Who?[2013年07月11日(Thu)]
「どんな人が好きなの?」と、最近よく聞かれる。どういう人がタイプ?どういう人を素敵と思う?
そういう問いに、直ぐに応えられる人って、どれくらいいるのだろう。そういう人って、一見フォーカスされているようだけど、案外、光が強過ぎて、本当のところは見えていないんじゃないだろうか。
私はわかんないな、と思いながら、でももしも「こんな」というのがあるとしたら何だろうと、好奇心から、少し、きょろきょろしてみた。
つまり、「素敵」と思うものに敏感になることにした。
するとね、
楽しいなと思います。人生。何故なら、素敵と思うことは、たくさんあるから。
それで気づいたのは、素敵と思うことって、暮らしの中にあるのだな、ということ。
「わかる、そういうのいいよねー」とか「うっとりしちゃうな、その感じ」とか。
例えて言うなら、夏の暑い日に、古い木造の床に、ほっぺたをくつけて、ひんやりを楽しむような、そういう「発見する素敵さ」。あるいは、「発見を含んだ素敵さ」。
そういうのが、好きだし、すごく素敵なんだな。私にとって。
「どんな人が好きなの?」。なんとなくなら応えられなくもないけど、みつけること、ちいさくくすりと笑うようなことは人生のずっとそばにおいておきたいから、「好き」の感覚を、よろこんで、たのしんで、研ぎ澄ましていくことにする。
(写真は、沖縄の無人島で写したものです。なんて魅惑的なブルー!)