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リオ+20その後:女性メジャーグループの動き[2012年11月11日(Sun)]
リオ+20の議論を受けて、今後のフォローアップに関する意見交換がメーリングリスト等で行われています。現在注目されているのはSDGs(持続可能な開発目標)の策定に関するもの。

女性メジャーグループのメーリングリストでは以下のような意見が交わされています。

・ジェンダー平等と女性の権利とエンパワメントは新たなゴールに関するいかなる議論においても基礎となるべき
・MDGs(ミレニアム開発目標)からの教訓を活かし、ジェンダーや環境を無視することに陥りかねない単純な一律のアプローチは避けるべきである。統合された、変革力のある、権利に基づくアジェンダが必要である
・ジェンダー主流化は重要だが、汚れた流れの中で主流化したいのではない。真の持続可能な開発のために開発課題を再定義する必要がある
・ポスト2015の枠組みは女性の権利や先住民族の権利を含む人権全般に配慮したものであるべき。外部投資の負の影響を被りやすいのは女性。これは企業のアカウンタビリティにも関連する問題
・男と女、過去と将来世代、都市と田舎、富めるものと貧しいもの間の負荷の均衡分担が必要

上記提言は抽象度が高いですが、女性の権利、人権が中心におかれるべき、というのが全体的なトーンとなっています。

さて、これらを受けて、女性グループとしての意見に盛り込む内容を共有するタイミング。項目毎にどういう提案を行うべきか、担当者があてられ、メールベースで意見を調整していくようです。

さて、私が関心のある持続可能な開発のための政策議論に、女性の声をもっと反映させるべき、ということに関連して、文字通り「女性が声をあげる現場」の情報をみつけたので、ここに紹介しておきます。

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インドのクダンクラム原発に市民が反対しているという記事
http://jp.globalvoicesonline.org/2012/11/08/17574/ (日本語訳)

クダンクラムでの、女性たちの反対運動
http://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/2012/09/14/video-women-power-vs-nuclear-power-in-kudankulam/
http://www.youtube.com/watch?v=Po6ydkydP7c&feature=player_embedded(映像)

(生物多様性条約COP11(10月)では坂田昌子さんが、福島第一原発について話をして欲しいとインドの市民活動家の集会に招かれました)
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原発に関しては、リオ+20でも女性グループが積極的に意見を発していました。今後もそういった姿勢を保ち続けるよう関わリ続けることが大事だと考えます。


リオ+20関連記事:
「女性グループの活動とメディア報道」
https://blog.canpan.info/yukikazet/archive/19
女性メジャーグループのポジションとリオ+20の成果
https://blog.canpan.info/yukikazet/archive/29
この記事のURL
https://blog.canpan.info/yukikazet/archive/139
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