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未成年[2013年04月05日(Fri)]
20130331.jpg

最初、「生きている人へ」というタイトルにしようと思っていたけれど、ひゅんと、違う言葉がよぎったので、そのよぎった方をタイトルにしました。

「未成年」

すっかり大人になってしまうと、あまり使わない言葉でしょう?なんとなく、自分ではない、ぼんやりとした対象をさすような・・・。

20130331.2.jpg

今日、たまたま、死を意識する病床から綴られた文章をふたつ、読む機会がありました。ひとつはおともだちのお父さんが、一時、危篤状態で病院に運ばれ、退院なさってから書いたもの。もうひとつは、脚本家の北川悦吏子さんの「のんちゃんのふとん」という、闘病日記・・・のようなもの(ちょっと違うけれど。病気を通じてみた日常・・・というか)。

死というものを前にすると、どうして人は、こんなに素直にいのちのことを言葉にできるのだろう・・・という、不思議な気持ちと、その人らしさというか、個性のようなものを感じながら。ふたつとも、そういう状況で書かれたものだけれど(とてもつらかったことと思うけれど)、どこか温かで、気持ちを穏やかにさせるものがありました。

不思議な・・・不思議な力です。

未成年という言葉を選んだのは、そういう、生きることの中にある不思議なボーダーライン(境界線の曖昧さみたいなもの)を、この言葉が孕んでいるからかもしれません。

初々しくて、社会の網に捕まえられず、するりと通り抜けてしまうような、あやういようなたくましさ。

身体が老いても、心が時に馴染んでも、どういうわけかいつも「わからないまま」の自分を抱えていきていく。

そういう特徴を持って、私たちは「人間」を生きているのかもしれません。

写真は、神戸の「布引きの滝」で写したものです。
【こころと身体の最新記事】
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