シャッターをきる。[2015年07月16日(Thu)]

これは
「ああ、橋本さん、好きだー」という
衝動が撮らせた一枚。
水についてのセミナーの
ワークショップの時間の
終わりの合図に、チベタン・ベルを響かせる
その、場を清浄するエネルギーが
いかにも、水にぴったりで
ゆえに、「水」を専門とする橋本さんにぴったりで
そして、橋本さんがすると
それがいかにも自然な感じで
とても、いい。
そんな気持ちで
セミナーの合間に、こっそり写した。
***
こころのことについて
記しておきたいと思った
何故って
これから
たくさんの感情が蠢き
圧倒されるであろう
空間に向かうから。
国会議事堂前
わりと慣れた、
永田町の駅のあたりから
向かおうと思うけれど
そんな風に
「ほどよい距離をもって」
現場の空気に馴染むのが、よいような気がする。
地下鉄の駅をあがったら、
いきなり熱気、というのではなくて。
世界を包む、空気の変わる感じを
感じることが、大事だと思う。
***
チベタンベルの写真をみていて、
ふと、思い出した。
鈴の音には、浄めの力がある。
ポケットに、いつも潜ませている、鈴。
しゃんしゃん、響かせるように
少し弾んで、歩こう。
シャッターをきりたい・・・
気持ちになるかもしれないが
そういう風景を、写すときに心に起こる
あの、なんとも言えない感情。
それを、なんと、名付けましょうか。