なんとなく・なんとなく。[2013年08月04日(Sun)]
ダッカにいる間、いろんなことを「思いついた」(「考え出す」とすぐ総括に向かいたくなり、がっかりしちゃうのだ)。
そのひとつが「三匹のこぶた」のこと。移動中、車の中から目にした建築中のたてものをみて、その、たくさんの竹で支えられたむき出しの空間をみて思い出した、藁、木、それから煉瓦で家をつくった、三匹のぶたの話。「あれ、どういう話でしたっけ?」「オオカミから隠れた羊の話じゃなかった?」「おばあさんのふりするやつ?」「それ、ほかの話と混ざってますよ」・・・。
三匹のこぶたの話を思い出せないでいながら、同時に、昔はやったドラマのことをおしゃべりした。「東京ラブストーリーとか、すごく、感動したよね」「でも、最近見直してみたら、リカにあんまり共感できなくなってた。ちょっと、騒がしすぎるなって」。
その流れで、「聖者の行進」の話になった。そういうドラマあったよね。ああ、あった、あった。見てなかったけど、ちょっと、話題になってたよね。そんな、話。
帰国して、落ち着いたところで、気になって「三匹のこぶた」と「聖者の行進」を調べてみた。
すると、びっくり。「聖者の行進」において「三匹のこぶた」は主人公の心情を表現する重要なモチーフになっていたのだ。
三匹のこぶた、についてはこちら、聖者の行進についてはこちらに情報がある。
いきおい、聖者の行進をずっと視聴しているのだけれど・・・。このふたつの作品。バングラに行かなかったら、こうして出会うこともなかっただろうことを思うと、縁は異なもの、という感じ。
そうそう。聖者の行進。エンディング曲は中島みゆきの「糸」です。この唄は本当に好き。運命のひととは、謎解きをするために出会うのではないかと、思う。
(きっと、そうだと、総括しちゃう)
追記:
バングラに向かう前、三浦の小網代でカワセミを初めて生でみました(感激!)。そして、バングラデシュの、マングローブで有名なシュンドルボン。シャプラニールの方から、ここでもカワセミを見たよというお話を聞き、興奮。うわあ・・・!こういうところにも、遠くて、近い。