その先の風景。[2013年01月14日(Mon)]

「雪がみたいなあ〜」ってひとりごとを言っていたら、雪降る休日が舞い降りた!
ということで、こころふわふわの雪景色を眺めながら書き物などをしています。うれしかったので、思わず雪うさぎをつくって写真に収めました。お正月のために買った千両がちょうどよくて。かわいいうさぎになりました(こういう時、いびつさはかわいさです)。
雪が恋しくて、昨日ちょうど、雪のことについて触れた文章を読んでいました。そこに記されていた、雪の結晶、六華のこと。結晶により雪は空気を閉じ込め、そこにはたくさん栄養もあって、雪解け水はだから、植物たちが元気に育つ上でもとても貴重な存在なのだそうです。
六華のあの形は、雪の持つ、周囲の音を吸収する力にも関係しているみたい。静けさをもたらす存在なのですね。
私は、自分の会社の名前を「雪」と「風」からとっていて、ロゴのデザインは六華をイメージしているので、その意味でもすごく嬉しい発見でした。
静けさをもたらす。その、平和に通じる感じ。
昨日図書館から「シェヘラザード」のCDを借りてきました。千夜一夜物語の語り部。妻をめとっては翌朝には殺すという王様に自ら嫁いで、物語の力でその殺戮を泊めさせた知恵と勇気の女神(ちょっと、パラスアテナみたいですね)。
最近は、温かな食卓こそ平和を育む力の場所だととても強く感じていて、今年はそういう場所を、たくさん作っていきたいと考えています。
首都圏に生活する人たちが復興に関わり続けるために、持っているものを分かち合い・育みあう場所「つながるカフェ」
生物多様性をテーマに、暮らしを愛で慈しむことから未来を考える「せいぶつ多様性ねっと:ぐるぐるめぐるカフェ」
(秘密サロン@鎌倉なんてお話も、内緒でね)
雪のために大変な想いをしている人たちに、その身体と心を温める気持ちが雪と一緒に降り注ぎますように。
それから、成人式おめでとう。大切な記念日が、人生を照らす灯火となりますように。
そうそう。タイトルに「その先の風景」と書いたのには、特別な意味があります。「平和」は願っていると向こう側の風景。願いながらも、既にその先を生きていることを想像(創造)することが、大切。私は昨日から温かなダイニングづくりを具体的にイメージしていて、その具体性のことを、とても気にいっています。