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魔法。[2013年10月01日(Tue)]
IMG_9049.JPG

10月。急に街に秋が訪れた。と、出会う人の服装を見て思う。

ワインレッド、ベージュ・・・。大地に近い服の色から、その身体に、じっと時間を蓄えている、蛾の存在を想像した(じっと、壁や地面にぺたりとくっついてとまるそれは、まさに身体に時間を蓄えるために存在しているのではないだろうか。邪魔されないように、不気味な美しさを身にまといながら・・・)

ワインのことを思いながら、子どもとのいたずらな会話を思い浮かべる。

「みてみて、キレイでしょ?これ。いい香りがするでしょ?でもね、大人になるまでは、ぜったいにのんじゃいけないんだよ」

小さなころ、(ぜったい)という言葉にどきどきしたことを思い出す。

(ぜったい?)(うん、ぜったい?)
(ゆびきりする?)(うん、いいよ)

(ひやひやする感覚)っていうのは(ゆびきりげんまん)が入り口なのではないかしら?こどもたちの、言葉の世界にとって・・・。

***

今月もまた、あちこちへの出張が続く。

東海道新幹線の車窓から景色を眺めながら、「ほかの誰かになった」想像をしていた。

髪の長いあの人。神戸あたりでおりて、それまでになんどか、デッキに出て仕事の電話をすませて。ついたらあのお店のあの窓辺で、あの人とあんな話を「へええ」と言いながら交わしあって。

たとえば、そういう想像。

こころが世界を描くのならば、想像と本当の人生の違いっていったい何なのだろう。

ある先生が「人はね、誰もが、人生というファンタジーをみているのです」と話していた。

「きっとあの人は怒っているだろうな、とか、嫌だと思っているだろうな、とか、あるいは何かをとても気にいっているのだろうな、とか。

そういうことすべてが、本当は本人にしかわからないし、本人にもわからないかもしれない。通り過ぎたら忘れてしまうかもしれない。ファンタジーなのです。

人はそういう、いわばファンタジーのつみかさねの中を生きているのだけれど、

そのファンタジーがあなたを支配するほどに大きくなると、あなたはあなたのつくった世界のなかで、どうすることもできなくなってしまうんですね」


だから「気づくことですよ」と先生は続ける。

自分を観察して、気づくんです。どんなファンタジーを見ているのかということに。

自分にかけた魔法に気づく。

その鍵はもしかしたら、自分にkissをすることかもしれない。

(おんど・やわらかさ・におい・などなど)

そういう「本当の自分」を掴みとるヒントをそばにおいたら、人生ってとても(ひやひや・わくわく)するだろうなあ・・・。

そう考えた、月のはじめの一日。

手帳をあたらしくて、こころがそわそわしています。
タグ:秘密
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