近くて遠い(でも遠くない)故郷のことを、ほんの少しでも記録に残しておこうと考えました。ということで、「宇都宮」というカテゴリーを追加。故郷への気持ちがやさぐれていた時、私にはキラキラとした何かが必要で、故郷には決してないようなお店でたくさんの贅沢をしても、心はどこかカサカサしていて、いい匂いのするクリームのようなものを常に必要としていました。故郷が大げさすぎずに大切な場所としてある今。気持ちには乾きと潤いの両方があり、その両方の巡りと、とまらない時間、それから「どうしても変えることのできない情景」のようなものが、秋の心に彩りを添えてくれています。