またね。[2013年07月04日(Thu)]
紫陽花の季節が通り過ぎることを、江ノ電のホームのあじさい情報の看板が告げている。成就院では剪定も終わったそうだ。「来年又お会いしましょう。では、お元気で あじさい」と筆で書かれた古い木の看板の写真が紹介されていた。
今年は花がすくない、という声が、訪れた観光客から寄せられたそうだ。その理由として、被災した南三陸町の大雄寺(だいおうじ)に、これから三年をかけて二千株を植栽する計画があり、紫陽花を株分けしたことがあると、駅の看板ではじめてしった。祈りが、届きますようにと。
通り過ぎる風景は、いくつものものがたりを秘めている。
近くの幼稚園で、夏のお祭りをやっていた。
かくれんぼしたような小さな庭に、提灯がたくさん揺れていた。
写真は、先月長谷寺で撮影したものです。