひとりで、また、身近な人たちとシェアしてきたツールです。
現在、日本語版のリリース準備も進んでいるそうで、今後日本でも多くの場で活用されていくのではと、楽しみです。
私もまた、今後も、このワークをシェアする場を設けていきたいと思っています。

