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歴史ウォーク「石州街道と山口のまちを歩く」 2019年06月06日(Thu)

2019年06月06日

歴史ウォーク「石州街道と山口のまちを歩く」


令和最初の歴史ウォークかわいいが、6月1日(土)の午前中行われました。

平成25年度から始まり、今回で8回目を迎えるこの歴史ウォーク、
聞くところによると、始まってから1度も雨天で中止になったことがないそうです。
これも、晴れ女のI事務局長とY事務局員さんのお天気パワー晴れのおかげでしょうか。
20名近くの地区の皆様にご参加いただき、今年も青空の下のウォーキングとなりました。

道案内人は松前了嗣氏・・・もとい!種田山頭火さんわーい(嬉しい顔)です。
山頭火さん3.jpg
写真、ちょっと雰囲気出して白黒にしてみました。
炎天下の中、着物姿で案内してくださいましたよぴかぴか(新しい)

今回のコースは、石州街道を湯田から白石に歩き、その周辺のお寺や公園を散策しました。

◆井上公園◆
井上馨の生家跡に作られた公園です。
文久3(1863)年に起きた「8月18日の政変」で都落ちした三条実美らも滞在した場所で、現在、その宿舎となった「何遠亭(かえんてい)」を再現した建物があります。

山頭火さん.jpg
三条実美ら7人の公卿の忠誠を偲ぶ「七卿の碑」の前にて

ここで、ちょっと宣伝ですが、
湯田の歴史発掘事業として、七卿のリーダー格「三条実美さん」の講演会をこの夏予定しています。是非みなさん、お越しください。
開催の詳細は、最後に記載させていただきます。


@井上公園 IMG_2851.JPG @井上公園 IMG_2854-3.jpg
井上馨の銅像前では紫陽花がとてもきれいに咲いていました。
もうすぐ、梅雨雨の季節ですね。

@徒歩中 KIMG2808[2].JPG
石州街道を白石に向けて歩く様子。

◆龍泉寺◆
A龍泉寺 IMG_2872.JPG
幕末、都落ちした七卿のうち、東久世通禧、四条隆謌が滞在したことがあるそうです。
山頭火さんも、このお寺のお隣に下宿されていたことがあったとか。

◆袖解橋◆
B袖解橋IMG_2882.JPG B袖解橋 IMG_1880-2.jpg
元治元(1864)年9月25日、井上馨が帰宅中の夜道に、この袖解橋付近で襲撃されたそうです。

B井上馨遭難の地 IMG_1883.JPG
袖解橋の碑の近くに「井上馨侯遭難の地」の碑もあります。

◆圓龍寺◆
D円龍寺 KIMG2810[1].JPG
大内氏の時代からあるお寺だそうです。
大きな門です。江戸時代、山口のお寺の中では一番大きなお寺だったそうですよ。

ここからは、白石地区に入ります。

◆長寿寺◆
E長寿寺IMG_2896.JPG
ここも大内氏の時代からあるお寺で、幕末は、井上馨率いる鴻城軍の駐屯にもなったそうです。
このお寺の奥には広い墓地があり、初代山口県令・中野梧一と、その妻・関子の墓や坪井信友の墓がありました。
D長寿寺 IMG_2898.JPG
門に可愛いハート♡のマーク発見。

◆阿部橋◆
道場門前と西門前をつなぐ安部橋。この安部橋の側に山口の旧家安部家があったそうです。
安部家は、江戸時代富豪をもって知られ、江戸時代の本陣として、毛利藩主一族の宿所にも使用されていたそうです。

Fあべ橋 IMG_2902-2.jpg
この阿部橋の近くに「亀山御銅像本道」と示された道標があります。
明治33年に建てられたそうです。
銅像がある亀山公園は、このウォーキングの最終目的地です。

コープここと道場門前店の店舗裏にひっそりと沈流亭跡の碑が建てられています。
Fあべ橋 KIMG2816[2].JPG
        沈流亭跡

幕末薩長連合を推進するために、慶応3年(1867)9月薩摩藩の重臣小松帯刀、西郷隆盛らが続々と山口にやってきました。
当時ここ安部半助方の枕流亭の2階で会見したそうです。
盟約がなって、幕府を倒す連合討幕軍の結成を誓ったとか。。。

◆高杉晋作父子邸跡◆
阿部橋から北に上り、普賢寺に行く手前、小高い丘があります。
このあたり茶臼山というようです。このあたりに、高杉晋作が土地を購入し家を建てたのではないかと松前山頭火さんが話されていました。

今は閑静な住宅地です。
もう、どこに家があったかはわかりませんが、この辺りかねぇ。
緑滴る丘陵地が続いていたのでしょうか。。。

G高杉晋作父子邸 KIMG2818[1].JPG

◆普門寺◆
大内弘直(大内氏23代当主弘幸の弟)によって菩提寺として創建されたそうです。
幕末、大村益次郎がここ普門寺の観音堂を宿舎にしたとのこと。
H普門寺 IMG_2914.JPG H普門寺 KIMG2819[1].JPG
境内にある観音堂と鐘の前では、松前山頭火さんと参加者の皆さんとの記念撮影会が和やかに行われていましたよるんるん

◆亀山公園◆
最後に、亀山公園🌲に上がりました。
松前講師の話では、亀山公園は、毛利秀元が築城をしようとしていた長山城跡らしいです。
近くにある池も、その時のお堀の名残だそうです。

関ヶ原の戦いで、西軍が敗れたため、築城がストップしたんだとか・・・

今まで何気なく見ていた池にも、そんな歴史があったとは。
かの有名な関ヶ原の戦いが、こんな西の端まで影響していたんですね。

そして、山頂には以前、銅像がたくさん建っていました。

明治33年に、毛利敬親公の銅像の他に岩国藩主吉川経幹、徳山藩主毛利元蕃、清末藩主毛利元純、長府藩主毛利元周の4支藩主の銅像が建てられたそうです。
その後、毛利元徳公の銅像も建てられたとか。
大きな銅像が6基も山の上に立っていたということですね。

そういえば、清末藩主の毛利元純さん、昨年秋に行った、バス&ハイクでも、四境戦争の際、石州口の総督として名前が出てきましたよね。

昨年の整備で、亀山公園山頂も今は、周辺の木々が伐採され芝生が広がり、山口市の街が360度見渡せる見晴らしの良い公園となっています。
KIMG2834[1].JPG

KIMG2829[3].JPG

今回も、普段は通り過ごしてしまいそうな史跡をたくさん訪ねました。
幕末・明治維新の痕跡は、今もあちらこちらに残っています。
松前山頭火さんのお話を聞きながらの楽しい朝の散歩となりました。
講師の松前山頭火さん、ウォーキング指導員の幸坂さん、そして、参加してくださいました皆さん、本当にありがとうございました。

前でも若干触れましたが、この夏、歴史講演会も企画しております。
是非皆さんのご参加お待ちしております。

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湯田の歴史発掘
「七卿のリーダー格 三条実美」
日時 8月3日(土)10時〜
場所 湯田地域交流センター2階 なんでも研修室
講師 松前了嗣氏(防長史談会山口県本部山口支部支部長)
参加費 無料
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posted by 中川 at 11:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報告