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こわかったこと。[2013年06月12日(Wed)]
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校庭を走る風景がなんども心に浮かんでくる。いい大人になって、久しぶりに訪れたその場所を、子どものころみたいに、夢中になってつっぱしる。履いている靴や服装のことを気にすることもなく、ただ、あのころのように、かわらない笑顔で。

思い起こしてみると、小学生のころ、中学校にいくことがこわかった。これまでずっと、一クラスしかなかったのに、中学にいくと9つのクラスにわかれることになる。毎日顔を合わせていた友達と違うクラスになるなんて、信じられなかった。好奇心もあったけれど、どこかに「こわい」は潜んでいた。いまだから正直にいうと、好きな子とクラスが離ればなれになってしまうことがとってもいやで、眠る前、毎日神様にお願いをしていたっけ(それで、同じクラスになれた時には、神様ありがとう!とこころの中でガッツポーズした)。

暗い階段をひとりでのぼることとか、お墓のとなりの道を自転車で帰ることとか。小さい頃こわいと思っていたことのたいていは、今は克服しているように思う。でも、案外、いまでもあんまり変わっていないところもあるのかもしれない。たとえば、「ひとみしり」のところとか。

性格は不思議。じっと観察していると、誰にでも自分と似ているところがみつかるような気がする。かけらのような、ちいさな、共通点を持っているような気がする。そうは見えなくても、きっとそうだと思う。

おとなになると、「こわいもの」のことは、みんな上手に克服したり隠したリができるようになる。だから時々、そんな話をするのも、なつかしくていいかもしれないね。

ねえ、ちいさなとき、どんなことをこわいと思ってた?
タグ:校庭 思い出
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